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膨らむPDFとEDICOLORとグレイスケール

昨日(7/30[日])に、やたらとアクセスがあったみたいなのですが、果たしてどこかで紹介されたのでせうか。日曜なのに。ふむ。
休日におけるアクセスの膨張。ふくらむ?


膨らむ。フクラムと言ったらジム。(註1)
スプレーガンを打つほうではなくて。
というわけでこんばんんんんは。ンを連打してみましたが特に意味はなく。でも僕は羅馬字入力なので連打しているのはンではなくて n ですかね。

しばらく前の話ですが、同僚からメイルが来て、それはクライアントの方から尋ねられた話であるとの由。
EDICOLORデータをPDF化したときに、生データよりもやたらと重くなる例があり、それを劇的に軽量化する方法は無かろうか、となむ。

……無念。わからず。
ただ、図版データの数とかファイルサイズとか解像度とか、Distillerの設定とかを変更すれば良いのではないかんなぁと思いつつ。

EPSの場合、似た案件があるのですよね。
[210]EDICOLORからのEPSを軽く
http://bbs.ddc.co.jp/mt/dtptubobbs/archives/2004/0326183100210edicoloreps.html


というか、元のファイルの作り方が分からずに電話とかメイルで漠然と問われても困るということとかもあったり。
まあ、ファイルサイズとかで僕が言えるのは「生データが重い場合、とりあえず圧縮したら10%ぐらいになるし。」ということぐらいでしょうか。

別のアプリだと、たとえばPageMakerで「グレースケール画像を含むPDFのファイルサイズがデカくなる」らしいのですが僕のPageMaker体験は合計600秒ぐらいなのでイマイチ不明不明。

Adobe[210683]グレースケール画像を含む PDF ファイルサイズが、PageMaker 6.5から書き出すと大きくなる
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?210683+002


ひょっとして、そのクライアントさんにおける「ファイルサイズ重すぎ」問題は、同様のことがあるのかなぁと思ったり思わなかったり。とりあえずこの2のURLを送ってお茶を濁す今日このごろ。



註1=
ジム・ボタンの機関車大旅行 [岩波書店]
https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/0/1109980.html


エマ改(という名前で出てくるわけではありませんが)の移動方法は物理学的というか力学的に有り得ないのですけれどそんなことは問題ではなくて、楽しい本なのでまだ読んでいない人は必読。

というか、武道のほうの合宿に行くために部屋の中で資料を漁っていましたらば、中から栞を挟んだ読みかけの本が三冊四冊と出てくる不可思議。『印刷史/タイポグラフィの視軸』とかもまだ25%ぐらいしか進んでいないことに気づきました。

で、合宿に行くので暫く更新できぬです(でも明日の分は、もう書いてある)。仕事も前倒しにせねばなりませぬし。


今日も文章が牽強付会。ま、いいか今日も疲れてるし。
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by fezn | 2006-07-31 23:52 | EDICOLOR

新PCに移行したら Acrobat Distiller がプリンタ一覧に認識されなくなったような気がする場合の対処

さてさて前回の続き。
前回というとアレです。

FeZn/Bookmark : PDF生成。PSドライバによって用紙サイズが変わったり変わらなかったり。
http://fezn.exblog.jp/5263303/


で、コメント欄にて、かくのごとく。
Commented by CL at 2006-07-17 21:31 x
EDICOLOR よく知らないですけれども PDF 書き出し用の AdobePS 由来のプリンタドライバ(プリンタ名としては Distiller Assistant とか、Acrobat PDF とか Adobe PDF とかそんな関係のやつ)使わないんですか?

Commented by FeZn at 2006-07-18 12:52 x
確かに元来のWindows環境だと本来……というかPDF化はあまり(以前は)やらなかったので最近ですが、Acrobat4.0の「Acorobat Distiller」を使います。
が、PCを入れ替えたらPDF Writerしかプリンタとして認識せず、当時は「そうかOSの違いのせいか」と早合点してゼロとかキヤノンのを使って「試作→印刷会社さんのほうに渡して検証→その仕事ではOK→別件でも試用→いまのところOK」という流れです。現在。
プリンタとして認識されない原因は判明したので直せばよいのですが先送りになっている今日このごろです。


Acrobat4.0の話。
新PCに移行してみたところ、なぜだかプリンタの一覧に「Acrobat Distiller」が認識されず、「Adobe PDF Writer」のみとなってしまったり。
さあ困った。……しかしPSファイル生成&DistillerでPDF化、してみたものを印刷会社さんに送ったり諸々してみて、まあ実体のあるプリンタのドライバで問題ないという結果が出たので「まあ、いいか」という昨今。
一方インストールしてみたところ問題ない(Distillerがプリンタの一覧に出る)ものもあり、「ふむXP Proとhomeの違いか。あるいはSP2とSP1の違いもあるだろうか」といったことを考えていた次第です。あとから思えば滑稽と申しますか何と申しますか。
てゆうか、ちゃんとアラートが出ていたので、まったくもって自爆事件。

「Acrobat4.0」→「実体のあるPSプリンタ」の順 → Distillerがプリンタとして入らない。
「実体のあるPSプリンタ」→「Acrobat4.0」の順 → Distillerがプリンタとして認識される。

ということの模様。
いや、まだ実際に入れ直して確認はしていないのですけれど。
いまのところ「DistillerをPSドライバとして使わねばダメじゃ! 実PSプリンタのを使うな!」という状況にぶつかっていないのでソノママなのですが、色々なところとやりとりをしたりする(環境を揃えたり諸々)際に、やはりAdobeさんのやつがあったほうが良さげであろうと思いますゆえに、今度リトライ。
(6は無いから丁度良い~、のかな? 7は別のノウトにのみ入ってます。)

……あれ。5.0の場合はまた違うような気もしますが、まあ取り敢えず。
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by fezn | 2006-07-19 12:35 | DTP

PDF生成。PSドライバによって用紙サイズが変わったり変わらなかったり。

本来の題名は「Distiller経由でPDFを生成する際に、利用するPSプリンタドライバによって用紙サイズが変わったり変わらなかったり。」
しかし長すぎたのでエラー。
というわけで今回はPDFの話。というかDistillerの。あるいはPSドライバの。

EDICOLOR6.0での仕事をやっていたとき&その後の経緯から判明。というか世の中ではきっと常識なのでせう。ふむ。

ほかでの組み合わせは未検証ではあるものの、
  1. EDICOLOR6.0(win) から
  2. PSプリンタのドライバを利用してPostScriptファイルを書き出し、
  3. Acrobat Distiller 4 or 5 でPDF化するとき、

EDICOLORの用紙設定(=プリンタドライバの設定)が優先される場合と、Distillerのジョブオプション設定が優先される場合、2パターンがあります。

……たとえば、A4の紙面。塗り足し部分を入れるためには、少し大きくなくてはなりません。
プリントアウトするときと同様に、EDICOLOR用紙設定で「B4」、Distillerのジョブオプションで「A4+天地左右3mm」と設定したとします。

→生成されるPDFが「A4+天地左右3mm」になるときと、「B4」になるときがあります。

どういうことかなー、と思っていたのですが、どうやら以下のような感じ。

  • Canonのプリンタのドライバ
    ……EDICOLOR(&プリンタドライバ)の設定が優先される。
  • Xeroxのプリンタのドライバ
    ……Distillerのジョブオプションの設定が優先される。


PostScriptファイル内に書き込まれた用紙設定(?)が、Distillerのジョブオプションよりも優越するわけですね。

もっとも、機種によっても異なるのかもしれません。
基本的にはXeroxドライバ(からのPSファイル)のほうが普通の挙動なのでしょうか。
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by fezn | 2006-07-17 17:11 | DTP

遭遇、ニアミス、にせもののめがね。

さて、すさまじくバタバタと準備したり出かけたりしていたTIBF(東京国際ブックフェア)2006ですが、なんとか完了したり後かたづけをしたり。

自己の欲求に発した物差し「編集尺」は、変転を経て性格を変えて、会場にて密かに配布。結構評判が良かったり、諸々。

事前にあちらで宣伝を打たなかった理由のひとつとしては、間に合うか分からなかったこととか、一箇所間違いがあったとか、実験なので様子を見たかったとか、理由はこれまた諸々。

ここ(FeZn/Bookmark)で配布情報をgetしていたのを見てgetしに来ていた方も意想外に多い模様。カウンタの回り具合からすると、見ている人が皆来ている? いやそういうわけではなくてカウントされないモノとかWebフィードだけとか友人に聞いたとか諸々あるのでしょうけれど。
しかしexblogの単純なカウンタだと、どこから・どのように来ているか分からない次第。Webフィードだけの読者はカウントに乗らない模様ですしBloglinesみたいに代表して持っていくと一層?(※「Exciteネームカード」を設定すれば「画像容量増大」「詳細なアクセス解析」が付いてくるのですが、色々で先送り。)詳細なアクセス解析がついていれば、どういう出版/編集/印刷の会社からアクセスが来ているかとか見えるのですが(話は若干変わりますが、たとえばWikipediaの「編集」の項は、IPアドレスによって「あの出版社」の人が手を入れたことがワカるわけですし。)、つけるのは無しにしておきます。


で。
僕自身は平日に出向く予定が潰れてしまったので、結局7/8[土]&7/9[日]に会場入り。
Web上でしか存じ上げなかった方とエンカウントしたり、ニアミスしたりの二日間でした。
  • 某フォント会社の人に社名を名乗ったら「有名ですよね」と言われたのは何故でせう。何故というかなんというか。いや鉄と亜鉛がではなくて会社が。特定狭隘分野での話だとは思いますものの。
  • 某組版ソフトを売っている(営業)方に大連組版会社の風景のフォトグラフを見せつつ「中国に売りませう」とそそのかした(?)ものの、よく考えたら大陸では人件費が安いのですよ。ゆえに高効率ではなく文字通りの人海戦術で片付けてしまおうという結論が出て、高性能高価格のシステムは売れぬやもしれませぬ。(と、ここで追記。)
  • ××××さんが××××であることとか××××さんが××の人であることとetc.は分かっていましたが××××(×××××)さんが××××の人だったとは! 予測範囲外。
  • 予測範囲外と言えば、なんで×××さんが来てるんですか! ……武道のほうの知り合い。こちらのWeblogは知らなかったはず。この日までは少なくとも。
  • 某大学の「××道」部の監督の方。
  • しかし考えてみれば先月、そこの主将に、TIBFの招待券を送ったのですよ。数枚。
  • 加えて、もうすこし考えてみると、そこは美大で。カントクの方は職場ではAdobe Illustrator使いのハズ。
  • 某製本会社の方。利己的(というか後輩のために)利益につながらない質問とかばかりして申し訳ありません。でもまあ縁があったらきっと御社に依頼を……。
  • 金曜日はfunaki_naotoさん、n_yujiさんとお会いしました。あと、どなたかいらした模様。ニアミス。
  • J×××Tの方へ伝言。…………どのような御用件でしたでしょうか?
  • H工業社(←あまり伏字の意味がない)のTさんに伝言。……はじめまして、とは申しましたものの昨年もお会いしたような気が若干。
  • 日曜、あさうすさんと遭遇。すみませんいままで「あ」にアクセントを置いて黙読脳内発音してました。というか今も。
  • Zero3が鞄から出てくる僕は軟弱。内ポケットに入れろ自分!
  • とはいえ普段はスーツなど着用しておりませぬゆえ。
  • CLさんがいらしたらしいですがその時間帯おそらく僕は食事(not植字)をしていたのです多分。
  • H印刷Aさんもしくはその同僚の方(たぶんここを見ている)に伝言。……Iさんに宜しくお伝えください。次もたぶん印刷お願いすることになりますが、先回と異なりPDF入稿でなくて*.ec6で入稿したいのです切実に。非常に時間がかかりますので。一昼夜とか。PC3台で並行して処理してたりしましたし。まあ今回はページ数も(相対的には)少ないですが。
  • DNPブースで活字直彫りを見学。そしたら2年連続で片塩先生とニアミスするものの目を離している間にいずこかへ。むう。
  • Mac使いとおぼしき方々数名、どこ経由で情報getされましたか……聞くタイミングは無し。ふむ。
  • 某飲食店の方に伝言(見るわけない)。おつかれさまでした。でも勘定は間違えないでくだされ。
  • というわけでいろいろな方にお会いしました。
  • というか、メガネ率、高いっす。
  • ちなみに僕のメガネは「度なし」です。
  • でもフェイクではありません。伊達や酔狂で(中略)わけではなく。
  • 光線を反射する特殊なメガネなのですよ多分。
  • いや実際。

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by fezn | 2006-07-16 20:47 | TIBF

会場から

というわけで(謎)現在TIBFの会場にいます。

これからDNPブースへ。
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by fezn | 2006-07-08 13:57 | TIBF

編集尺『回天編』完成品の入手方法と、悪い報せ

(2006.07.06追記:)7/6用出荷(?)分の「version1.0.0」は、このエントリ内にあるように若干問題があり、7/7以降用はそれを修正した「version1.0.1」に入れ替わる予定です。既に「1.0.0」を入手済みの方向けの補足を、こちらと公式のほうで打つ予定です。(カッターナイフか砂消しゴムで削るだけですが)
あとアイテム名は「編集尺」で、『回天編』は“制作ストーリー”第4話のサブタイトルです。



FeZn/Bookmark今年の最大?の企画、「編集尺」の話のクライマックス。
僕が個人的に欲しいなぁと思った「全部入り」編集ツールinポケット。
最初の構想は1年か2年前。製作に入ってから3か月。
その間に幾度も姿を変え、さらには新たな役割を帯びるようになりました。

自分で作っておいて言うのも何ですが、従来のデジタルFeZnWareよりも遙かに「使える」ツール、いわばアナログFeZnWareです。
(※このエントリのみにいらっしゃる方の場合、ご存じないことが多いでしょうけれど、Wikipedia専用テキストエディタ「FW_Wikipeditor」を作ったりしていました。これまた諸般の事情で未完成のまま停止中ですが……)

その編集尺が、手に入ります。たぶん or 場合によっては。
……ただし、問題がいくつか。

前回のエントリはこちら。
編集尺『迷走編』/version0.3~0.4、新メモリと両面化、そして量産。
http://fezn.exblog.jp/5182098/


最初の計画では、2か月ぐらいかけて途中経過を順次書いていこうと思っていたのですが、そうこうしているうちに時は矢のように過ぎていきます。
そのため、途中のバージョンを解説付きでupしつつ、コメントetc.で意見をいただいたらそれを反映していく……という計画があったのですが、諸般の事情で出来ませんでした。多忙とか諸々。

結局、v0.3で導入した積層型複合目盛りはボツということで、代わりに視覚的&直感的にサイズの関係が把握でき、かつ数字も分かるような機能をつけました。

mm尺に代表的なポイント値を書き込む方式は、可読性を下げるだけなので廃止しました。
で、その代わりに「x4ptメモリ」を導入したわけです。
読み方は「えっくす・ふぉー・ぴー・てぃー」でも「ばい・ふぉー・ぽいんつ」でもOKです。1目盛りが4ポイント、つまりmm尺で級数を測るのと同じ方法でポイント数が出せるというシロモノ。
いやシンプル極まりないものですけれどね。
ここにも山形メモリを採用。

…………まあしかしながら、あとから考えれば途中のバージョンも高解像度の画像で公開していけば良かったなぁと思うのです。
PrintPort:携帯用編集ツール開発プロジェクト
http://print.johf.com/log/20060630e.html
(※このエントリに追記あり)などでも取り上げていただいていますし。

というのはー。
なんと。
さきほど、一箇所間違いを発見してしまったためです。
カッターナイフや砂消しゴムで削れば消えるんですが。
むぅ。
発見したのは量産した後でなのです。まさに「ぎゃふん」。

裏面にポイント単位の罫線スケールを配置したのですが、その中にミリ単位の罫線が一本、紛れ込んでしまいました。
試用&校正で気づかなかったのですね。あまり使わないからか……



……で。それはさておき、良いほうの(?)発表。
というか既に悪い報せの中で書いていますが、「量産しました」。

b0062477_23571340.jpg


どん。どどん。

上がってきたのが昨夜で、それまでは計画を実行できる、かどうか未定だったので、当初曖昧な書き方をしてしまいました、が、実行します。
TIBF2006の会場にて、
販売
ではなく、
差し上げます。無料プレゼント実施。

東京国際ブックフェア2006
http://www.reedexpo.co.jp/tibf/home/index.html


というか、もう会期は明日からじゃないですか。
それも、もうすぐ日付が変わりますし。
「実施します」というよりは「実施中」といった感じですね。

某社のブースで配布予定です。
「編集制作プロダクションフェア」の中にありますので、探してみて下さい。
編集プロダクション、それも、首都以外にあるところとしては、例外的な規模の人員を抱えているところなので、ことに「ある特定分野」の中ではそれなりに知られていたりします。「企業」としては小さなところですけれど。まあ業界が業界ですし。
(人数:平均というのが不明ですが、多分10倍 or more ではないかと。まあ個人でやってらっしゃる方も多いせいですが)
ちなみに、編集尺の配布元としては、社名はベタ過ぎるぐらいベタです。
情報は近日中に同社のウェブサイトにも掲載予定です。


今回のキャンペーン、
編集尺は、無料です。
その代わり、仕事をください。(←おい!)
簡単で楽で長納期で高価格のものを。(←待テ!!)

用紙は「ピーチコートWGA-270」というポリスチレンベースの特殊紙に、さらにポリエスチン・コーティング(複雑ですがこれは「ポリスチレン」とは別。)を施してあり、水に濡れても概ね大丈夫です。
印刷方式は書籍本文に用いられることの多い平版オフセット印刷ではなく、スクリーン印刷(インキの種類を選ばない、プラスチックや金属にも刷れる)を使用しています。そのため量産(印刷&加工)に時間がかかり、ギリギリになってしまった……りもしました。

『編集尺』v1.0 機能一覧
  1. センチメートル定規 兼 簡易級数表(後半のみ0.5mm尺)
  2. 級・ポイント 対照表
  3. 網点スケール
  4. 「級」「ポイント」「ミリメートル」「インチ」換算式
  5. 用紙寸法表
  6. 罫線スケール(mm)
  7. インチ定規 with cm定規
  8. 「x4pt」目盛り(簡易ポイント数表)※「4字幅=ポイント数」
  9. 用紙取り倍数関係の模式図
  10. 封筒サイズ&用紙サイズ模式図
  11. 罫線スケール(pt)  ← ここに「1.2mm」罫線が混入


印刷データ
  • 用紙:ピーチコートWGA-270(TAKEO)
  • 印刷方式:スクリーン印刷
  • 線数:175線
  • 色数:2色(スミ版および特色版=DICカラー237)
  • 両面ポリエスチン加工
  • 使用書体:新ゴ・Futura Condensed・Georgia


※これ以外の入手方法も、考えていないではないですが、現実問題としては全く未定です。

※「無料」=「大規模ベータテスト」というわけではありません。……実質的にそうであっても……。
 個人的には「先ず自分が欲しい」ところからスタートしましたし、会社としては営業ツールですし。

というわけで、会場でお会いしましょう。
カードと。
僕自身は、行けなさそうな気がします。




というかイベントの前日に発表ってどう思うかね。→自分。
前日というか、ほぼ「当日」。
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by fezn | 2006-07-05 23:58 | Stationary

編集尺『迷走編』/version0.3~0.4、新メモリと両面化、そして量産。

「これまでのあらすじ」:
一枚のカードに「ミリメートル定規」「罫線スケール」「網点スケール」「級ポ換算表」「用紙寸法」などを詰め込むことを思いついた鉄と亜鉛は、そこに用いるべき「文字や約物のサイズを読み取ることに特化した目盛り」として、コクヨUD定規のウェーブ目盛りと似て非なる、そして古き背標にインスパイアされた「山形目盛り」(県名とは関係ない)を生み出し、それを組み込んだカードを「編集尺」と名付けたのであった。



第二話のクライマックス(?)における山形メモリ(←カナで書くとコンピュータ部品のようだ)の発明後、プリンタ+厚紙+カッターによる試作品の試用結果に気をよくした(調子に乗った)鉄と亜鉛は、このころ(2006年04月)計算尺の合理性に感動していたこともあり「目盛りを使って、欲しい数値をはじき出す」という仕掛けを、編集関連の各種数値を得るために作れないか、と考えていた。


……せっかく「編集尺」を名乗るのですから、単に「カードに色々載っている」だけではなく、「目盛りを使っていろいろな数字をはじき出せるor読み取れる」ようにしたいところです。
単に物差しであるだけではなく、その中には既に簡易級数表の機能(第一話)、簡易ポイント表の機能(第二話)は搭載しているわけですし。

従来型の用紙寸法表(編集尺v0.1にも採用)については、「狭いカードに載せるには、通常の記載方法では勿体ない」という考えを持っています。(いました。)
たとえば、以下のような表だと……
  • A5 148 x 210
  • A4 210 x 297
  • A3 297 x 420
  • B5 182 x 257
  • B4 257 x 364
  • B3 364 x 515

A5の長辺「210」はA4の短辺であり、
A4の長辺「297」はA3の短辺であるわけです。

そこで、たとえばこのように並べると、どうでしょう。
左端(「A5」の左)に「148」、
「A5」と「A4」の間に「210」、
「A4」と「A3」の間に「297」、
「A3」と「A2」の間に「420」……
といった具合に。

148 A5 210 A4 297 A3 420 A2 594

A4の場合…… 148 A5 210 A4 297 A3 420 A2 594
A2の場合…… 148 A5 210 A4 297 A3 420 A2 594

A5ならばA5の左右、B4ならばB4の左右の数字を読み取るわけです。
これで面積が節約できる、というわけで。
これは編集「尺」ですから、A5とA4の間を丁度10mmにして、定規のmm値の数字と連動させます。
ここでは小さなほうから並べましたが、定規と連動させるには降順で配置したほうが良さそうですね。

こういった表は他にないので馴れが必要かもしれませんが、馴れればなんとか使えるものです。
………………たぶん。

で、A系とB系だけではなく、事務で用いる『封筒』のサイズも調べられるようにしてみたいところです。
「角型」「長型」「洋型」などがありますが、配置できる数はレイアウトの上から考えると、二つ。使用頻度は洋型が低いようなので除外します。

こんなかんじになります。

b0062477_147443.jpg


「角」「長」とあるのが封筒寸法。こちらは水平ではなくて垂直に読みます。
従って、一つの目盛りが複数の意味を持てるようになるわけです。たとえば「20mm」の目盛りは、上から順に、こう読めます。

  • 20mm
  • 20級  (4文字で測る)
  • 14.17ポイント  (4文字で測る)
  • 角型2号(240×332)  真上の数字
  • A2(594×420)  左右を読む
  • 「2cm」 太い数字
  • B2(728×515)  左右を読む
  • 長型2号(119×277)  真下の数字


そのほかの改善点として、「mm尺と連動した極小のポイント表の密度を増やし、配置を入れ替える」「0.5mm目盛りを、最後の10mmだけでなく80mm定規の全体に変更」etc.しています。
実は公開していない「0.1a」においては、もともと80mm定規の全体にわたって0.5mm目盛りを配していました。もともと山形目盛りの「麓」に、短く刈り込んだ状態で載せることにより、「普段は気にならず、見ようとしたときにだけ目に入る」目盛りを志向するものであり、0.1bは「それは難しいかなぁ」と穏健派に傾いていたのです。

で、それらの変更を反映した、「編集尺0.3」の全体像。

b0062477_1473024.jpg


どうして「0.1b」の次が「0.3」なのかというと、たぶん「0.1b」としてデータが残っている分が、実は「0.2」だったのでしょう。「0.1a」こそ真の「0.1」


確か、この時点の、mm←→inchなどの計算式の中には間違いが混入していた筈です。あとで直しました。



さて、前回のエントリ(第二話)は、印刷総合情報サイト PRINT PORT で6/30に取り上げていただきました。
携帯用編集ツール開発プロジェクト
http://print.johf.com/log/20060630e.html

いまのところ個人プロジェクトのようですが、 印刷会社なら、 営業マンが持ち歩いてもいいし、 得意先に配ってもいい。 プリンターメーカーなら、 自社製品の PR にも使えそう。 オープンソースなんだろうか。


オープンソース(OpenContent?)か否かというと微妙なところです。というのは現在すでに、自分だけで決められるものではなくなっているからです。
つまり0.4以降は個人プロジェクトに非ず、ということで、
そして「得意先に配る」まさにそれが有効なのはそのとおりで、
先回「レーザープリンタだと無理があるんヨ」と述べた欠点をひっくり返す「印刷機の使用」と「量産化」が可能になりました。



変更点は、以下の通り。
  • 両面化しました。(「片面では勿体ない」から。)まあその結果、試作品を作る手間が増えました。(ぴったり貼り合わせないといけないので。)
  • オモテ面に、社名を入れるスペースを確保。ここにURLと電話番号も入ります。
  • オモテ面のmm尺の0.5mm目盛りは、40mm~80mmの間(=後ろ半分)に減らしました。(短く刈り込んだ目盛りとは言え、やはり「素早く1mm単位の数字を読み取る」ためには障害のようなので。)
  • ウラ面の定規は、全編0.5mm目盛り「有り」にしました。
  • 簡易「級ポ表」の「mm目盛りとの連動」は諦めて、数字を大きく。……そうするとこの位置に配している理由が希薄になってきますが、まあ「縦長の表」だから構わない、ことにします。
  • 普通の(=読み取りやすい)「書籍寸法」と「用紙寸法」の表を載せました。(三五判や菊判は、新型メモリには搭載できませんし。)
  • 「A」→「A判」、「長」→「長型」とするなど、分かりやすい表記にしました。(自分だけが使うツールではないので。)
  • ウラ面に、洋紙寸法の対象関係図を掲載。(倍数関係が直感的にワカるように。)
  • ウラ面に、階調の少ない網点スケールを掲載。
  • ウラ面に、ポイント基準の罫線スケールを掲載。


b0062477_1475976.jpg


また、和文書体にモトヤ「シーダ1」を使用していましたが、モリサワの「新ゴL」などに変更しました。欧文は基本的にFutura(Bitstream版のMedium CondensedとLight Condensed)です。
まあ、ということは僕が個人で、シーダ1を基調とした「非商用版」を作って無償配布するなら、良いわけですよね? ……こんなこともあろうかと、僕個人でも作って良い、ようにしてありますし。

さて正直なところ、非常に濃密だった0.3に比して、密度が下がってしまった感は否めません。
加えて、コンセプトが散漫になってしまっています。
……これらの問題点については「0.5」以降で改善してあるので、それは次のエントリにて公開予定です。

さて0.3で採用した、“画期的なのだか意味不明なのだか分からない”新奇なるニュータイプの「積層型複合メモリ」は、数週間にわたって試用してみたところ……
 『使いづらい』です。
……どうも「馴れれば良い」というレベルでないような気が。
(すでにv0.4にて「簡易ポイント尺」は諦めてしまっていますし。)



ま、そんなこんなで、「編集尺」(この意味で使ったのはGoogle等の検索エンジンで探る限り僕が最初のようなので、パテントとか取っておいたほうが良いのかなぁと思ったりもします)の「これからのあらすじ」:
  • v0.4において両面化(片面では勿体ないから)、
  • v0.5において片面カラー化(両面モノクロではつまらないから)、
  • v0.7において両面カラー化(せっかくなら両面、ってことで)。
  • v1.0=完成。もう完成版が、あるのです。


され、これが、どう転んだか。
それについては、また明日の分のエントリにて。(って今から書くんですが。)

(いやはや、本当は2か月ぐらいかけて書く予定だったんですよこのシリーズ。おかしいなぁ。)
なぜこんなに急いでエントリ群を展開しているのかは、まあ想像していただければ。


ていうか、次号、発表。
大発表?





(2006.07.07追記)

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by fezn | 2006-07-04 22:05 | Stationary


メディアの海の片隅で、ぷかぷかと漂っているクラゲ。文字とか組版とか、勉強中。


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