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アドビのアプリがなにやらファイルをつかんで離さない件の続き。

さてさて。展示会に行ったり、オフィスのPC設定をしたり、そのあと私用すなわちまたまた稽古に行ったりした週末。200km遠方から2週続けて登場したらさすがにびっくりされましたよ。ははは。どうりで雪も降るはずです。
さて本日すなわち日曜は半分以上寝ていたりして、まあ書く気力と体力がありませぬゆえに例によって転載でお茶を濁す疑似日刊鉄亜鉛の時間です。

あ、ちなみに「FeZn」の読みは「ふぇずん」でよいのです。はい。

■FeZn/Firework/inVox
Acrobat DistillerとAcrobat(本体というか何というか)は仲良し。
http://

……からの、改造転記。

当時の手元の環境、すなわち
Adobe Acrobat 4.0 for Windows
を、使った場合の事象を記録してみたりします。

Distillerを起動して、フォルダ【A】にあるドキュメント【a】を処理。
それから別のフォルダ【B】のPDFドキュメント【b】を ダブルクリックしてAcrobat(本体?)で開いて、(編集しても、しなくても) それからフォルダ【B】を改名しようとしたらアウトでした。
「なるほど、アプリ起動中だからだね!」と叫んで(叫んではいません)バツボタンをクリックしてみる鉄と亜鉛。

※アプリ起動中で、特定のファイルやフォルダが移動できない場合があります。たいていは、「改名」できるか否かを確認すれば良いので(細かい説明は省略)、試しに「ひとつ上のフォルダ」を改名してみる癖がついているのです。コピーはともかく移動中に途中でエラーになってしまうと切ないことになるので。(考えてみればしかし、こういうのはコンピュータという装置が未発達・未完成の代物ってことなんですよね。)

さてAcrobat閉じたら……
しかし!
Acrobatを閉じてみてもダメでした。
「はて」と首を傾げながら、Distillerを終了させたらOK。

Acrobatを、フォルダ【A】から起動させたときには 【B】の【b】を開き閉じ、しても、【B】の改名はOKなのでした。

うーん。Wordが、起動させたフォルダに一時ファイルらしきものを置いているのと相似?
アプリを立ち上げてからドキュメント【B】/【b】や【A】/【a】を開いた時は無問題。





いま眠いので、当時のメモの意味しているところをあまりわかってないかもしれません……。
(無理矢理「日刊」はやめたほうがいいかなー、などと思ってみたり。)


初出時、タイトルとか本文で「つかんで話さない」と書いてあったのはネタでなしにマジボケで、「つかんで離さない」が実際に書きたかった文字列なので公開した少し後に修正。
したのですが、そうこうしているうちに先んじて

■M.C.P.C. : Windowsでアプリがつかんでいるファイルを調べられる
(http://blog.dtpwiki.jp/dtp/2008/02/windows_b2ab.html)

で引用されてしまっているので元に戻そうかと思ったのですが二度修正すると話が複雑になるのでそのままにしておきます。



2008.02.29追記
うーん、いろいろ試してみましたが、なかなか難しいものです。
いや、僕個人がひとり使うならばともかく、能う限り「同じ仕事をしている(とくに社内の)人がだれでも」使えるような技術と方法を欲しているので。
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by fezn | 2008-02-10 23:10 | DTP

引用符の使いかたについて、夢想的な着想

さてさて昨日はPAGE2008に行ってきました。
そのあたりはさておき習慣としての日刊を無理やり続けるために掲載してみます。

■FeZn/Firowok/inVox : 【memo】DTP/引用符の使い方/着想
(http://fezn.vox.com/library/post/memodtp%E5%BC%95%E7%94%A8%E7%AC%A6%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9%E7%9D%80%E6%83%B3.html)

から、改造転記。

■引用符の使いかたについて■

『文字組版入門』(2005 日本エディタースクール&モリサワ)
p.25を見ると、以下のようにあります。


和文
□□「□□『□□□』□□」□□
□□「□□□□□□□」□□ ←小鉤 使用

欧文
オックスフォード・ルール
□□‘□□“□□□”□□’□□

シカゴ・ルール
□□“□□‘□□□’□□”□□


メモ:
小鉤使用例……ちくま新書とか とか。

夢想的な着想:
前者(一重鉤と二重鉤)は Oxford rule の、後者(大鉤と小鉤)は Cicago rule の影響を受けている? ……妄想ですかね。

メモ:
EDICOLOR(6)+標準の外字フォントで〔大鉤+小鉤〕は組めるが、
文字間設定etc.が面倒だったと思います。
というのは、自動調整の対象に入っていないため。

7 or later でOTF使えば簡単、かもしれませんが、試していません。
昨日の展示会で質問すればよかったと思います。
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by fezn | 2008-02-09 10:34 | DTP

電子校正ことはじめ、あるいは半自動校正の妄想的構想。

だんだん「似非・日刊FeZn」が辛くなってきました。ははは。今日はドラフト状態の自分用メモを殆どそのまま掲載。
ドラフトと言っても発砲いや発泡するアレではなく、横滑りするアレでもなく(それはドリフト)。
ところで一件校了したものがあり、明日というか今日2/8[金]はPAGE2008を見学しに行けそうな気が。


(自分宛の備忘録)

///////////////////////////////////////////////

 電子校正ことはじめ。
 「初校紙や再校紙などのデータをテキストデータ化して、
  それを検索し、校正補助ツールする。」

■0■
 CUIプログラム「xdoc2txt」を用意しておく。
http://www31.ocn.ne.jp/~h_ishida/xdoc2txt.html

■1■
 校正紙の元データを用意する。(PDF、Wordなど)
 ※PDFは、スキャニングして作った画像PDFはダメ。
  組版ソフトから作った、文字列が選択できるPDF
   =文字が文字として“生きている”PDFファイルのみ。

■2■
 校正紙のPDFファイルが多数のデータに分かれている場合、
 全ページ分のPDFファイルを一箇所にまとめておく。
 (コピーする、など。)
 そして、以下のコマンドを実行。

 あるいは、例によってバッチファイルとして保存し、
 ダブルクリックで起動できるようにするのでもOK。

◆一つのテキストファイルに結合する◆
  xdoc2txt *.pdf > output.txt

◆複数ファイルのままにする◆
  xdoc2txt -f *.pdf



■3■
 出来上がった output.txt のファイル内を検索する。
 複数ファイルのままにした場合、grep(グレップ)が便利。

 sedスクリプトで、よく出てくる「注意すべき語句」を洗い出すのも便利か
も。

 ◆この方法の長所と短所◆
 ・使い慣れたテキストエディタetc.で、複雑な検索ができる。
  (正規表現など)
  Word文書やPDFのまま扱うよりも、軽量快速。
 ・ノンブルが無い場合……若干不便。前後にある文章などのみから類推する
必要がある。
  ※ノンブルの数字列も抽出できるなら、その数字を使って、該当箇所を調
べることが可能。


◆◆他の方法を採る◆◆

・元から1ファイルになっている場合
 →PDFファイルを直接、Adobe Reader などで開いてファイル内検索

・特定の文字列が「どのファイルに有るか」が分かれば良い、という場合
 →Windows標準の検索機能で、PDFファイルをそのまま検索。
  →どのファイルに有るか、は分かる。
  →正規表現は使えない。

・もっと凄いツールを使う。
 →PDFを串刺し検索できる何か。
 (いや、どういうのがあるか知らないけれど。)
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by fezn | 2008-02-08 00:22 | Script

AJEC、第二期=2007『編集技術講座』第9回「印刷の知識と最新技術、製本の種類」

■「編集技術講座」第二期(2007年度)
http://www.ajec.com/kouza/2007/index.html

AJEC(日本編集製作会社協会)の、編集技術講座(2007年度)第9回 が開講されます。

◆日時
 2008.02.22.[金] 18:30から

◆講師
 青木利明 氏
 図書印刷グループ 株式会社クリエイティブ・センター企画推進部部長

◆テーマ
 思い通りの本を創るために編集者として知っておきたい「印刷の知識と最新技術、製本の種類」

◆会場
 日本教育会館 9階/第5会議室
 〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-6-2

◆受講料
 スポット受講は1回3,000円
 (年間受講料は20,000円)

◆定員
 90名

◆申込先
 受講申込書PDF(http://www.ajec.com/kouza/2007/kouza07.pdf)に必要事項を記入して、AJEC(日本編集製作会社協会)事務局までFAX(03-3296-0779)
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by fezn | 2008-02-07 00:58

すぱむ対策とか、とある写真集とか。

昨今なんだかスパムコメントが多い気がします。
いや、気がするとかそういうレベルではなくて。
excite blog としても、スパムTB含めて、いろいろ対策は取っているようですが……

そんなある時、更新してから2分後に2件、スパムコメントが来ていることがありました。
……いくらなんでも早すぎませんかね。
 → 更新pingを打っているから? スパマーの人は、そこを見て各地に子爆弾をばらまいている?
現在、自動的に更新pingを打っている先は、これらの5つ。

http://bulkfeeds.net/rpc
http://ping.myblog.jp
http://ping.bloggers.jp/rpc/
http://rpc.technorati.jp/rpc/ping
http://rpc.weblogs.com/rpc2

これらを外してみて、どうなるかを観察してみることとします。



それとは全く関係ないのですが、
メインサイト(ということになっている) FeZn.com を久方ぶりに更新しました。
URLは http://www.fezn.com あるいは http://fezn.hp.infoseek.co.jp/ です。
なんと2年半ぶり?

単に「メタ・サイトマップ」を更新しただけですが……
ま、その中に「とある写真集」が混ざっています。
しばらくしたら公開終了するかもしれません。
(ちなみにこれが「隠しネタのアレ」です。はい。)
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by fezn | 2008-02-07 00:56 | Source

EDICOLORで「暫定的にフォントを置き換える」ときの大いなる罠

さてさて無理矢理日刊な改造転記シリーズで、EDICOLORの話題。
昨年は「EDICOLOR ML PAGE2007 オフ」なる会合があったりしまして、今年はと言えば同様に(?)PAGE2008の初日(=2月6日すなわち今日!)にEDIな人達が若干集まるとの噂。(噂というか直接聞いたというか。)
しかし小生残念ながら、いちにち机の前に貼り付いていそうなスケジュール。ただしその翌々日たる2008.02.08.[金]には見学に行くことになるやもしれず。(でもその日に校了になりそうな仕事があるのだけれど?)

《memo》EDICOLORで「暫定的にフォントを置き換える」ときの注意(その2)-C (FeZn/Firework/inVox) * 2007/10/24 3:45

から、改造転記。



2007.10.23.作成の、
「EDICOLORで「暫定的にフォントを置き換える」ときの注意(その2)」

※(「その1」は、かなり昔に作ったものがある筈)

事故、になりそうなものがあったので、自分あてメモとして書いておく次第。こういうメモは実際大事で、数ヶ月たつと忘却してしまうことが実際に……。
で、Web上にupしておくと、結構自分でも見ますし、外出先で参照するときとか、他の人に説明するときに便利なのです。



(例)
・「A出版」で、本を作る仕事。
・「Bデザイン」という組版会社で、EDICOLORを使って、組版をしている。

・「A出版」で、「Bデザイン」で組んだデータを開くとき。
・文書中に、フォント「Z」が使われている。
・手元に「Z」の実フォントもAFMも無い。
 AFMが無い場合は、キツいですよね。折角の「手元に実フォントが無くともOK」というEDICOLORのポテンシャルを活かせない……


・重複しない他のフォント(たとえば「M」)に置き換える。

・文字修正etc.をしたあと、
・「Bデザイン」に戻す。

・「Bデザイン」では、「M」を「Z」に置き換える。

------------------------
※ →推奨されぬであろうとも、まあ「なんとかなる」手順。
------------------------

ところが。
・「Z」が欧文フォントで
・「M」が和文フォントである場合、

・欧文フォントは「欧文」のフォント窓にしか出てこない。
(委細省略)
=和文フォント(しか受け付けない)窓に
欧文フォント名を適用しようとしても、無理。
(和文フォントを欧文フォントに置換することは、できない。)

・結論
・「欧文フォントを和文フォントに置き換えると、不可逆。」
・「(やむを得ぬ場合は)欧文フォントは欧文フォントに置換すべき。」


--------
・EDICOLOR 6.0 (Windows版、Macintosh版)
・WindowsXP、Mac OS 9.02 で確認。
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by fezn | 2008-02-06 08:00

偶然が生み出す必然のコネタについて哲学してしまう朝(内容あまり関係ない)

というわけでおはようございます。無理矢理日刊FeZn(鉄と亜鉛)の時間です。
日刊は習慣でありますゆえに、書きためてあったものを改造して放り込んだりしてみる次第。
なんだか本来は「ちゃんと読み応えのあるレポートを連続掲載する」筈が、結局駄ネタとかを発掘するシリーズに変化してしまっていますが、まあ「途絶えてしまった『weblog更新の習慣』」を復活させるためには丁度良いのではないかと想像。なにぶんここ以外にも数カ所、復活させたいトコロがありますし。さてさて。




さて月曜(2008/02/04)分のエントリにて、Bボタンとダッシュの関係についてジョウクの世界に踏み込んで述べたりしましたが、

(あ、ちなみにダッシュと聞いて約物のほうを思い出した人は「職業病」だと思いますよ!)

……ジョウクのつもりでなくともジョウクになってしまうというお話を一つ。


当サイト近年最大のhotentry化した、吉野家のIRのPDFの「つち吉」問題についてのアレ。

FeZn/Bookmark : 世の中がテラ豚丼を追うときに、われわれはその文書の文字を見ている。(http://fezn.exblog.jp/7791056/ )
……の中で、自分でこんなふうに書きました。
まあ例によってFeZn的に要約すると、牛丼が(ほぼ)復活した牛丼のない牛丼屋チェーンにおいて、かつて自軍を低価格競争に誘い込んだ敵軍に敵愾心を持った若きメンバーが暴走し、敵軍の主力装備に対抗して自軍の弾薬を固め撃ちした! しかし超絶的豚丼構築とその使い方は適切とは世辞にも言い難い危険度(あるいは不衛生)に至っており、微笑充満的なる動画投稿サイトにて公開された映像に非難囂々。自由すなわちフリーダムを標榜する若きメンバーらの正体が時間雇労働者であったりする中で、牛丼帝王の指導者層は素早く判断して上述のPDFファイルをサイト上にて発表するに至ったという顛末。意味不明。


そして、当該エントリをクリップした はてなブックマーク のページがこちら:

はてなブックマーク - FeZn/Bookmark : 世の中がテラ豚丼を追うときに、われわれはその文書の文字を見ている。(http://b.hatena.ne.jp/entry/http://fezn.exblog.jp/7791056/ )

に、2008.02.04.の時点のコメントを拾ってみると……


  • mojiura 吉野家の「つち吉」問題。
  • mkt 「謎の「00」というTrueTypeフォント」
  • ayko 「謎の「00」というTrueTypeフォントが」
  • nirvash 吉野家の謝罪PDFの中の吉の字は特製フォントだった
  • n-yuji それで00かっ。
  • RM233 文書の文字を見るってほんとにそのままフォント考察かよ!!もっとさ、行間を読むとかそういうのかと思ったよ‥。でも好きです。
  • C_L 吉野家の「吉」について。平凡社の「平」はモリサワ書体に合わせたフォントを支給されていたはず/外字?フォント名が「00」だからガンダム00ネタなわけね



……えっと。



カマトトじゃないですよ!
鉄と亜鉛の人は「それで00かっ。」とか「外字?フォント名が「00」だからガンダム00ネタなわけね」とか、何を言っているかワカらなかったワケですよホントに。

しばらくしてから気づいたのは、最近の頑駄無は「ダブルオー」というやつで、「フリーダムなガンダム」(←ちと違う)なるマッスィーンが出てくるっぽいという話。
成程フォント名が「00」だから「自由すなわちフリーダム」ってえのがネタとして成立するわけですね。
最近のテレビアニメは良くワカラヌのです。はい。

……いやカマトトじゃないですってば。

※ちなみにカマトトというのは「カマボコがトト(魚)だなんて知らなかった」的な「鰤ッ個(←誤字)」が語源だそうですが本当だかどうだかは未詳。

フリーダムなる語は、問題の公開された「テラ豚丼ビデオ」の題名に含まれていたそうなので入れてみたに過ぎず、「自由すなわちフリーダム」などと同語反復的似非翻訳するのはむしろルールルルーの人に近いんじゃあないかと自己分析する今日このごろ。
しかしフォント名の「00」はいったい何故にそのような名が与えられているのでせう?

あと、当該エントリには書き忘れたようですが、「小塚明朝を縮小コピー&拡大コピー繰り返したら、こんな感じになるかなぁ」と思う次第です。


まあこうして、コトバ遊びが、たまさかにネタを形成したりするから日本語とその文化は面白いのでしょう。いやきっと日本語文化圏だけの話ではありますまいが。
ちょうど先日「偶然が成す1.41倍(ルート2倍)」についての話を伺って「ほうほう」と感動したりしたので、それについて真面目な話を書くかも知れませんがまあそんな体力はきっともうすぐ尽きます。今(これを予め書いている時点)も頭痛が痛い(←畳語的)ですし。



memo:
2008.02.05
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://fezn.exblog.jp/8019170/
C_L「おそらく00はテンポラリな名前っていうだけだと思います。後フリーダムなガンダムが出てくるのはSEEDだったり」との由。

はふぅ。
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by fezn | 2008-02-05 08:00 | Wandering

和文フォントのBold処理の秘密。……というほど大袈裟なものではないけれど謎を孕む。

書き貯めエントリ群による「無理矢理《日刊》」シリーズ。
2006/12/09 あたりに、Voxのサイト(http://fezn.vox.com/)のほうで書いたエントリの改造転記、であります。

和文フォントの、Bold処理の中身。(FeZn/Firework/inVox)
WordでBoldをPDFにして拡大表示(FeZn/Firework/inVox)

「下書き」のつもりが、もう1年以上たってしまったのですね……

さて今日のお題は、AcrobatとWordと。どっちも古いバージョンなあたりが泣けますが、それはさておき。

WindowsXP上の「Microsoft Word2000」、「Adobe Acrobat4.0」の試行結果。(もう別の環境に移行しつつあるのですが……)。

*.doc(Word)ファイルをPS(prn)→Distiller4→PDF化してAcrobat4で見る
と、文字をBold化したところは、文字を重ね打ちしているのが見えます。
(ズレています)



プリンタで出したものをルーペで見ても、そのようには見えません。(非PSプリンタ=GDIプリンタも同様、かどうかは実験してませんでした)

さて、解像度の違いか?
画面表示とプリンタの違いか?

……とはいっても、ある意味では自明のことですよね。

ワープロソフトなどの「Bold機能」は、
  1. ◆フォント名でBoldが関連づけられているフォントは、Boldを呼び出す。
  2. ◆そうでないフォント(和文フォントはどれもそう)は、Regularを(少しずらして)重ねて、太らせて見せているだけ。
……なのだそうです。(何のメディアで読んだのだったか? 記憶不鮮明ですが)
組版ソフトの一部(QuarkXPressとか)に実装されているBold処理も、同様なのでしょうか?(メインに使っているWindows版EDICOLORにはBボタンが無いので)

※言うまでもありませんが『Bボタン』はBold処理のボタンであって、ダッシュするアレではありません。だからキノコも出てきません。

※Acrobatがアドインとして作動する状態のMicrosoft Wordで「PDF書き出し」をすると、また違うのかもしれませんが、まあそんなことは……ないと思います。

ただ、この「ワープロでの、和文フォントのBold処理は、重ねて表示しているだけ」という一言で片付けるのもどうかなぁと思います。
なぜならば、以下の例を見ると……

[図版1] WordでBoldその1.jpg
b0062477_23563079.jpg


[図版2] WordでBoldその2.jpg
b0062477_23564480.jpg


Wordで100ptにして500%表示にしても、重ねてい るようには見えません。


一方、10.5ptの文字列を含むWordファイルを、 PSプリンタドライバから*.ps(*.prn)ファイルを書き出して、それをDistillerに喰わせたファイルは、 Acrobatで超拡大表示すると、このように「重ね打ち」してあるのが分かります。

[図版3] WordでBoldをPDFにして拡大表示.jpg
b0062477_2356571.jpg



条件を変えて、100ptの文字を打ったWordファイルをPDF化してみると、 Acrobat上で超拡大しても、重ねている様子は見えませんでした。(これは画像なし。)
10.5ptの文字列の場合に、特に目立つ……ということなのでしょうか?
※100ptの場合も、表示するときに瞬時の遅れがあり、 その経過を見ると、あきらかに「重ね打ち」しているのが分かります。


そんなことをメモしているときに、ふと思ったりしました。
「重ね打ちで太くするというのは、写植からの発想ではあるまいか?」と。
いや、以前聞いたことがあるのです。
「手動写植の時代、太い書体が無い場合に、少しだけずらして重ね打ちする技があった」と。



……などと妄想していると、日頃の大変なこととか面倒なこととかが、さぁっと消えていく……ような気がしませんか? しませんか。
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by fezn | 2008-02-04 23:52 | DTP

「もじもじカフェ第11回『中華書体事情』」レポート(予告編)

さて、無事に首都から帰宅したもののバタンキュウだったりする今日でして、
昨今連続掲載中のレポート・シリーズが残っています。
残りは「2007年9月15日の報告」とか「2007年12月30日の報告」とか。うぅむ。「2008年02月01日」の報告はそのあとにしますが、速報的なものの第二弾(第一弾?)

鉄亜鉛の人がかつて書いたものが、今回の「もじもじカフェ第11回『中華書体事情』」で解消したりしています。

→URL…… http://www.moji.gr.jp/cafe/themes/011/

その代表例は:
当時の懇親(←じゃなくて渾身)のエントリ、
FeZn/Bookmark : 漢字の母国の明朝体と、その神話性についての空想。
http://fezn.exblog.jp/2204525/


そして当日、渾身会(←じゃなくて懇親会)で、ちらと話題にした「華康超黒体と華康超極太ゴシックの違い」については、下記で掲載していたものです。
FeZn/Bookmark : こまかく尖った
http://fezn.exblog.jp/1980358/



……という、半ば私信のごときもの。
そしてこれらのエントリの続編にあたるものを書くぞーという自分あての宣言であったりもします。

(だいたい、それが実行に移される確率は半分ぐらい……)
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by fezn | 2008-02-04 23:32 | Typeface

ものさしが歪み、車輪が滑る日。

そろそろ日刊更新がつきそうな鉄と亜鉛のエントリ群。土曜日曜は「武道の稽古」「もじもじカフェ」「印刷博物館」とか巡ったりしました。いろいろな形に再会&初お目見えできて幸いでした。名刺代わりの「編集尺」は好評でこれもまた幸い。
これに関するエントリは次の次の次の次ぐらいに書く……予定、です。たぶん。
「もじもじカフェ」解散後の夜には funaki_naoto さんに、真空管のあるところに連れて行っていただいて、なんともなんとも。(これも後日書く、かも)
印刷博物館は企画展をやっていないときに行ったのは初めてなのですが、「総合展」モードのときには、企画展のときには隠されている(?)展示物がいろいろあるのだということを知りました。&今まで時間がなくてスルーしていたビデオ展示類をきっちり見ていたら数時間かかってしまったという次第。(5時間くらい……?)
というか今日は首都に雪が降り雪が積もりました。雨男のFeZnのせいかもしれませんねー。(いやいくらなんでもそれは。)



さてさて、今日の分のエントリの話題。
数週間前の話ですが、
Mac使いの人から「どうしましょう。PDFが1mm縮むんですが」と訊かれました。
「んなわけあるかいな」と笑顔で測る鉄と亜鉛。297mm。A4の長辺。OK。
しかしそれを返却すると、「やはり短い」となむ。
「んなわけあるかいな」と、ふたたび測る鉄と亜鉛。あれ。縮んでる!?

一度目は手元の定規(厳密に言うと「物差し」でないとダメなんだっけな)。
二度目は、渡された定規。

……定規が歪んでる!

[図版] (プラスチック定規と、金属製の定規を、重ねた状態の画像)
b0062477_125136.jpg

まあ、考えてみれば当然なのですよね。プラスチック製の。普通の定規。
日なた放置あるいはPC排熱部放置……でしょうか。それで歪んだのではないかと思われます。


最初に疑ったのは、膨張あるいは収縮ではなく「端が削れて短くなっているのでは?」という点。
定規の端から目盛りがついているタイプは、便利は便利なのですが、細密に測ろうとすると正しくない値が出ることがあるそうです。
(まあ、紙の上で1mm程度の精度を測ろうとする限りにおいては、たいした問題ではないのですが……。もっと細密な計測の世界では、ということらしいです。)
そういう人達のいわく:
「10mmのところから測って、数字を10、引けばいいから。」
はふぅ。


さてそんなことがあって数日後、
また別の人から「2mmズレてる」という話。
こちらは一層複雑で、
  • 「あるシリーズ。そのまた別冊を作っていて、本体に“投げこみ”にするので、天地左右数㎜ずつ、縮める必要がある」
    • 「最初に製作した2年前は、それに気づかずに最終段階まで行った」
    • 「最後の段階で、巻[1][2]は製版段階でover裁断、巻[3]は組版段階で縮める、という手を取った」
    • 「その2年前の組版データを流用して組み替えて作っている、今回の仕事。巻[2]由来と巻[3]由来のページが混在している」
    • 「そのため、ページによって違いが出ている」

  • さらに、測った物差しが歪んでいた。
  • ……しかし、正しい物差しで測っても、歪んでいる。


……という状態。
「おかしい、おかしい」
と首を捻りまくったあとに
「あ。プリンタの熱?」と気づきまして、
再度、両方を、同じプリンタで、続けて出してみました。
……解決。


つまり、比較していた2枚のプリントアウトは、同じプリンタながらも、出した時間帯が違ったのです。単に時間帯が違っただけでなく、
「その直前に何もしていなかった状態」と
「その直前に大量のプリントアウトをこなした後」とで、
どうやら紙送りローラーの駆動具合(あるいは、用紙の滑り具合?)が違っていた、というオチがつきました。



2008.02.04. 12:50 図版が抜けていたので追加
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by fezn | 2008-02-03 23:59 | DTP


メディアの海の片隅で、ぷかぷかと漂っているクラゲ。文字とか組版とか、勉強中。


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古代史の謎は「海路」で解ける (PHP新書)


[図解]偏差値41から東大に合格した人の「記憶術」「読書術」「時間術」


[図解]武士道 逆境に負けない不屈の精神、何事にも動じない心を鍛える


[証言録]海軍反省会 7


文字の組み方―組版/見てわかる新常識


文字の骨組み―字体/甲骨文から常用漢字まで


欧文組版 組版の基礎とマナー (タイポグラフィの基本BOOK)


日本語組版の考え方


文字をつくる―9人の書体デザイナー


欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)


欧文書体―その背景と使い方


シーリングワックスの本―基本の使い方からアレンジ法まで


文字のデザイン・書体のフシギ 神戸芸術工科大学レクチャーブックス…2


アイデアのつくり方


印刷史/タイポグラフィの視軸―府川充男電子聚珍版


フォントブック[和文基本書体編] (+DESIGNING) (+DESIGNING)


「印刷雑誌」とその時代―実況・印刷の近現代史

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