昨年8月の話題を今頃書く、「亮月研1《「版」の誘惑展・見学会》とFeZnコレクション」について事後メモ。

なんと、2008年8月23日[土]に関するエントリ。書いてるのは2009年01月……

FeZn/Bookmark : 似顔イラストの衝撃。常用漢字探求からの脱線、亮月研1《「版」の誘惑展・見学会》とFeZnコレクション
http://fezn.exblog.jp/9195567/


……というエントリで予告した、「亮月研1《「版」の誘惑展・見学会》とFeZnコレクション」について、いちおう僕としてもメモをまとめておきます。

亮月研
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/rk/


……と思ったのですが、下記URLリンク先、亮月さんのところの写真入り記事とか、他にもお二方が書かれているエントリで十二分に充足しているので、僕が書くことは無いような気がしてきました。
亮月研1・「版」の誘惑展見学会
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/rk/rk01.html

亮月研「版」の誘惑展 見学会 - はてなの茶碗
http://d.hatena.ne.jp/funaki_naoto/20080823#p1

亮月研・「版」の誘惑展見学会に行ってきた - しろもじメモランダム
http://d.hatena.ne.jp/mashabow/20080903/1220465787


まあそれでも、僕もいちおう記憶再現して書くこととします。


当日、電車に乗り間違えて(何年この街に住んでるんだ!?)時間ギリギリというか僕の時計でも60秒ほど遅刻して到着した鉄と亜鉛(←ダメじゃん)。小雨の中を走ったワケですが、到着してみれば顔ぶれは「予想外の範囲内」プラス「予想外の方」。

僕が声を掛けた岐阜の某社とか京都の某社の方もいらっしゃいましたし、あと「時間が合わないのでさすがに無理」だったハズの方とか。
あと、予告どおり「しろもじメモランダム(http://d.hatena.ne.jp/mashabow/)」の mashabow さんも登場。遠いところを……(いや、本当は別の意味で近いんですが。)
遠いと言えば「http://d.hatena.ne.jp/funaki_naoto/」の funaki_naoto さんとか、あと後述。

先導役の「文字の旅人(http://typojourney.blog81.fc2.com/)」NORIさんから、人数分の「web画面による割引券プリントアウト」を受領して、受付へ。……そうか、こんな便利な割引券があったとは知りませんでした。(その後、個人的に別の用事で出かけたときには使ってみました。)手回しの良さというか配慮に吃驚。

なにやら撮影許可証の腕章と思しきものを装備した亮月さんがパシャパシャと撮影する中、あれこれと「版」による美術品を見て回ります。
赤瀬川原平による『復讐の形態学(殺す前に相手をよく見る)』は、なぜか僕にとって2度目か3度目の遭遇。
参考→■貨幣と美術 http://www.geocities.jp/wxxrx507/moneyart.html
最初は森美術館で見たように記憶しています。

NORIさんによる事前視察では「意外と早く回れてしまう」とのことで余剰企画を準備したワケですが、やっぱり多人数で行くと、意外と話題や着眼点が異なりますゆえに立ち止まる場所も多く、予想外に時間がかかったりもしました。
美大から借りてきたシルクスクリーンの印刷機等もあり、メカニズム大好きなFeZnとしてもワクワクモノ、でした。
……あ、artも大好きですよ! 一応。(←いちおう……?)



続いて、大須「Little HONGKONG」に移動後、僕の活版アイテムズのプチ展覧会。
一部は、この日もご参加いだいた京都はS社のNさんからいただいたモノも混ざっていたりしまして。
「ステッキ」「罫切り鋏」「紙型」など、Wikipediaに未掲載のモノも多数。……いや、巧く撮影できないんですよ。僕の手持ち機材&スキルでは。(ということにしておく)
自費で購入したモノとか、中部地方の某印刷会社様から戴いたモノとか、某組版業の個人事業主の方から戴いたモノとか、諸々あります。しかし自費購入というと、例の、古書日月堂さん主催の「印刷解体」にて購入したものが殆どなので、「これだけの分量だと、かなりコストかかってるんじゃないですか?」と見抜かれたりしました。うーん、確かにこれだけ買うなら、きっと活字屋さんで買ったほうが早いんですよね。当時はそこまで考える余裕とか無かったワケですが。はい。

参考↓
古書日月堂
http://www.nichigetu-do.com/

印刷解体 Vol.3 LAST!
http://www.nichigetu-do.com/navi/event/2006/depub_03/


色校紙を入れる為の細長く巨大な箱二つを、「前日に、あらかじめ搬入」&「後日、搬出」という形をとりました。
中身はみっしり鉛合金だの、校正紙だのが詰まっています。そりゃあ重いのなんのって……。
しかも、中身が多かったのと、予想したより時間が押していたので、少々駆け足になってはしまいました。
見方を変えると「じっくり飲み食いしながら」というわけにいかなかった、とも言えるわけですが。

後になって京都S社のNさんから、メールをいただきました。
「活版アイテムズを語るFeZnさんは凄くニコニコして嬉しそうで」(大意)
……「そうかなー」と思いつつ添付の写真を開いてみると、確かに笑顔ですわさ。あははははは。
まあ僕の場合、以前にも書いたことがありますが、文字趣味の過半が「実用性」よりも「博物館的好奇心」ですので……。
ちなみに当日は、そのS社Nさんのカバンからも、「溶接(?)して繋いである、鉛版」が出てきて、それを手にとって見せて頂くことができました。たぶん印刷直前とか、増刷時の訂正なんかは、こうやって「鉛板を切り貼りする」んですね……。吃驚もしましたし、「昔は修正が大変だった」というのはこういう部分にも及ぶと知って、深く感じ入りもしました。


その後、「大須二丁目酒場」に移動して、二次会(三次会?)。
狩野宏樹さんのカバンからは、例によって厚さ数センチの本が出てきます。この方のカバンはどうなってるんでしょう。
(花園大学での「常用漢字」eventの際も、「これでもか、これでもか」というぐらい資料が出てきましたし。)
※そういえば博物館入り口での遭遇直後、だったと思いますが、氏からは「独演会とか(http://fezn.exblog.jp/9195567/)書いてありましたけど、さすがに今日は(体調とかのため)無理ですからー」となむ伺いましたが、結局かなり喋ってみえたような気がします。

「大須二丁目酒場」は“2時間飲み放題コース”の中で、壁に瓶ディスペンサーで多数設置された焼酎類がセルフサービスで飲み放題、という粋なお店でした。仕事場の近くに支店が出来たので、最近(2009年01月)行ってみましたが、こちらもナイスな感じ。昭和前半風の内装で、本物……かレプリカか判りませんが「ホーロー看板」のたぐいが多数、店内に設置されていました。

そのあとさらに移動して飲んだり(四次会or二次会と称すべきもの)しまして、印刷&文字漬けで脳味噌パンクしそうな一日でした。
(今回「ちょっと参加無理かなー」「あー、行けばよかった」って思っている方は、次回は是非!)

そういえば、2月に国語研究所にて開催されるイベントで、狩野宏樹氏のお話が聞ける模様です。
独立行政法人 国立国語研究所
http://www.kokken.go.jp/

まだ「催し物」ページ(http://www.kokken.go.jp/event/)には予定がupされていないようです。
(それとも見ているサイトが違う場所??)



さてさて、というわけで、残った宿題エントリは
・2007年04月のアレ(写植機訪問)→http://fezn.exblog.jp/7981078/で完了、ですかね。
・2007年09月のアレ(ミニ座談会)
・2007年12月のアレ(カタログ閲覧会)→亮月製作所の http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/report_etsuran.html で……
・2008年02月のアレ(もじもじカフェ「中華書体事情」)→mashabowさんのレポートhttp://d.hatena.ne.jp/mashabow/20080203/1202057569があるからいいか。(←マテ)
・2008年05月11日のアレ(鋳造体験)
・2008年05月14日のアレ(works014さんのオフィス訪問)
・2008年05月24日のアレ(gggとか)
・2008年07月のアレ(「文字 ―(新)常用漢字を問う―」)←簡易レポ済み
・2008年09月のアレ(朗文堂 孫明遠氏 新宿私塾特別公開講座)

……まあ、数行ずつ、ほかのエントリで記述したからOKですよね? よね?(汗)
(実際問題、昨年1月に途中まで書いた原稿TXTファイルがあったハズなのですが、それが行方不明なのです。むぅ。)
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by fezn | 2009-01-12 23:34


メディアの海の片隅で、ぷかぷかと漂っているクラゲ。文字とか組版とか、勉強中。


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