kosho.or.jpがリニューアルし、それに関連して某書籍の復刻に一喜一憂(表裏一体)する話

2009年1月、「日本の古本屋」サイト(http://www.kosho.or.jp/)がリニューアルしたようです。

■日本の古本屋:サーチヘルプ
http://www.kosho.ne.jp/sysinfo/info090113.htm

> リニューアル第一弾としてトップ画面のデザインを変更いたしました。
> トップ画面の窓からは「書名」および「著者」で検索できます。
> 絞り込むためには検索語句を増やすか、詳細画面をお使いください。
> 詳細画面はログインしなくともご利用いただけます。
> 今後さらに使いやすく、画面、機能を変更して行く予定です。
> その都度、こちらでお知らせいたしますので、ご参照ください。


時折、このサイト経由で検索して、今は手に入らない絶版本を漁らせてもらっています。
……中には高すぎて手が出ず、図書館で見るだけ、という場合もありますが……

元を辿れば、ある本を探していて偶然、このサイトに行き着いたのでした。
「検索結果」がwebクローラに引っかかっていたのは、なんらかの特定の条件下にあったのではないかと思うのですが(アフィリエイタがwikipediaの記事を使って生成した自動ページから、自動リンク生成されていた、とか?)、いまだもって真相は不明。
まあ当該書籍(絵葉書集)は無事にgetできましたので、それについては僕の中では解決しましたし、このサイトには感謝のコトバしかありません。

それがさらに便利になるというのですから、これはもう福音。

そういば、発行直後に版元が行き詰まって絶版となった『X51.ORG THE ODYSSEY』は、最近突然(というわけでもないかもしれませんが)新装版が別の出版社から出ましたね。この本も絶版本を「日本の古本屋」経由で発見して入手したのですが、運良く(あるいは運悪く)無事に新装版が発行されてしまいました。(←語調からいって残念そう。)

まあ、あまねく「欲する人のところに本が届く」のは良いことです。
オークションで初期単行本が高騰し、一般ファンに手が届かない状況になってたりしまして、著者によってはそれを憂いて「復刊」に弾みがつくこともあるようですし。
(まあこれは、先日読んだ左田野渉『復刊ドットコム奮戦記 マニアの熱意がつくる新しいネットビジネス』の受け売り。話はズレるけれど、この本、表紙絵が藤子(A)先生だって時点でちょっと驚き。)


要するに、鉄と亜鉛は半年かけて駆け回って探した本が(まだ半分も読んでない状態で)復刻されて新装版で安価に書店に並んでいて、嬉しかったり悔しかったりしたわけですよ。はい。
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# by fezn | 2009-01-27 23:57 | Bookmark

「世田谷で見かけた書体」展

さてさて、続きましては1/18[日]の、「『世田谷で見かけた書体』展」&トークショー。
午前~昼に出かけた岡本太郎記念館の見学記もあるんですが、それは後日ということで……
当日、現場でメモした内容をテキスト起こししたものがメインで、まあ、走り書きメモの範疇を出ません。うぅむ……
やっぱり根本的には疲れてるんですなぁ鉄と亜鉛の人は。いや、語ってると愉しですし元気なんですけどね。
長文がつらつらと綴りづらいってのは、どっかまだ本調子じゃないってことで。
(それでも業務負荷減ったりしたおかげで恢復中だし、まして「テキストエディタ専用機(?)」のおかげもあって、つらつら書ける調子も戻って来つつあるワケでして。無意識的に疑似韻文つづれるぐらいにまで、あと暫くかなー、なんてことを考えたりします。)

SHOTYPE.com_Japanese ? Blog Archive ? 「世田谷で見かけた書体」展とトークイベント
http://www.shotype.com/jp/blog/archives/2009/01/18-shotype-235904

上記エントリのほうが、文章としてまとまっていますので、そちらをご覧くださいましー。
当方は単なるメモ集成です。はい。



2009/01/18
★★世田谷で見かけた書体展
(http://www.setagaya-ac.or.jp/ldc/modules/events/event_detail.php?id=208)


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★写真パネル展示
 カテゴリ分け「看板」「商店街」「公共」「鉄道」
商店街では、目立つ書体が多い。
「じゃんけんU」、
「ロゴライン+ゴナ」、
「JTCウインZ10」、
「DFP金文体」 など
「波」+「エアー」の用例……美容室。
「艶」
「行書101」……遊歩道(後述参照)

※公共の施設には、明朝体・ゴシック体・丸ゴシック体などの、装飾性の低いものが選ばれる。
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★実物展示
「世田谷区の道界」「自転車整理員のユニフォーム」「駐輪禁止の表示板(看板)」「消火器ボックス」「搬送用カートン(?)」
###道界の実物には吃驚。

消火器ボックス
ステンシルの文字。時期によって、字形が異なったりする。
(→別記メモを参照)

★書体検定
 展示を見ていれば答えられる問題と、そうでない問題がある。
 ……自分は10問中6問正解。
 前半は前提知識があったり、展示を見ていればOKだが……後半は世田谷区に超絶詳しい人でもなければ答えられないんじゃなかろうか?

※とどろき駅
 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓ので、古い丸ゴシック体が残っている。
(↑書体検定の正解を示してしまうので、ここでは伏せておく)

★図書コーナー
※書体集や、竹下氏の載っている本(雑誌)とか。必要なページに付箋が貼ってある。
※壁面に、(大判で展示しきれなかった)写真を展示。

桑山弥三郎のdesign書体の本
『オリジナル書体集2』エアー、スズラン、ワンライン、ケルン
『オリジナル書体集4』波
『モリサワ写真植字統一見本帳Vol.84』→行書101とか。

↑僕が気になった本。




2009/01/18 15:00~

★★世田谷で見かけた書体展
キャロットタワー5F、セミナールーム
2部構成

・展示解説
・???
・質疑応答

おみやげ「世田谷区の『道界』をdesignしたチロルチョコ」
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竹下氏
2006年の1年間、blog「街で見かけた書体」

★ブログをやっていた理由
書体をデザインするに際して、いろいろな本とかを参考にしていた。→その延長として、町中を歩いているときも看板とかが気になる(職業病)

→生活工房の長谷川さんがコンタクトをとった。

(長谷川さんの側は、書体関連で展示をしたかった。→webで竹下さんのBlogを発見してコンタクトをとった。)
昨年7月にオファー。
写真を撮り始めたのが8月。
本格的に撮り始める前に事前調査(フィールドワーク)。夏バテになりながら……
→最初は長谷川さんと一緒に。途中から竹下氏本人だけ。

本人の、当時のメールを出しながら経緯を説明。
※放置自転車の
※ロゴにひかれて入った鮎ラーメンを発見。嗅覚……
※消火器が多い。理由は?
※消火器ボックスのステンシル表示。他の区ではあまりみかけない気がする。なぜ?


※竹下氏は世田谷に縁がない(東京都民ですらない)
→世田谷区の商店街のマップを長谷川さん提供。
 →ボロボロになるまで使用。全域を回るために8月
プロジェックタで、
展示し切れなかった書体写真etc.(書体以外のPHOTOも。)を出していきたい。



★★★第一部「展示解説」
展示しきれなかった写真も含めて。

3Fの展示……カテゴリごとに分けて紹介。
看板、公共、鉄道 など。

雑誌に載せたときも、同様にカテゴリ分けはしていたが、誌面は「どうやっても、狭い」
→壁面+立体、の、「空間を使った展示」を試行。

当初は立体は想定外だったが、長谷川さんが「現物を、借りてきた」とのこと。
→それらが書体の使い方として「美しい」かどうかは別問題。(むしろ「綺麗でない」→「それがいいい」)

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カテゴリ「看板」
個性的な看板が多い。

e.g.
「香蔵珈琲」※「香蔵」は「かぐら」
「絵梨加」スーシャ…70年代後半

病院……「最近は、ポップな書体の看板が増えている気がする。」昔はゴシックが多かったように思う。→気軽に入れるようなイメージの醸成?
ものによっては、ギガ丸Jr.とか。



★★カテゴリ「商店街」

★祖師谷
ウルトラの街、祖師谷の「Z10」は、ポスターでしか使ってない。「もったいない」
★明大前
★柳小路…金文



★★カテゴリ「公共」
ゴシック体、丸ゴシック体が多い。
明朝体は(それらに比べれば、比較的)少ない。

「まちづくり出張所」
看板はナールで統一している模様。看板を塗りなおしているが、塗りつぶす前は新ゴ
条例変更により、施設名称が変更に。
→看板も、統一感のあるものに変更。

「保存樹木」
丸ゴシック(ここでは石井丸ゴシック)
説明書き、などに多い。
ふつう気がつかない、気にとめない場所に多い。
「さりげなく、やわらかく提示する。」

★「震災時井戸水提供の家」という看板が、世田谷区内では、かなり見かける。(看板が古いので)



★★カテゴリ「道路」
★商店街の、足下の表示盤(モニュメント?)

★砧公園に続く遊歩道(イダカ道?)の、タイルに百人一首が。
→いろいろな書体が使用されている。
→blogでは行書体のみだが、ほかにもいろいろ。
・手書きの下手
・教科書体(?)
・すごく達筆な手書き



★★カテゴリ「鉄道」
小田急線ゴシック4550
京王線「ゴナ」
東急線「新ゴ」

※「ゴシック4550」…元々は営団地下鉄用
※「ゴナ」→最近は「新ゴ」に浸食されている。
※東急は、昔は、丸ゴシック体だった。(竹下氏の学生時代)

小田急…駅名表示だけでなく、「お知らせ」などにも使用されている。

「いけのうえ」駅
ホームの端と端にある、駅名表示が、それぞれ違う書体が使われている。ゴナと新ゴ

「とどろき」駅
東横線で、ここだけ丸ゴシックが残っている。
→理由は、3Fの展示の「クイズ」コーナーにて。

※「じゆうがおか」駅にも残っているが、世田谷区ではないのでパス。



カテゴリ「消火器」

基本:ゴナ
広域避難場所の表示の書体が違うのがおもしろい。(ステンシルで表示されている)→ステンシルの板を、数年ごとに作りなおしている、と思われる。

※他の区の消火器ボックスを撮影。
避難場所の表示は無し。

※ナールで全文プリントされている発見例は一つだけ。
※「避難場所は近くの公立小中学校です」という、杉並区方式。
冗談混じりに「世田谷区にあるまじき消火器」




★★★第二部「番外編」

★「自転車放置禁止表示の柵」
…やたらと柵だらけ。(世田谷区の特徴か?)
猫マーク入り。

自転車整員……大活躍中。

★「住居表示」
書体名が判別づらい。
世田谷区はグリーン
杉並区は朱色。
(隣接する区同士は、違う色にしてある模様。)(渋谷区は青)
世田谷にも、緑でないものもある。(青。→これが古いもの?)
赤い住居表示も→古い?(新しそうに見えるものも)
さらに新しいものは、明るいグリーン。
一番ふるい住居表示板……錆びていて、読みとりづらい。
新旧の表示板が、なぜか共存している例が多々ある。(古いのを外せば良いのに)

★「農業」
世田谷は存外、農地が多い。
農地、生産緑地の表示。ぶどう園など。
産地直売 ノボリとか。

★「ランチ」
※書体とは(あまり)関係ないが、楽しいもの。なので紹介。もろもろ。
→看板などの書体も交えつつ。

※和食、寿司屋などは、既存書体ではなく手書きのものが多い。
※「アレを食べよう」と決めて出かけることは殆どなし。(例外は1回だけ。ラーメン屋さん。)ふらっと入って食べる探訪


★「ロゴタイプ」
様々に意匠をこらしている
※「気流舎」…某、有名な人がデザインしたとの由。(九州のほうの人)

★「ちょっとつっこませてください」
※おそらく、「つっこまれること前提」と思われる。
「ア歯科」とか。

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というわけで、終了。
当日はトークイベント会場に入る際に、「知っている人はおらんかなー。絶対居るよなー。この人数でこのテーマなら」と、周囲を見回してみると…… n-yujiさんを発見(http://d.hatena.ne.jp/n-yuji/20090118#p1)こういう遭遇としては2度目。近くに陣取って聴講することに。
で、終了後に今度はmashabowさんから声をかけられました。(http://d.hatena.ne.jp/mashabow/20090119/1232384167)……で、この日は3人で喫茶店へGo。例によって例のごとく文字とかその周辺の「人」についての談義だったりしまして、なかなかに濃密かつ長時間、語り倒したりしました。


関係者の皆様、濃密な時間をありがとうございました。
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# by fezn | 2009-01-22 23:56

文字・書体・組版・印刷・デザインetc. イベントカレンダーを公開しました。

Googleカレンダー上にて、FeZn責任編集(?)の「文字・印刷関連イベント」カレンダーを公開モードにしました。
どうぞご利用ください。

http://www.google.com/calendar/embed?src=kbruounqtcet7jmc1r4rqajlrg%40group.calendar.google.com&ctz=Asia/Tokyo
※カレンダー ID: kbruounqtcet7jmc1r4rqajlrg@group.calendar.google.com

↑上記は冗長なので、かんたんリンクを用意しました。

http://calendar.fezn.com/

対象地区は「東京・名古屋・大阪」をメインに考えています。
このカレンダーに未掲載で、面白いイベント・展覧会等がありましたらお知らせ頂ければ幸いです。

Googleカレンダーの良いところは、「自分用のイベント管理カレンダーとして使用しつつ、共有」していくのが容易……という点が挙げられます。まあ、ほかのwebカレンダーサービスでも同様のことは出来るのでしょうけれど……僕にとっては、メインのメールアドレスの一つがGmailで、自分にとってはGoogleアカウントでそのまま使えるというメリットがありますので。(ログインするサービスが増えるのは、ちょっと困りもの)

自分がweb巡回したりして発見したイベントを、積極的に登録していく……予定ですが、あまりに増えすぎても困るのかなぁ、と思案中です。

ちなみに、同様の試みを既に、例の武道のほうでも試行中です。
各道場から入ってきた、「稽古予定日」を、自分の予定管理をすると同時に「発表用画面」が作れる、という大きな利点は、同様ですね。
……まあ、こちらは競技人口の少なさゆえに、利用している人のほうも少ないんですが……

唐突にこのようなアクションに出たわけではなく、上述のように「武道のほうでは既に実施していた」ことと、某blogを拝見していて「あぁ、横のつながりを作っていきたいなぁ。そのための前段階の種まきの事前耕作(←工作の誤字ではない)として、共有カレンダーの公開とか、どうだろー」と、ふと思ったこととか、「今回(1/17-18)のように、唐突に上京可能になったときとかに、あらかじめ充実したイベントカレンダーがあったら便利だなぁ」とか、まあ色々でして。

従来は「はてなブックマーク」の個人ページで[event][2009.02]とかのタグで絞り込んで、先にclipしておいたページを絞り込んで表示させて、大まかな旅程を組んでいたわけです。しかし、上述のように「どうせなら、いつも日程管理に使っているカレンダーに表示させれば、《時間が出来たから、動こう》ではなく《再来週の末には無理してでも時間を作ろう》という思考順序ができるようにしよう」という考えもあるわけでして。

あ。もちろん途中で書いたような「世のため人のため」も、建前ばかりじゃあないですよ。はい。
そうして生まれる(かもしれない)横の紐帯、あるいは(今度書く予定ですが)人と人の出会う瞬間に立ち会うことが、僕にとっては相当に「面白いこと」なのだと、昨今とみに思うからなのでもあります。
 
 
……いささかならず散漫ですが、まあそんな感じのことでして。

※ちなみにこのエントリ、upしているのは1/22ですが、中に書かれているようにイベントカレンダーを公開したのは実際1/21[水]です。



(2009.01.24.追記)
情報ソースは、各種メルマガなどのほか、下記サイトであることが比較的多いです。
http://artscape.jp/exhibition/schedule/index.html
や、
http://www.moji.gr.jp/
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# by fezn | 2009-01-21 23:41 | Wandering

竹村真一『明朝体の歴史』感想(その1)

さて、昨年末から竹村真一『明朝体の歴史』(思文閣出版、昭和61年7月刊)を読んでいます。いろいろな本と並行しつつ。

印刷そのものの歴史、書そのものの歴史から入っていってます。
でも、「我々が目にするようになった、この明朝体というモノ」について語るには、そこまで遡って語らねばならんのですね。

現時点、読破率は……まだ4分の1ぐらい。

ほかにも読むべき本とか諸々あったりする件とか、はい、いろいろありますが。
あと、先週(の、1/14[水])ぐらいになってようやく脳味噌が整理ついてきて、「あ。あの案件どうしよう」と気づいたりしたこととか、諸々ありまして。
なんだかなぁ、と思う次第です。(いや、自分に対して。)

脳と身体の大波小波のうち、細かい波は自分にとっても認識しやすいですが、大きな波ってのは存外認識しづらいもので、最近になってようやく「あー。これまで僕ぁ疲れてたのね」と気づいたりしまして。


……あれ?

…………なんか先週、この話は既に書いたような気がしてきました。(←ぜんぜん脳味噌恢復してないじゃん。)



さて、明朝体の歴史に関する各種記述について。

以前から、webやら紙の本やらで、明朝体の歴史に関しては相矛盾する……と言えそうな言説がアチコチにあることを感じています。
僕が仕事として編集したうちの初期の本では、コラムの中でこんなことが書いてあります。(直接書いたのは別の人だが、文章は若干いじった。今回は直接の引用ではなく一種の“記憶スケッチ”)
いわく、「明朝体は元々、中国の僧侶が、平らな筆で書いた」
一方、僕自身の「FeZn/Bookmark(http://fezn.exblog.jp)」におけるエントリでも言及したと思うけれども、こんな意見だってある。
「明朝体はヨーロッパ人が作った書体だからか、中国人は明朝体が嫌い」
http://fezn.exblog.jp/2204525/

この矛盾。
いや、これらは実のところ、厳密に各意見の本体を確認していくと、それらの示すところは実は矛盾なく一体としてまとめることができる。……ということを、最近ようやく自分の中でまとまりがついてきた気がします。
まあそれについては孫先生の論文やら講演(……僕もレポート書かなきゃなあ)を参照していただくことにして、『明朝体の歴史』の読書感想文は……また後日に続くのでした。たぶん。

(ほかにもせねばならんことは山積みなんですが、まあ、手近なところor目の前にあるものから片づけていくということで……)
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# by fezn | 2009-01-20 23:28 | Books

凄い勢いでテキスト作成マシンを購う話

例によって書いた日付とupする日付に差があるんですが、これは1/17[土]と1/19[月]に亘る話なので、まあ「1/19付け」でuploadしてもおかしくないのかなぁ、などと思案する次第。

1/17[土]、上京したわけですが、「新幹線ひかり号orこだま号」専用のチケットを手にしていた鉄と亜鉛。予定より随分遅れて駅に到着、ちょうど当初予定の次の次ぐらいの「ひかり」が、通過した後でした。
すぐに「こだま」は来るものの、時刻表を見ると“数十分待って「ひかり」に乗ったほうが早く東京に着く”という事態が判明。

それでは、というわけで朝食&近傍の電機店へ。
勢いで、《あの商品》を買ってしまいましたよ。はい。あはははは……。
この日の僕は、「拡張漢字C & GlyphWiki勉強会」(http://fezn.exblog.jp/10234044/)に出かけるために、カバンの中にはWindowsXP搭載ノゥトPCが入っていたんですが……

何を買ったかは、写真参照。
開店直後に入っていって、数日前に下見した売り場へ。店員さんに在庫を確認して、購入して外に出るまで十分前後。
ポイントが非常に溜まっていたので、半額以下で購入。
うーん、確かに定価のままだったら、僕も購入しなかったかもしれません。
この価格は、あと少し積めばネットブックが買えてしまいますものね。
しかし「携帯性」「機動性」「迅速性」などにおいて、圧倒的に勝っているのです、専用機は!

(※画像※)
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……ここ数日分(まとめてupしてるのは1/22[木]ですが)は、おおむね、この機械で下書きor編集したものです。
17日の上京新幹線の中で開封して、その場で少々試行、事前に店頭で試していたこともあって、すぐに慣れました。
ユーザー辞書に、必須の語句をいくつか登録。「↑↓←→」とか、メールアドレスとか、特定の固有名詞とか。
あと、背景色設定は「白黒反転」にしました。ワープロ時代からの、僕の基本設定。
……いやしかし、これって(搭載しているタイプの液晶の性質から考えたら)ひょっとしたら電池の減りが早いんでしょうか?
今度実験してみますかね……

考えてみると(考えるまでもなく)この日は「ノートPCをカバンに入れた状態」で上京しましたので、「フルキーでテキスト文書作成」は、こちらでやればいいんですよね……。なんたる二重荷物。
しかしながら、このPomeraはシザーバッグに放り込めるのが利点。僕はカジュアルな格好のとき、文庫・新書を持ち歩く為のシザーバッグを装着している場合があります。超厚手の文庫本並の重量はありますが、実際ホントにまったくもって「ポケットの延長であるシザーバッグに、ポンと放り込める」という感覚は、何とも言い難いすばらしさです。
実際、博物館内で手書きメモに書いた文章を、電車での移動中にテキスト起こしする……などの場合には、緩衝ケースからノゥトPCを取り出して起動させる間に、用事は殆ど片づいてしまいますし。
親指一本(or二本)で入力する携帯電話も「書き始めるまでの早さ」は負けていませんが、打鍵/入力速度が全然違います。

数日つかってみて、「やっぱりweb接続機能、ほしいよなー」とか思う瞬間もありますが、「いや、切り捨てたからこそ、コレはすばらしいんだ」という思いのほうが上回ります。(逆に言えば、そういう強烈な心理的需要の無い人は、持たなくとも良い、と思います。はい。)
僕にとっては「ワードプロセッサ専用機が帰ってきた!」という感覚ですね。シャープの「書院」ユーザーでしたので。
※印刷と文字装飾機能を取り除いて、携帯型にした、ワープロ専用機。……という感覚です。文字装飾機能がなければ「ワープロ」ではなく「テキストエディタ専用機」と呼ぶべきなのかもしれませんが。

PDAの時代から、「Visor」にフルキーボードを付けていた鉄亜鉛ですので、「モノクロ液晶で構わない」わけですし、よりコンパクトに、無駄なく折りたためるフルキーボード端末! これはもう僕の琴線を揺らして止まないのでした。
また、いままで電源で苦労した経験から、「単4型乾電池×2で、20時間連続駆動」というスペックも最重要ポイントの一つです。

さて、このキングジム「ポメラ」。購入した「黒」は、「キングジム、デジタルメモ「ポメラ」の無償ソフトウェアアップデートを受付(http://japan.cnet.com/review/news/story/0,3800080055,20386820,00.htm)」のアップデートが施された「Ver.1.1.0」です。

キングジム DM10「ポメラ(Pomera)」プレミアムブラック
キングジム DM10「ポメラ(Pomera)」トワイライトオレンジ
キングジム DM10「ポメラ(Pomera)」パールホワイト

数年後、また世の中の条件&技術的条件が変わってきたら「カラー」で「web接続&ブラウザ搭載」のフルキーボード端末に乗り換えるかもしれませんが、いま現在の価格性能比から言って、僕にとっては「買い」といえたわけです。

地元に戻ったあと、1/19[月]には
  1. 某社宛の申込書の文面作成
  2. 某、武道の関連の会合の議事録メモ作成

……の2つの案件で活躍してくれました。
web接続が無いというのは、例1のように「来たメールを参照しながら書く」場合には長所であり短所でもあり。来たメールは、別画面の別マシンで参照すれば良いとも言えるので。
一方、「電子辞書を引きたい」「web検索したい」→&その結果を「copy&pasteしたい」……という場合には、まったく「帯に短し」状態になるので、これらの用途で使いたい場合にも避けたほうが良いでしょう。

とにもかくにも、ストイック。この仕様に惚れてしまった鉄亜鉛でした。はい。
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# by fezn | 2009-01-19 23:20 | Stationary

「拡張漢字CとGlyphWiki勉強会」に挑んでみた土曜日。

さてさて、1/18の日付でupするのは1/17[土]の出来事。実際にupしているのは1/22というこの矛盾。まあそんなことはさておき、「拡張漢字CとGlyphWiki講習会」に関するメモ(に過ぎないもの)を、ここにまとめておく次第。(まとまってない、というツッコミは受け付けます……)

※公開webで書いてはマズイものは削ったハズですが、なお問題ありましたらご教示ください。m(_ _)m
※あと、急いで打ったので、誤字や、文字規格関連の数値に間違いがあるかもしれません。
※それに、なにぶんこの分野は(「も」?)不勉強で、聞き取りきれなかったこと、意味を取り違えたこととかも多分あると思います。はい。

正確なことについては、mashabowさんが理解されていると思うので、下記をご参照あれかしー。

拡張漢字C & GlyphWiki勉強会と、「世田谷でみかけた書体」展関連トークイベントに行ってきた - しろもじメモランダム
http://d.hatena.ne.jp/mashabow/20090119/1232384167




さてさて、カメラ博物館(http://fezn.exblog.jp/10233754/)見学から移動してきた鉄と亜鉛。
神保町の駅で降りて徒歩数分、
事前に「Googleストリートビュー」で道順をしっかりチェックしておいたのですが、調べてあったのは「東からのルート」で、今回辿ったのは「西からのルート」でした。……意味無いじゃん。
それでも開始15分ほど前に会場に到着。「早すぎたかな?」と思って数分ほど時間をつぶしてから会場入り。
初めてお会いする方々もあれば、見知った顔も数名……。

今回は、このイベントのためにノゥトPCを担いで長距離移動する羽目になりまして、結構重い思い(←あ、韻ふんでる)をしました。翌日の「武道の稽古」がキャンセルになったので、まだ助かりました。それもあったとしたら「荷物に道着がプラスされて、ひどく重いことに」&「翌18日は電車での1時間移動で、かなりタイトなスケジュールに」なったからです。
基本的には、上京時には「せっかくなので」と、稽古日程と噛み合うところを探すのですが、いやしかし今回は上記二つの理由から、キャンセルになって良かったです。はい。



2009/01/17

拡張漢字CとGlyphWiki講習会
http://atnd.org/events/252


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↑写真のピンボケはわざとですよ。いやホントに。あと、変に色が変わってる場所も、塗りつぶしたりした結果ですから。いやウソじゃなくて。



★★★拡張漢字C & GlyphWiki勉強会★★★
★★「●●●●●●●●」(川幡氏)
↑演題を書き忘れたっていうオチが最初についてるンだ。これが。

★拡張漢字Cとは?
2008年12月1日制定
unicode
1993から順次増加していったが……
2000年に一気に爆発的増加
(今回もさらに4000文字、一気に増加)
 →だが今回の4000文字も、現在すでに70000字あるので、全体からすると微々たる増加。

統合漢字は「たぶん」74387字


異体字はどれくらい?
→だいたい3万字ぐらい。


拡張漢字Cのソースは?
東アジア各国の古代文献とか地名から新しい幹事を集めている。
(従来すでに、国別の文字コードからの蒐集は終わっている。拡張漢字B以降は辞書とか出版社外字)
今回の増加は中国&台湾が7割

★日本の出典
拡張BまではJIS漢字メイン

拡張C,Dは今昔文字鏡の「国字」
 日本の動植物、地名など
 これらの詳細についてはIRG N1225 参照

汎用電子情報交換環境整備プログラムからは、約367(?)字


★中国の出典

★UTCの出典
一部に誤字。「やまいだれ+うり」……本当は「つめ」とか。

★『大漢和辞典』と拡張漢字C
UCSにない漢字は187文字(うち、補巻77字)
補巻は804字中17字も入ってる。(本巻からは5字だけ)
※補巻は国字中心。

★拡張漢字Cの出典
今後は「出典をすべてscanデータで出すべし」という方針に。
だが、律儀に守っているのは日本と中国ぐらい。。
 未提出多数とか、「人名だから」出さずじまいとか、出典非明示→取り下げ、とか。
(※このあたりはきちんとメモしたけど、公開用は少し削った)
※数年の間だに担当者が代わってしまい、出典が不明になること、なども多々あり。


★今後の日本の動向
・汎用電子情報交換環境整備プログラム
 登記・住基・戸籍などから集め、利用頻度がそれなりに高いと考えられる漢字。
 今後、拡張E(?)に3000字程度を提案予定。
 比較的重要性が高いと考えられる120字はUNCとして提案
 語幹漢字は、WG2/IRGにて2600字を提案済み。→そのままIVSにすることも可能。

★今後の漢字の制定予定
 UNC
 拡張漢字D……(Cが7年かかってもこの状況だし)まだまだ時間がかかりそう。
 その後は拡張漢字E (少なくとも日本・ベトナムは大量の漢字追加を要望)

★漢字をどう使いこなすか。
・使えるソフトウェア
 ・拡張漢字C
  HTMLでの表示はFireFoxで可能
  Emacsで利用可能
  Office系は未詳
 ・IVS
  GDI++、一太郎、Emacsで利用可能
  ブラウザは未だ。

→Emacs上で、「その文字(のコードポイント)も入った、当該文字の出典リスト」を開く実演。
 →実習の最後で、「いま作成した文字群のフォント」を生成&読み込んで表示、
  →実際に、「いま作った字形(グリフ)が表示される」ことに。
   (かつ、作った文字の出典が判る)

★最後に
 今後の国際漢字は、特定地域の特定状況でしか必要とされないものが大部分になる。
 拡張漢字B,C以降は「必要に応じた」漢字図形の取り出しが必要になる。
 ・今後は符号に対して表示以上に検索/照合などの機能が求められる
 必要な漢字を必要なだけデザインして必要な場所でのみ使い、用例などはwikiシステムで蓄積してく
 etc.




★Q&A
出典の重複は? → 320文字。

新しく漢字が作られることは?
→ある。例:中国の元素記号
→ http://glyphwiki.org/wiki/Group:%E5%85%83%E7%B4%A0%E8%A8%98%E5%8F%B7





★★KAGEシステムとグリフウィキ(上地氏東京工科大学)
漢字DB計画

★グリフウィキ
・グリフ=ここでは「漢字字形」

・漢字字形のonlinedatabese
・webUIを持つ。
・明朝体字形を扱う
・自由に無償でetc.

必要なものを必要な人が使う、という環境へ。

★KAGEシステム
・TTフォント
 →輪郭情報。素人には編集困難。
・KAGEシステム
 →骨格情報による記述(データ化)
 2~4座標による骨格の表現
 &「頭」と「末尾」のフラグをくっつける。
→肉付けエンジンを用意。
 →骨格+形状情報から明朝体字形を生成する。

・既存の登録グリフを部品として使う。
 ###(≒合字、か?)

★WikiWikiWebの利用
 ウィキ=閲覧だけでなく内容を編集することも可能なWebページ
 共同・協同、分担作業。
 wikipediaのuiを参考に。(中身はperlでフルスクラッチドなので別物)

★各種公開データの利用
 自力では限界が。
 字形を200~300つくったところで、さすがに「あきた」
 師先生から援助
 よそのデータを取り入れた。

・同定のない自由登録=類形グリフの乱立
 →「関連字」の導入→UCS字への結びつけを強制。
 IPSJ-TS 0008の利用。UCS内異体字を”関連づけ”
・IDSデータの利用によるデザイン支援
 IDS=Ideographic Description Sequence
 CHISEプロジェクト


★自由なライセンス
 グリフウィキは「Free」
 ・無料である
 ・自由である。
 ・改変の有無や商用・非商用にかかわらず

★グリフのデザイン
 Adobe Flash(SWF)を用いた字形エディタ
 ・初めて……15分程度
 ・慣れると……2~3分に短縮。
 ・&IDSを用いた自動作成支援も。


(円グラフで表示)
最初7000、自動生成で一気に30000
過半は自動生成
ボランティアユーザーも5000


★フォントファイルの生成
 登録データから任意の字を選んで生成可能
 etc.
→花園明朝
 2007年6月、1stリリース
→派生として、ほかのフォントの一部にしている例もある模様。

★再編集による品質の向上
 番号による版の管理

★問題となりうるケース
1:初心者の主観によるデザイン、字体変更
2:ロゴに類するグリフが登録されたときどうするか


★課題と展望 UIの言語の追加とか
 UIの改良
 字形エディタの改良
 書体生成エンジンの改良
 ゴシック体の生成とか

・webフォント(動的DL)Firefox3.1
 情報交換の敵だった「外字」が、「ネットワークにつながっていれば大丈夫」という時代になるかも。
 これが、もしOSレベルで対応すれば……。

★グリフウィキの紹介
 1ページ1グリフ
 任意のページ名 ※大漢和辞典…dkw、元素記号文字…ium、で検索
 KAGEシステムのデータそれ自体は数値。
 →専用エディタ
  自動生成、自動配置etc.対応

 グループ機能。→page名を羅列。→フォント生成。



★★文字デザインの分野について スケルトンシステム(加納さん)

全体的なバランスをとっていく。
一般的なレタリングの知識の応用。

1:矩形を分割するときは、下を広くとるほうが均等に見えて安定する。
2:異なる形状を均等に見せるには、形状にあった大きさを重心を調整する。(丸と四角では、四角のほうが大きく見える。)
3:はらいが書体を大きく印象づける=特徴づける。(直線に近いほうが筆の運びに近い)
4:左右の払いが交差する位置は、もっとも曲がりが強い部分で。
5:左払いは短く見える。(明朝体の左右はらいは終端の形状の影響で顕著。※終端が細く見えるため。)
6:はらいの生える場所(1) 例:「オ」→そのままにするとごちゃごちゃして見える。
7:はらいの生える場所(2)……高さ 要素の縦幅によっても、生える位置は変化させることが必要。

6,7について……本当は「データ上は座標を一点にしておいて、自動計算でずらす」ようにしたいが、現時点では人間側の「コツ」で対応するしかない。






★★実演、実習
例:
http://glyphwiki.org/wiki/u2a888

■簡易調整機能。
 (IDSを使って)機械生成されたものを、候補から選んでクリックするだけ
 →機械では判らない、微妙な差異を、人間の目+カンタンな操作で補正できる。

■部品の自動配置

■ゼロからの作成

■部品の組み合わせ
 例:http://glyphwiki.org/wiki/u2a701
 undo、redoは20stepまで可能。

■変更要望とか
 その場で聴取して上地氏がメモ。→出来るところは改善。
 ※ただ、あまりに高機能にしてしまうと、有償で作成しているベンダとの問題が……

■字の由来を探る
http://glyphwiki.org/wiki/u2a700
→本来は崩し字で、それを楷書体的・明朝体的に整形したもの……かと思われる。


皆さんスゴイ勢いで、配布資料を基に文字(ここでは字形、か)を作っていきます。




懇親会
2009/01/17(土) 19:00ごろ~

なにぶん http://d.hatena.ne.jp/mashabow/20090119/1232384167 にある通り凄まじくディープな会話が飛び交うので、概略や「その話が何のカテゴリに属するものであるのか」等を追いかけるだけで精一杯。
タイミングを見て「それってどういう字で、どういう部分の線の違いの問題ですか?」といった質問をして、手元のメモ帳に字形差を図示していただいたりした次第。……安岡先生とか小池先生とか、頭の中とコトバの情報だけで、実質的にはそれらの図形・画像情報を脳同士で交換しているワケで、「うひゃあ実質的にはもう脳直結UIの図形情報交換は実現してるよ!」と心の中で叫ぶ鉄亜鉛でした。

(以下、手書きメモの転写なるも、殆どは「文字の線が云々」とか、あと“ここでは書けない話”なので、数行で完結。)
IDS セマンティック/フィジカル
段玉裁
AC1700年代
『説文解字』→段注
→東海大のオザキ先生。『段注』全8巻予定で訳しつつあったが、5巻でストップ中。

阿辻哲次

GITチュートリアル



……で、濃密(すぎる)時間を体験した鉄と亜鉛は、そのまま夜の街を歩いて当日の宿へと移動。
神田神保町の歩道には、たくさんの雪像が並んでいました。どうやらその手のフェスティバルだった模様……


(ちなみにこの文書は、当日持ち込んだノウトPCで記録したあと、別の携帯型マシン(別項参照)で編集し、最後にメインマシンのデスクトップ機でまとめあげました。なんたるコラボレーション!)←違。
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# by fezn | 2009-01-18 23:16 | Wandering

日本カメラ博物館を見に行ったりしたときのメモ

さてさて、2009年01月17日正午、という時刻設定でupしておきますが、実体タイムスタンプは22日だったりします。まあそれはさておき、「日本カメラ博物館」見学記メモ。ホントにメモ羅列です。時間がない……というより、文章を整形するのが面倒なので……m(_ _)m



b0062477_2333368.jpg


★日本カメラ博物館
http://www.jcii-cameramuseum.jp/
表参道から徒歩10分未満。宝島社ビルの地下なので、今は『ジェネラル・ルージュの凱旋』のフラッグが翻っているのが目印ですな。

★注意★1/19(月)~1/26(月)展示替えのため休館★

b0062477_2365554.jpg

■常設展
 「日本の歴史的カメラ」(展示点数約 300 点)
 「日本カメラ新製品コーナー」
■特別展(1/18まで)
 「おもちゃのカメラとカメラのおもちゃ展」
 「~篤姫の時代~湿板カメラと幕末・明治の写真」
 どちらも1/18まで、でした。
 次の特別展は、以下の通り。26日までは休館との由
■特別展(1/27~5/17)
 「世界のカメラ探訪 ~カメラを作ってきた国々~」



b0062477_1781530.jpg

2008/01/17
日本カメラ博物館

★実機を触れるコーナー
 二眼レフのメカニズムに初めて触れる。
 あたりまえだけれど、本当に「左右反転影像で撮る」んだなぁ。

★自宅(など)にあるカメラ
・コニカC35EF
・ポラロイドSX-70(折り畳み式)
・リコーRDC-7(平たいタイプ)

★内部構造
・カメラのカットモデル
・スケルトンモデル(展示用)
★その他
・レンズキャップが、そのまま「フラッシュガン」になるというギミック

★名取洋之助のニコンSP
 日本のフォトジャーナリズムの第一人者。
 ※波写真文庫の旗振り役でもある筈。
 実に、使い込まれている。

★デジカメ今昔
・スマートメディアの意外な大きさ。こんなに大きかったっけ? 使ったこと有るハズだけど。
・知らなかったメディア:「ディスクフィルム」……15枚撮りの円盤。KODAK。
・ラピッドフィルム

★内視鏡
 紀元前から、「体内を見たい」という願望はあった。
 古代ギリシャ・ローマから。
 1805 ボチニ
 1853 デソルモ
  ? クスマウル…剣を呑む大道芸人の協力を得て、人類ではじめて胃の内部を観察した。
 (その10年後)ニッチェ&ライター
 1881 ミクリッチ(ここまでは硬性内視鏡、の模様
 1932 はじめて軟性内視鏡が実用化。内部は多数のレンズによる。



★★特別展★★
★「カメラのおもちゃと、おもちゃのカメラ」展
1930年代……
 アマチュア用のカメラ
 木や紙のボディによるカメラも多数。
 (あと、最初期より、ベークライトボディも)
 アマチュア用のボックスカメラ等もたくさん作られた。

★昭和初期
 トウゴーカメラ
 東郷光学

★フィルムのサイズとトイカメラ
 24×24mm =「ボルタ判」…35mmフィルムに裏紙。
 →1枚づつカートリッジ(?)化したものも使用されたりしていた。主に初心者用に。

 17.5mmフィルム……小さなサイズ=豆カメラに使用された。
 126フィルム……カートリッジ式
 110フィルム……カートリッジ式。
  →「写ルンです」の初期モデルは、これを使用。
 カートリッジ式カメラは、内蔵型と露出型=カートリッジ自体をボディの一部であるうかのように扱うタイプ、などがある。

★ブローニー
 「ブローニー」は、120フィルムのための、イメージキャラの名称が、
 フィルムのサイズの名称として定着した(してしまった)もの。
 妖精のキャラ、とのことなので、おそらく「ブラウウニー」だと思われる。

★月光写真

★その他アイテム
 カメラ型のアクセサリー、
 時計、灰皿、タイピン、Etc.

★スパイカメラ
・マッチボックス
・ライター……「エコーエイト」1951鈴木光学
 「ローマの休日」で使われて一躍世界的に有名に。
・ステッキ
・リング(大振りでは、ある。リング部分がフィルム装填部位、石(宝石)部分が操作系および光学系。
・懐中時計型
・ネクタイ型
・ピストル型(ジョークアイテム?)
・ベスト型(ベストの内側に隠す。ボタンホールからレンズ部を出して撮影する。)
・たばこ(箱入り)型

★大河ドラマ
 NHKの2008ドラマ「篤姫」で使用された実機ふたつ……どちらもこの博物館の所蔵品、との由。



この文書は、博物館内でウロウロしながら手帳に手書きでメモしたものを、別エントリにてupする某手段にて、ホテルでテキスト起こしした文章がベースです。(ほとんどいじってないので、もはや羅列。)
まあ時間かけて綺麗な文章を書こうとして挫折するよりかは、「更新する習慣の復活」を狙うとなれば、致し方ないんじゃないかと自己説得する次第。はい。
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# by fezn | 2009-01-17 12:00 | Wandering

17日と18日、あるいは日本カメラ博物館と岡本太郎記念館

※「1/17~18」の予定なのにwebにupするのが1/22なので、未来でなく実際には過去の話になっちゃってますが、まあお気になさらず。
……というか、日時限定イベント以外は「現在開催中の展覧会情報」だったりするので、おでかけの参考にでもしていただければ幸いです。はい。



★日本カメラ博物館
http://www.jcii-cameramuseum.jp/
http://www.jcii-cameramuseum.jp/map/map.html

★注意★1/19(月)~1/26(月)展示替えのため休館★

■常設展
 「日本の歴史的カメラ」(展示点数約 300 点)
 「日本カメラ新製品コーナー」
■特別展(1/18まで)
 「おもちゃのカメラとカメラのおもちゃ展」
 「~篤姫の時代~湿板カメラと幕末・明治の写真」
 どちらも1/18まで、でした。いま(実際にupしている22日)は既に過去の話……
■特別展(1/27~5/17)
 「世界のカメラ探訪 ~カメラを作ってきた国々~」


■開館時間 10:00~17:00
■休館日 毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)および年末年始など当館が定める休館日
■入館料 一般 300 円、小・中学生 無料 /団体割引(10名以上)一般 200 円
■所在地 〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCII 一番町ビル(地下1階)

→東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 5 番出入口より徒歩 2 分
 ※ 2006年8月1日より、 4 番出口は工事のため通行できません。
→東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分

※JR東京駅からは、東京メトロ◎丸の内線東京駅→大手町駅にて◎半蔵門線に乗り換えると便利。
※宝島社ビルの地下。よって、現時点では『ジェネラル・ルージュの凱旋』の宣伝の旗が翻っているのが遠目にも確認できる目印と言えます。




★拡張漢字C & GlyphWiki勉強会 : ATND
http://atnd.org/events/252

2009/01/17 15:00~18:00

これについては、後日レポートをup予定……



1/18[日]

岡本太郎記念館。現在、「岡本太郎の「遊ぶ字」展」というのが開催中なので、これは文字趣味者としてはチェック対象でしょう。……事後レポートも後で載せます。たぶん。2/22まで開催中です。

★岡本太郎記念館
http://www.taro-okamoto.or.jp/

■企画展
 「岡本太郎の『遊ぶ字』展」
 2008年12月3日(水)~2月22日(日)
■開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
■観覧料 一般 \600(\500)
■アクセス
営団地下鉄【銀座線】・【千代田線】・【半蔵門線】 『表参道』駅より徒歩8分
都営バス(渋88甲系統)【新橋駅北口行】【渋谷駅行】 『南青山六丁目』下車徒歩2分
■住所 〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19


★明日の神話
展示場所……京王井の頭線 渋谷駅 連絡通路

※「岡本太郎記念館」は、館内撮影自由とのことです。
※表参道から渋谷は一駅なので、歩いていけば良いでしょう。ちょうど中間地点あたりにも岡本太郎のモニュメントがあったり、青山ブックセンター本店があったりしますし。



★「世田谷でみかけた書体」展 &トークショー
http://www.setagaya-ac.or.jp/ldc/modules/events/event_detail.php?id=208

展示は生活工房ギャラリー(3F)にて。
トークショーは15:00から、5Fセミナールームにて。

こちらも、後日レポートをup予定……
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# by fezn | 2009-01-16 23:47

1月18日は「世田谷でみかけた書体」展トークイベント

さてさてこんばんは。鉄と亜鉛の時間です。(←謎)

いまの僕はヒマで良いハズなのになぜだか意外と忙しかったりする今日このごろ。なぜでせう?
……その謎解きは将来に回すとして、
そんな中でも今週火曜夜に「あ。ちょっと楽になった」と思ったため、下記リンク先に電話してみたりしたワケで。

生活工房|イベント情報・詳細|「世田谷でみかけた書体」展
http://www.setagaya-ac.or.jp/ldc/modules/events/event_detail.php?id=208


電話って何かと申しましたらば、下記のトークイベント。

> ■「世田谷でみかけた書体」展関連トークイベント
>
> 【日時】1/18(日) 15:00~17:00
> 【会場】キャロットタワー5F セミナールーム
> 【案内人】竹下直幸(書体デザイナー)
> 【申込】生活工房へ電話にてお申込ください
> 【人数】先着30名
> 【参加費】無料
> 【受付開始】12月20日(土)より電話にて受付開始
>


「こりゃあ満席かなー」と思ってcallしてみたところ、意想外にも「空席あり」だったので、「それじゃあ上京決行だわさ」と突然決めた鉄と亜鉛です。

その直前には、ちょうど間に合うぐらいの時間帯に武道の稽古が(電車で1時間以上離れてますが)開催されているようなので、延々たる距離を、道着を担いで参加することとしませう。
(それじゃあ展示をじっくり見るヒマが無いよーな気もしますが……)
「日帰り」も考えましたが、1/17[土]は、地元のほうの稽古は無し、ということのようなので、「じゃあ土曜日から行ったほうが楽かもね」とか思案。
……というわけで小生、1/17[土]&1/18[日]あたりは東京周辺をウロウロしている予定です。
なにせ「菌類のふしぎ展」が1/12マデだったことを忘れていたぐらいですので、いやはや粗忽。「1/17[土]に寄ればいいかー」とか考えていたぐらいですからー。
なので1/17[土]には何を見に行くべきか?と今になって一生懸命探している次第。まあいつも「artscape」の「展覧会スケジュール」を利用しています。はい。
■展覧会スケジュール
http://www.artscape.ne.jp/artscape/reference/exhibition/index.php

※2/23[金]追記。URL変更になった模様。
 → http://artscape.jp/exhibition/schedule/index.html
 → http://artscape.jp/exhibition/schedule/tokyo.html


「1/17[土]夜に誰か遊んでー」とここで書こうかと思ったのですが(←書いてるじゃん)いま、先日連絡先が判明した小学生時代の友人(十年ぐらい会ってない)にmailして返事待ちなので、まあなんとも言えないところです。はい。

まあとにかく、「1/18[日]の17:00~18:00ごろは、キャロットタワーに居ます」たぶんこれは確実なところでしょう。はい。
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# by fezn | 2009-01-14 23:31 | Typeface

〈私家版〉出版関連、非デジタルの情報源のリスト

(表示上の日付は1/13[火]付けに設定しますが、実際には1/15(日付変わって1/16)にuploadしています。下書きを書いた日ってことで。)

[memo]新文化、出版月報など_ver5 - Vox
http://fezn.vox.com/library/post/memo%E6%96%B0%E6%96%87%E5%8C%96%E5%87%BA%E7%89%88%E6%9C%88%E5%A0%B1%E3%81%AA%E3%81%A9_ver5-1.html

……に、既に掲載しているものですが、こちらに転載。


昨今、web上で情報伝達手段が発達して、「紙の出版物で商売している」ハズの自分も、ついつい「情報はなんでも無償でweb上に転がってるぜよ」とか無意識的に思ってしまったりするワケです。
しかしながら、やはり旧態依然……というわけではないにせよ「紙でないと手に入らない」「有償でないと手に入らない」あるいは「紙で読んだほうが把握しやすい」ものとかは、やはり有るワケです。
……で、出版業界関連の情報源の中で、紙の情報源(基本的に有償)をまとめてみた次第です。

これらの媒体の発行者(社)は、web方面にもっと進出しても良いんじゃないかなぁと考えている今日このごろです。いや、「無償で情報を出せ!」っていうわけではなく、下記リストの中でも一部のサイトが既に実践しているように、見本がweb上で(flashとかで)読めるようになっている、とか……です。

※このリストは……2008年07月ごろ作成。→2008年11月「編集会議、文化通信、各社URL追加」


◆新文化
■新文化
・各号(バックナンバー)600円
・半年間 紙のみ 14,400円
・半年間 デジタル16,500円(紙とセット)
・1年間 紙のみ 28,800円
・1年間 デジタル33,000円(紙とセット)
http://www.shinbunka.co.jp/koudokulog.htm
・縮刷版15,750円(直売)
http://www.shinbunka.co.jp/publishlog.htm
・縮刷版18,000(Fujisan.co.jp)
http://www.fujisan.co.jp/Product/12800777/

 ※デジタルサービスは、法人の場合は別料金。

◆文化通信社
■文化通信(週刊)
・各号(バックナンバー)600円
・1か月 3,600円(半年前納)
http://www.bunkanews.jp/
■オンライン版
・月額2,000円(申し込みは最低半年から)
・半年 12,000円
・年額 22,000円
※紙verの購読者は半額、月額1,000円
ただし「特別価格=年間割引なし」
・半年  6,000円
・年額 12,000円
http://www.bunkanews.jp/info/?id=payregist


◆出版科学研究所
★フルコース
※付:年報×1、講演録×2、都道府県雑誌配送量×1
・年間44,100円(送料無料)
■出版月報
・各号 1,890円
・年間21,000円(送料無料)
■ニュースの索引
・各号 1,260円
・年間13,650円(送料無料)
http://www.ajpea.or.jp/formmail/subscription-intro.html
■出版年報
・1冊 12,000円


◆印刷学会出版部
■印刷雑誌
・各号 1,400円
・年間17,640円(送料無料)
http://www.fujisan.co.jp/Product/145/


◆社団法人 日本印刷技術協会(JAGAT)
■プリンターズサークル
・年間 会員17,640円(税、送料込)
・年間 一般20,160円(税、送料込)
http://www.jagat.or.jp/books/PCsale/contents5/index.html
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281680484



◆美術出版社
■デザインの現場(隔月)
・各号 1,800円
・年間 9,900円(送料無料)
・2年18,000円(〃)
・3年24,300円(〃)
http://www.bijutsu.co.jp/dezagen/
http://www.fujisan.co.jp/Product/1770


◆誠文堂新光社
■アイデア (隔月)
・各号 2,970円
・年間18,950円(送料無料)
http://www.seibundo-shinkosha.net
http://www.fujisan.co.jp/Product/19


◆宣伝会議
■編集会議(月刊)
・各号 880円
・年間10,560円(送料無料)
http://www.henshukaigi.com/

◆日経BP社
■日経デザイン
・各号 2100円
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/archive/
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# by fezn | 2009-01-13 23:52 | Books

昨年8月の話題を今頃書く、「亮月研1《「版」の誘惑展・見学会》とFeZnコレクション」について事後メモ。

なんと、2008年8月23日[土]に関するエントリ。書いてるのは2009年01月……

FeZn/Bookmark : 似顔イラストの衝撃。常用漢字探求からの脱線、亮月研1《「版」の誘惑展・見学会》とFeZnコレクション
http://fezn.exblog.jp/9195567/


……というエントリで予告した、「亮月研1《「版」の誘惑展・見学会》とFeZnコレクション」について、いちおう僕としてもメモをまとめておきます。

亮月研
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/rk/


……と思ったのですが、下記URLリンク先、亮月さんのところの写真入り記事とか、他にもお二方が書かれているエントリで十二分に充足しているので、僕が書くことは無いような気がしてきました。
亮月研1・「版」の誘惑展見学会
http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/rk/rk01.html

亮月研「版」の誘惑展 見学会 - はてなの茶碗
http://d.hatena.ne.jp/funaki_naoto/20080823#p1

亮月研・「版」の誘惑展見学会に行ってきた - しろもじメモランダム
http://d.hatena.ne.jp/mashabow/20080903/1220465787


まあそれでも、僕もいちおう記憶再現して書くこととします。


当日、電車に乗り間違えて(何年この街に住んでるんだ!?)時間ギリギリというか僕の時計でも60秒ほど遅刻して到着した鉄と亜鉛(←ダメじゃん)。小雨の中を走ったワケですが、到着してみれば顔ぶれは「予想外の範囲内」プラス「予想外の方」。

僕が声を掛けた岐阜の某社とか京都の某社の方もいらっしゃいましたし、あと「時間が合わないのでさすがに無理」だったハズの方とか。
あと、予告どおり「しろもじメモランダム(http://d.hatena.ne.jp/mashabow/)」の mashabow さんも登場。遠いところを……(いや、本当は別の意味で近いんですが。)
遠いと言えば「http://d.hatena.ne.jp/funaki_naoto/」の funaki_naoto さんとか、あと後述。

先導役の「文字の旅人(http://typojourney.blog81.fc2.com/)」NORIさんから、人数分の「web画面による割引券プリントアウト」を受領して、受付へ。……そうか、こんな便利な割引券があったとは知りませんでした。(その後、個人的に別の用事で出かけたときには使ってみました。)手回しの良さというか配慮に吃驚。

なにやら撮影許可証の腕章と思しきものを装備した亮月さんがパシャパシャと撮影する中、あれこれと「版」による美術品を見て回ります。
赤瀬川原平による『復讐の形態学(殺す前に相手をよく見る)』は、なぜか僕にとって2度目か3度目の遭遇。
参考→■貨幣と美術 http://www.geocities.jp/wxxrx507/moneyart.html
最初は森美術館で見たように記憶しています。

NORIさんによる事前視察では「意外と早く回れてしまう」とのことで余剰企画を準備したワケですが、やっぱり多人数で行くと、意外と話題や着眼点が異なりますゆえに立ち止まる場所も多く、予想外に時間がかかったりもしました。
美大から借りてきたシルクスクリーンの印刷機等もあり、メカニズム大好きなFeZnとしてもワクワクモノ、でした。
……あ、artも大好きですよ! 一応。(←いちおう……?)



続いて、大須「Little HONGKONG」に移動後、僕の活版アイテムズのプチ展覧会。
一部は、この日もご参加いだいた京都はS社のNさんからいただいたモノも混ざっていたりしまして。
「ステッキ」「罫切り鋏」「紙型」など、Wikipediaに未掲載のモノも多数。……いや、巧く撮影できないんですよ。僕の手持ち機材&スキルでは。(ということにしておく)
自費で購入したモノとか、中部地方の某印刷会社様から戴いたモノとか、某組版業の個人事業主の方から戴いたモノとか、諸々あります。しかし自費購入というと、例の、古書日月堂さん主催の「印刷解体」にて購入したものが殆どなので、「これだけの分量だと、かなりコストかかってるんじゃないですか?」と見抜かれたりしました。うーん、確かにこれだけ買うなら、きっと活字屋さんで買ったほうが早いんですよね。当時はそこまで考える余裕とか無かったワケですが。はい。

参考↓
古書日月堂
http://www.nichigetu-do.com/

印刷解体 Vol.3 LAST!
http://www.nichigetu-do.com/navi/event/2006/depub_03/


色校紙を入れる為の細長く巨大な箱二つを、「前日に、あらかじめ搬入」&「後日、搬出」という形をとりました。
中身はみっしり鉛合金だの、校正紙だのが詰まっています。そりゃあ重いのなんのって……。
しかも、中身が多かったのと、予想したより時間が押していたので、少々駆け足になってはしまいました。
見方を変えると「じっくり飲み食いしながら」というわけにいかなかった、とも言えるわけですが。

後になって京都S社のNさんから、メールをいただきました。
「活版アイテムズを語るFeZnさんは凄くニコニコして嬉しそうで」(大意)
……「そうかなー」と思いつつ添付の写真を開いてみると、確かに笑顔ですわさ。あははははは。
まあ僕の場合、以前にも書いたことがありますが、文字趣味の過半が「実用性」よりも「博物館的好奇心」ですので……。
ちなみに当日は、そのS社Nさんのカバンからも、「溶接(?)して繋いである、鉛版」が出てきて、それを手にとって見せて頂くことができました。たぶん印刷直前とか、増刷時の訂正なんかは、こうやって「鉛板を切り貼りする」んですね……。吃驚もしましたし、「昔は修正が大変だった」というのはこういう部分にも及ぶと知って、深く感じ入りもしました。


その後、「大須二丁目酒場」に移動して、二次会(三次会?)。
狩野宏樹さんのカバンからは、例によって厚さ数センチの本が出てきます。この方のカバンはどうなってるんでしょう。
(花園大学での「常用漢字」eventの際も、「これでもか、これでもか」というぐらい資料が出てきましたし。)
※そういえば博物館入り口での遭遇直後、だったと思いますが、氏からは「独演会とか(http://fezn.exblog.jp/9195567/)書いてありましたけど、さすがに今日は(体調とかのため)無理ですからー」となむ伺いましたが、結局かなり喋ってみえたような気がします。

「大須二丁目酒場」は“2時間飲み放題コース”の中で、壁に瓶ディスペンサーで多数設置された焼酎類がセルフサービスで飲み放題、という粋なお店でした。仕事場の近くに支店が出来たので、最近(2009年01月)行ってみましたが、こちらもナイスな感じ。昭和前半風の内装で、本物……かレプリカか判りませんが「ホーロー看板」のたぐいが多数、店内に設置されていました。

そのあとさらに移動して飲んだり(四次会or二次会と称すべきもの)しまして、印刷&文字漬けで脳味噌パンクしそうな一日でした。
(今回「ちょっと参加無理かなー」「あー、行けばよかった」って思っている方は、次回は是非!)

そういえば、2月に国語研究所にて開催されるイベントで、狩野宏樹氏のお話が聞ける模様です。
独立行政法人 国立国語研究所
http://www.kokken.go.jp/

まだ「催し物」ページ(http://www.kokken.go.jp/event/)には予定がupされていないようです。
(それとも見ているサイトが違う場所??)



さてさて、というわけで、残った宿題エントリは
・2007年04月のアレ(写植機訪問)→http://fezn.exblog.jp/7981078/で完了、ですかね。
・2007年09月のアレ(ミニ座談会)
・2007年12月のアレ(カタログ閲覧会)→亮月製作所の http://ryougetsu.hp.infoseek.co.jp/report_etsuran.html で……
・2008年02月のアレ(もじもじカフェ「中華書体事情」)→mashabowさんのレポートhttp://d.hatena.ne.jp/mashabow/20080203/1202057569があるからいいか。(←マテ)
・2008年05月11日のアレ(鋳造体験)
・2008年05月14日のアレ(works014さんのオフィス訪問)
・2008年05月24日のアレ(gggとか)
・2008年07月のアレ(「文字 ―(新)常用漢字を問う―」)←簡易レポ済み
・2008年09月のアレ(朗文堂 孫明遠氏 新宿私塾特別公開講座)

……まあ、数行ずつ、ほかのエントリで記述したからOKですよね? よね?(汗)
(実際問題、昨年1月に途中まで書いた原稿TXTファイルがあったハズなのですが、それが行方不明なのです。むぅ。)
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# by fezn | 2009-01-12 23:34

『火の見櫓暮情』と季刊「叢」の《組み癖》に目を奪われる。

(本当は5/12に予定していたエントリ。うわあ半年経ってますよ!……あれ、重複してます? いや見あたらない模様。やっぱり放置してたなコレ……。→まあ折角なので、しっかり画像類を用意して、加除訂正してuploadする次第。)




5/10深夜から東京遠征して活字鋳造したり某氏に現場で遭遇したり関連のエントリはさておき、その前に用意しておいたコネタ。

[図版1 季刊「叢」]
b0062477_23593027.jpg


[図版2 『火の見櫓暮情』]
b0062477_00522.jpg


雑誌・季刊「叢」。
書籍『火の見櫓暮情』
(ずっと「火の見櫓慕情」と勘違いしてました。)。

後者の中身を見て見ましょう。……イメージとしては、こんな本です。
[図版3 『火の見櫓暮情』中身]
b0062477_025091.jpg


火の見櫓のカラー写真満載で、「レトロ大好き」とか「錆だいすき」とか「火の見櫓LOVE」な人には素敵な本になることでしょう。はい。



さて、この二つの刊行物、中身を見ていると、デザイナーとして有名な 味岡伸太朗 氏が作った書体が、多数使われていることに気づきました。

書籍の表紙や季刊誌の見出しに多用されているのは《TA-方眼》、
新ゴなどに《弘道軒G》、ヒラギノ明朝などに《弘道軒M》
が混植されているなど。
これらの書体は特徴的なので、一目で分かります。
それ以外にも味岡書体は使われているのかもしれませんが、半可通な鉄と亜鉛にはワカりません。
[図版4 季刊「叢」本文組版]
b0062477_045071.jpg


[図版5 『火の見櫓暮情』本文組版]
b0062477_052738.jpg


はて。これらの書体を巧みに使いこなすとは、何者!?
と唸ってしまう鉄と亜鉛。


で、奥付を見たら……

[図版6 季刊「叢」奥付]
b0062477_010126.jpg


[図版7、8 『火の見櫓暮情』奥付]
b0062477_0172065.jpg

b0062477_0174831.jpg



……どちらも味岡伸太郎その人が「アートディレクター」でした。(考えてみたら、三河の人でした。)

■味岡伸太郎HP
http://www.ajioka3.com/ajioka-top.html
■春夏秋冬叢書へようこそ。
http://www.h-n-a-f.com/index2.html
↑ここで紹介されています。
■春夏秋冬叢書/発行物「火の見櫓暮情」
http://www.h-n-a-f.com/hnaf-hakkou-folda/2008hakkou-hinomiyagura.html

Amazon → 火の見櫓暮情 (はるなつあきふゆ叢書 24(2008春))

(↑ここまでは、予め書いておいた部分)


ちなみに(きちんと書くヒマが取れないかもしれないので)簡易まとめをしておくと、
5/10[土]は
→いせひでこトークショー聴講
→書店逍遙
→呑み(武道)
→深夜バス

で、

5/11[日]は
→ネットカフェで仮眠(かなり具合わるかった)
→国立科学博物館「ダーウィン展」
→「カッパン凸凹フェスタ」会場へ。(大いに道に迷う)
→活字鋳造体験。(O様ありがとうございましたー)
→そのあと、某氏にばったり遭遇。
→銀座で待ち合わせて友人と呑む
→新幹線で帰還

11日は「文学フリマ」が開催されていたことに後から気づく。
という工程でした。

上野の博物館・美術館も複数回ろうかと思ったのですが、体力的にそれはキツいです……

で、5/24[土]~5/25[日]も上京する計画があったりする中、今週いきなり大阪に行こうかなぁなどと唐突に思案中。5/14[水]5/15[木]にTAKEOのPaperShow大阪展があるようですし。無理かも。うぅむ。
O様(※)のところに御邪魔しようかと。

※上記、活字鋳造体験のO様とは別人。





……というエントリを5月にupする筈が、すっかり放置していた模様(汗)
このあと実際に、大阪遠征してPaperShowを見学し、O様のところに短時間ながらもお邪魔して興味深いお話を伺ったり、写植機を見せて頂いたりしたのでした。はい。
そのあと、この件については二転三転したのですが……
おちついてきたので、順次エントリを埋めていきます。
……ってあれ?元SK社の方とか話を振ったら「(O氏に)連絡とってみます」ということになったあと、僕がバタバタしている間にどうにかなったんでせうか?(滝汗)
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# by fezn | 2008-12-03 23:37


メディアの海の片隅で、ぷかぷかと漂っているクラゲ。文字とか組版とか、勉強中。


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