<   2005年 07月 ( 11 )   > この月の画像一覧

休止(かもしれない)連絡

ぐあ。

いろいろヤバい雰囲気なので、BlockBlogだけでなくこちらも休止するかもしれません。

仕事のほうも火曜にひとつ校了になったほか、今日~明日が山だったりするのですが。
それだけじゃなくて。

とりあえずストックをあらかたupしてしまって、撤収……
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by fezn | 2005-07-28 23:50

エディカラー、便利ツール。ECフォントくんの罠

「ECフォントくん」
http://www.kyodo-net.jp/~edicolor-jp/library/library.html
を使って確認した書体一覧と、
記事ファイルを開くときのアラートと、

Ctrl+Shift+Fで開く使用フォント一覧では、それぞれ見ている場所が違うのだろうか。ふむ。

 Open時の確認は、文字枠etcに属性として含まれていれば反応する。
 使用フォント一覧は、文字列に指定されているフォントのみを抽出する。
 だから前者で警告が出る→関係ないフォント(記事内で使っていないモノ)に置きかえる→その置きかえたフォント名が、後者のチェックで出ない、
 というのは当たり前。

 「ECフォントくん」は記事ファイル(のバイナリ? EC6データは内部的にはそりゃあもちろん文字列としていろいろ情報を持っているのか)から抽出しているので、
 その読む場所とかがいろいろ違うのだろうなぁとなむ思ったり。

 あと、Mac版で作ったデータだからかも。
 Winで開いて保存し直した後にもう一度チェックしてみるか。
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by fezn | 2005-07-28 20:03 | EDICOLOR

「書き」と「組み」に関するメモ。そして三点リーダと中黒の代用性に関する牽強付会

ナミモニ(むりくり): 縦書きと縦組の境目が実はわからない
http://cl.cocolog-nifty.com/dtp/2005/07/post_fa34.html

 T-Timeの上で、縦書き表示と横書き表示を切り換えるソフトウェアボタンが「組」だったか「組方向」だったような記憶。
 当時は「イッパンジン的には『組み』とか言われても困るじゃろ」とか思っていたものの、はてさて。

 三点リーダーは「間が空いてるからこっちのほうが空気感があって好きなんだ」と主張する人とか(アマチュアの世界ですけど)いらして。その一方、「出しかたが分からないから『・』で代用してます」となむ仰るライターの人もいたりして、その知の範疇においては飾罫や地紋と同様と言えるのかもしれません。
 つまり「(己の知る範囲で)パソコン文字で表現不能な組版要素を、鍵盤上にある全角/半角字形の文字を駆使して表現する」という意味において、これはアスキーアートと同じなのです。たぶん。

アスキーアート - Wikipedia

 ……牽強付会?

 約物関連は、 はてなブックマーク - FeZn/Sinfonia
http://b.hatena.ne.jp/FeZn/%e7%b4%84%e7%89%a9/
に色々と隠してあります。


自分あてメモ:
 !?と?!についてあとでメモして上記タグつけてselfclipしておくこと。
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by fezn | 2005-07-27 20:12 | Bookmark

線数メータと長老の物語

 7月17日 (sun) に、印刷博物館に出かけた話はしましたが、そこで「線数メータ」なるものをゲットして参りました。
http://www.printing-museum.org/

 Web上の関連情報は、FeZn/Sinfonia:[線数メータ]に放り込んでおきました。

 要するに、印刷物の網点をチェックしちまおうという恐ろしい道具で、前回ミュージアムショップに行ったときには気づかなかった次第。(というか、あまり時間がなかった)

 実物の画像はこちら↓
IS.COM:SCREEN LINE METER
http://idlingspace.com/etc/lpi.html
 実際スキャナによる干渉が出てます。わお。

 級数表のような樹脂製の薄い板。あるいは厚いフィルム。カードサイズ。
 キモは細かい扇状をなす、線の集合で、網点の印刷物の上でまわしていくと、綺麗な十字状のモアレが生じまして、その十字の中心点の結ぶところが、その印刷面の線数という次第。

 ルーペでのぞき込んで、プロの技で見分けるしかないのかなぁと思っていたのですが、なるほど便利なものがあるもので。(超プロでなくとも、焦点を結ぶ面に0.1mm単位の目盛りが見えるルーペで、出来る模様。むー。)
 1050円ですが、それだけの価値はあるかなぁと思います。これ、800線まで計れるわけですから。
 しかしその800線というスペックを生かし切ることは無いでせう。たぶん。
 ……ハッタリアイテム?

 ……いや、勉強用ですよ(汗)。たぶん。
 どういう印刷物にどういう印刷技術が合うとか、諸々。(某結婚情報誌は宝石を綺麗に見せるためにFM網点で刷ってるとか云々)

 身の回りにある印刷物は、175線や200線ぐらいのものが多いようです。ところでlpiとdpiとその他解像度とかの関係は未だに勉強中ながら未だに不明不明です。
 あと、K版だけで刷っている書籍の本文が妙に高い数字が出るように見えるのは、2倍のところが見えているだけ、なのでしょうか。
 (あと、奥付に200線と明記してある某DTP本が190線ぐらいで十字が交差してたり?)
 出力解像度がどうとか、
 イメージセッタ経由かCTPかで違ってくるとか、あるのでしょうか。
 うーむ。まあそのあたりまで知らなくても良いような気もするのですが。エディターですから。

 製版・印刷に詳しい超絶ベテランのM氏などは、印刷物をちらと見て「ちょっと線数高すぎるんじゃないかねぇ」となむ仰ったりします。どうして分かるんだろうとか思ったり。
 まあこのM氏、通常なら隠居しているぐらいの年齢の方なのですが、超現役。業界経験が僕の生物年齢の倍以上ってどういうこと。
 以前、ある仕事でベテランの人に僕が生意気なことを言ったら「君が生まれる前からこの業界でやってるんだ」となむ言われましたが、その方が生まれる前からM氏は現役だったわけで。すげぇ。(僕が言った内容もM氏の言葉の引き写しだから、ある意味では(以下略))
 ……森繁久彌みたいですね。フランキー堺が亡くなったとき、誰だったか(小林信彦だと思う)のコラムに「彼に憧れて入ってきた人たちが、やがて重鎮になって、その後に次々と倒れていく。それなのに当の森繁がいまだに映画に出続けているというのは凄いことである」と。(記憶から抽出) なお彼は「中堅」と言える年齢のころ、東映の長編アニメーション映画「白蛇伝」(1958)で声を当てていて、その映画に感動して人生が変わってしまった(すくなくとも1つの要因ではあるらしい)宮崎という人が数十年後、巨匠になって作ったアニメ(1997)にも声を当てていて吃驚。ハヤオさん当人も感動。

 話を戻しますが、かくしてFeZnは線数メータを持ち歩く生活に。仕事が仕事ですから使う機会はありませんが。ま、薄い樹脂製の板ですから、かさばりませんし。
 で、ネタ切れした6月に連載しようと思っていた「小道具」編のスタートです。というか「Stationary」なるカテゴリを新設してみました。カテゴリ名称は変えるかもしれませんが、大連写真シリーズのように連日投稿も難しいと思いますゆえに。(あちらもカテゴリを作って放り込むかもしれません)
 持ち歩いてるルーペとか、以前手を切った使いづらい(のに愛用してる)テープカッターとか。
http://fezn.bblog.jp/entry/110916/


※このエントリは7/25に下書きして、27日あたりにExciteサーバに登録し直して、公開モウドにしたのは7/28。(RSS上の日付情報とか、錯綜しているかもしれません。)
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by fezn | 2005-07-27 15:50 | Stationary

ハッタリ・プロフェッショナル法

忍者ハッタリ君(「ト」ぢゃなく「タ」ね)とかいうネタがあったりしますが、それとは関係なく、ハッタリによってプロっぽさを醸し出す方法について。エディター編。

紙の表裏が解るフリをする
 紙は水と仲良くなっている植物の繊維から作られますので、空気とか重力とかで表と裏ができたり。(省略しすぎだけど本気で解説しようとすると墓穴掘りまくるので割愛)
 ツルツルと、ザラザラ。

 書籍では紙の表も裏も使わねばならないのでまあいいとします。(無理矢理ですが)
 加工してある紙も、表裏が分かりやすかったりします。

 いわゆるコピー用紙とかの表裏。これをどうするか。
 ……ラベルの貼ってある向き。500枚入りとかの、紙の。ラベルが読める向きにすると、上面が表の筈。(違いましたっけ)
 だから、取り出しながらなら「こちらが表さぁ」となむ言えたり。
 失敗した場合には「抄くときに云々」と語って誤魔化す。

紙の目(縦横)が解るフリをする
 BlockBlogのほうで書いたことがあるのですが、仕事場のエラい人が刷り上がった新刊を開いて、数瞬後に一言。「紙の目が違ってるな」(意訳)となむ。
 紙には、抄造方向による「縦目」と「横目」があるわけで、縦横が違うと本が開きにくくなったりします。だからプロフェッショナルな編集者はそれくらいワカらねばならんようです。うげ。
 面付けとかの段階で、それをきちんとするような手配とか。(それ自体の専業ではないにしても、チェックして判断つくような。)

 で、縦と横では破いたときの切れやすさが違いますゆえに、
 縦と横を区別したい紙があったら、破いてしまえば良いのです。
 ……破けないときには「Paperとは古代エジプトのパピルスを語源として云々」と語ってお茶を濁す。

組み具合を見てレイアウトソフトが判るフリをする
 (さっきとは違う「わかる」の字を使ってみたり)

 書籍を開いて一瞥して、「ああクオークだねぇ」となむ仰る方がいたりして「すげぇ」と思ったりするわけですが(まあそれがハッタリだったとしても判らなかったりしますが)、これがプリンタから出てきた校正紙なら、まだワカったりします。
 トンボ外のコメントが、組版ソフトによって違うので、それを使ってみたり。あと、トンボの形状ですとか。
 (ただしトンボ形状は、いろいろ変えられるソフトもあったりしますので結構大変かもしれません)

 どうでもいいんですが、HitCapのトンボは結構好きです。ん、CapAceだったかも。

 そこまで覚えてたら既にプロだろとかいうツッコミは却下。
 組み具合を見ているフリをするワケです。
 行末の句読点とか、パーレンとか中黒の処理etcを(たぶん)見て「ああクオークだねぇ」となむ言うような。


書体が分かるフリをする
 上の話の続きで、書体から。

 文字がワカる人は「シャケン」と「マック(意味するのはたいていモリサワのコト)」を区別ついたり。
 そうすると、何を使って組んでいるかが(大まかに)わかったり。
 ただし世の中には写研コンバータがあるので油断できない次第。モトヤの大型DTPシステムのカタログはモトヤ書体(と、たぶんモトヤ組版機)で組んで印刷してありましたが、キヤノン(住金ソリュ買収より遙か前、自前で開発してたころ)とかのカタログは、どうも石井明朝+OKLで印刷してあったりします(僕の目なんで信頼性低いですが、見本帳とルーペで確認)。「写研出力機を使えば、写研書体も使えます」という折り込みが入っていましたし、コンバートしてるのだと思います。組版機の宣伝なのに他社製品で組んでるのでなければ。

 モリサワ書体だからといってDTPかというと当然ながら電算とか売ってますし。でもリュウミンは電算といは微妙に違うという話を聞いたことがあったりしますが、それは従属欧文が Times New Roman になっててリュウミンライトじゃないぞコラ、って話かもしれませんので記憶不鮮明。
 ただ、先に挙げた「組み具合」で、MacDTPか電算か、はワカるのかもしれませんプロなら。

 なお、リュウミンL-KLとR-KLは、従属欧文で区別が付いたり。データ上の半角(1バイト)文字で打たれた部分があれば、それが Times New Roman になっていればリュウミンL-KL。
  2 や 5 、Q なんかが見分け付けやすかったり。
 問題はこの区別方法は、A-OTFになったら無効ってことです。(リュウミンにオプティマイズした英数字に統一された)
 まあ逆に、数字が改造されたので、それを頼りにOCForCIDかOTFかを区別することもできるわけですが。頑張れば。
 (じゅん系は、妙に狭くてベースラインの高かった和文領域アラビア数字が「普通の」数字に変わっていたり。その他諸々。)


印刷物の線数が読めるフリをする
 次回エントリに載っけるアイテムを使ったり。


(2005.07.28 未来エントリのリンク修正)
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by fezn | 2005-07-26 23:55 | Wandering

蝉しぐれ。丸明オールド。口の連続。(追記あり)

 やた。これならワカりますよたぶん。
 丸明オールド。
http://www.eurus.dti.ne.jp/~kdw/marumin_p1.html
 土曜、いとまができましたので映画を観に行ったのですが、劇場にあった宣伝チラシを見ると、藤沢周平の「蝉しぐれ」の映画版。
http://www.semishigure.jp/
 これ、チラシの裏面の解説、本文が丸明オールドじゃないですかね。これぐらい特徴的ならワカります。

 ん。しかし違和感。
「蝉」の旧字のバランスが悪い感じ。タイプフェイスデザイナーが作ったのではない感じ。「口」の字形を余所からもってきて縮小してるのかなぁ。そうすると細くなってしまう、ということでしょうか。オプティカルな縮尺関連。

 下の方に小さく打ってあるゴシック体の「蝉」旧字は、普通に見える気がします。あまりに小さいのでルーペでのぞき込んでみましたが。

 販売されている丸明オールドは、
http://www.aone-corp.co.jp/spec.html
 のあたりを見るとTrueTypeで7350字のようです。

 蝉の旧字は第二2水準外でしたっけ? 今BTRONノウトが手元にないので調べづらいです。

 ここで書く話題じゃないですが、武道家視点で見ますと、歌舞伎の人がサムライをやると素敵です。腰が据わってて。今回は市川染五郎となむ。
 歌舞伎でサムライといえば近年の大河ドラマの「武蔵」がありましたが、なんか小次郎より沢庵和尚のほうが圧倒的に強そうで、二人が相対したときには「やばい小次郎撲殺されてドラマ終わっちゃうよ」とか焦りました。(邪魔が入って小次郎さん無事でしたが)

 そういえば写研で打ってある少年漫画誌を見たら、気合いの入ってるセリフに出ていたゴナOSだったか何だったかの書体で、「氣」の字が「米」だけ浮いてた次第。普段のセリフの石井ゴシック(?)だとバランス良く収まってるわけでして。
 その場で作ったのかなぁ。SKコードの文字の収め具合(書体ごとに)はどうなっているのでせう。(コードの問題とかは関係ないか)

 Now勉強続行中...



(以下2005.07.26加筆)
 画像ないとワカラヌので、いくつかupしてみます。
 600dpiでスキャンしているので網点が見えます。
 これって映画「蝉しぐれ」のイメージカラー?
b0062477_13182074.jpg

 蝉、の字だけ拡大。でもこれだけ単体で見ると、いまいちワカラヌのです僕自身も。
 で、仮名と並んでるところを。
b0062477_13191285.jpg

 んー。元画像から、仮名詰めを僕がかけているので本来参照すべき図版ではないかもしれません。(関係ないことをふと思ったのですが、竹熊健太郎氏はこういった画像も「図版」と呼びますね)

 で、「下の方に小さく打ってあるゴシック体」は、こちら。
b0062477_13211415.jpg

 こちらは違和感なく見えた、ってことです。たぶんメーカー(ベンダー)から出荷時に含まれていたグリフなのでしょう。

 たぶん丸明オールドのフォントデータには口ふたつの蝉は含まれていなくて、この映画の表記(の字体)に合わせるために、チラシ(なんていうでしたっけ。フライヤー? あれは違うか)を作ったデザイナかオペレータが手作業で作ったものと思います。
 だから他の字と違って、浮いて見えるのではないかと。
 たぶん「口」の字か、あるいは同様のエレメントが含まれる、より大きいサイズの字から部品を引用して。
 同じサイズで含まれるとしたら、もう少し各画が太く(黒く)なると思うのです。

 まあ、蝉の字には最近記憶がありまして、ある商品で短歌の部分のために(地の文は新字体でしたが)旧字をモトヤ明朝ベースでつくったのです。先日。
 で、僕は文字単体をズームイン、ズームアウトしながら(でかいサイズだけで見ていると狂うことは知っていたので)ちょいちょいと調整して実際の担当者に渡した(僕の本ぢゃなかった)のですが、
 はて。
 上に提示の画像だけだと、他の漢字群と比べての浮き具合が分からないことに今気づきましたが(汗)、まあともかく目立っていた次第。

 ということは僕が作った口口の蝉も、これは浮いていたのかなぁとなむ考えてみたりするわけです。まあ気づく人はあまりいないかと思いますが、僕の周囲には業界の人でないのに各社の文庫の組み方について、文字をからめて(書体名は全然知らなくても)語るビブリオマニア(ちと違うか)がいたりしますゆえ、ぶるぶる。


(2005.07.26加筆2)
b0062477_14195027.jpg

他の漢字・仮名とかと比較。
切り貼りなので文章にはなっていません。かな詰めは無し。

……浮いてない気がしてきた。


(2005.07.28加筆)
 ↓自分で作った例。ベースはモトヤ明朝。だった筈。
b0062477_19172318.jpg

 ……うわひどい。ひとのこと言ってる場合ぢゃないな。
 目立たないように小さく載せよう(汗
 自分の本ぢゃなかったから、ということはあるかもしれませんがー(コラ

 ↓モリサワの太ミンのOTF版
b0062477_1920422.jpg

 なるほどこんな感じにするわけですね。
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by fezn | 2005-07-25 12:49 | Typeface

若者の町と葛西薫ロゴの携帯電話ストラップ

というわけで(ってもう1週間前ですが)関東遠征に繰り出した僕ですが、なんか東京圏は電車メッシュの都市でしかも広い広い。無意識に脳が計算する移動時間と、LinuxZaurusで駅探が教えてくれる所要時間の違いに違和感を微妙微妙に感じながら色々探検。

旅行と旅の中間のような感じで、いろいろ臨機応変に予定を変更したり。
土曜はまず、上野で東京国立博物館に。大人420円は安いなぁ。国宝重文ざっくざくで、しかもいくつも棟があるし。(一部しか観覧できなかったのが残念。ここだけで1~2日つぶせる感じ)
で、稽古その1。睡眠不足と食事不足と疲労とその他で、半分くらいすぎたところで目が回ってダウン。だめだめですな。

しかもその後1時間くらいかけて移動して稽古その2。少し回復してたけど。
翌日は稽古3はお流れになったので、飯田橋の文鳥堂へ寄ってから印刷博物館へ。常設展示のほうは以前も観たのに、けっこう時間を使ったり。

原宿にも行ったのですが、あれは凄いですね。若者の街ですね。いやはやなんとも。僕はすでにその範疇の若者(20歳±2~3歳、いやあそこは10代の街?)ではないのですが、過去においても原宿の似合う若者であったこととて一度も無いでしょう。御茶ノ水の風景のほうがはるかに落ち着く鉄と亜鉛。ふむ。

ところで原宿には assist on の実体店舗があるわけですが、日祝は閉店時刻が2時間早いことに気づかず、あやうく間に合わないところでしたが、まあなんとか。
で、いまRPSとやらとのコラボレーションで、
葛西薫さんデザインのロゴをモチーフにした特製ストラップをプレゼント 今だけです!

 とのこと。
http://www.assiston.co.jp/?voice

帰る前に、青山ブックセンター六本木店に寄って「活字の宇宙」でいろいろ拝見で眼福。あのあたりを19~20時ごろにうろついていた、500円のコンビニ扇子(前から持っていたのだけれど、忘れていったので東京で色違いを購入)を手にした怪しげな男はFeZnです。
……が、いろいろ立ち読みはしたものの、なぜか何も買わずに撤退。なんかもったいない気もするけどまあいいですかね。武道のほうで、8年越しの待望の動画をゲット(?)しましたので。

(その後のウィークデイは仕事仕事。ん。月曜日は祝日だったような気もするがあれはウィークデイだし。げふ。)


(2005.7.25 言い回し一部修正)
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by fezn | 2005-07-25 00:30 | Wandering

東京遠征とその日程。

 で、どこかに書いたような気もしますが、明日・明後日(土日)にまた遠征します。
 武道関係の用事があるのですが、明日は「印刷博物館」に、ちらりと行けるかもしれません。
http://www.printing-museum.org/
 「印刷革命が始まった グーテンベルクからプランタンへ」
 木製印刷機による活版印刷体験があるというので、これは是非。ふだん工房でやっている小型印刷機“アダナ”とは全く違った体験になるのでせう。たぶん。
 が、そのあとの時間とぶつかるので難しいところ。タクシーにでも乗れば解決!?
 土日の11:30~12:00と13:30~14:00にやっているとのことで、あるいは日曜に回すかもしれません。

 土曜のメインの用事は、昼間の稽古でして。

 そのあと、行けたら「古書日月堂」にも行きたいところです。無理かもしれませんが。
http://www2.odn.ne.jp/nichigetu-do/


 総合的優先度が高めなのが、「青山ブックセンター六本木店」
 夜中まで開いているというので夜中に行くか、あるいは日曜の夕方に。
http://www.aoyamabc.co.jp/
 目当ては、現在開催中の「活字の宇宙」
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo/ABC0506.html
http://www.dnp.co.jp/shueitai/koneta/koneta_050621.html

 あと東京国立博物館で「万国郵便切手」なる特別陳列中とか。特別展と違うので通常料金420円で入れるのでしょうか。上野なら通り道なのですが……(時間的に無理かな)
http://www.tnm.go.jp/jp/

 日曜の昼間は稽古してます。武道のほうで。たぶん。おそらく。
 しかも午前に1箇所、午後に1箇所。
 下手をすると土曜午後も1箇所。ぐへ。
 移動時間を引くと食事時間が残ってない気がしてきました。


 ……こんな予定立てたのは、18日(月曜)が丸一日休みってぇ予定だったからだよな。なんで手帳には仕事とか書いてあるんだ?
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by fezn | 2005-07-15 22:38 | Wandering

TIBF。いろいろなニアミスとか、宋体について三カ国語で語り合ったり。

 というわけで土日(9日、10日)はTIBF(東京国際ブックフェア)行って参りまして、いろいろな方とニアミスした模様。
 ブースを回っていろいろと勉強になったり、接客(?)で喉が渇いたり、無料の資料を収集したり私費でいろいろ買い込んだり。買う速度がさらに加速して読む速度を引き離し中です。あとそれから、この仕事に就いて以来はじめての体験があって結構嬉しかったり。(このエントリにはそれは書いていません。また後日。)

 いろいろあって、トウキョウは凄いところ(凄い人がゴロゴロ転がってる空間)だなぁと思ったりしたのですが、よくよく考えてみると結構偶然が重なったりしているだけだった模様であります。(まあ出版文化の大部分が集中してしまっているから当然ではありますが。)

 土曜は昼間に色々な方と名刺交換したり。メーカー、ベンダー。で、編集&ライターの方と名刺交換。えーと「ことのは編集室」!?
 たぶん名刺を見たあと挙動不審だったと思います。はふぅ。
 そのあと松永氏は
本上まなみと、電子本の発想の転換(東京国際ブックフェア2005)
http://kotonoha.main.jp/2005/07/09manami-ttime.html

 と題してエントリを立ててらっしゃいます。電子書籍関連では、この視点、BlockBlogで書きかけの話題に通じるのでいずれまとめる予定です。(数ヶ月以内?)

 で、夜は中国の組版オペレータのチーフの方とかその上司の方を交え、日中英の三カ国語を駆使して歴史とか文字とか書体とかについてアツく語り合ったりしました。
(関連エントリ:「漢字の母国の明朝体と、その神話性についての空想。」「LikeとDislikeの間に横たわるもの」「この水平の一本の棒は」など)
 ……なんて書くと、まるでFeZnが凄いことをしているように読めてしまいます。が、母語すら危ういFeZnですので、アツくなるのが意思疎通をするための部分であったため内容にはあまり踏み込めず、認識はあまり進化していないのでありました。
 宋体とか黒体とかですね。
 以前「直接聞いてみるわさ」「そしたら解決じゃん」とか書いたような気がしますが、言語の壁というやつが立ちふさがるのでした。ぎゃん。
 うーん、いくつかヒントは得たのですよ。
 “我々と彼らの間で、同じor近い単語で異なるものに言及している感触”とか。
 また勉強してみます。(とはいえ、漠然と「あぁ読んだとおりだなぁ」と感じる部分とかも増えてきたり。この感触が僕にとってWonder。)

 ※この「上司の方」のほうは日本語で冗談を飛ばしたりするので、基本的な意思疎通には問題ゼロ。それでも動植物名とか、意外なところで通じないのがあったりします。大修館のサイトにある「漢字Q&A」に関連するかもしれません。
http://www.taishukan.co.jp/kanji/qa_gene.html#Q1025
 そういうこととつながるのでしょうか、感じる、なんというかこの違和感。むしろ近いゆえにこそ、なのだろうかなぁと思う今日このごろ、そしてまたこの戦後の文字/音声言語環境、社会環境で育った僕の立ち位置というものを考えたりしました。



 少し遡って土曜の夕方。DNPブースにて金属活字とかを発見(先回もありましたが)。「おお『秀英体研究』の本、実物初めて見た。なるほど、これなら買いかな」とかつぶやきながら、パシャリと撮ります。
b0062477_015257.jpg

 ところがこの写真を撮ったところでメモリが満タンになってしまい、不要な写真を消したり。操作している間に、僕の左に立っている二人の方の会話が、ちらと耳に入りました。
「……「な」の字は、こちらは脈絡を切ってあって……」
 さすが東京さすがDNPブース。交わされてる会話がディープだなぁとなむ思いながら撮影再開。ズームイン。
b0062477_0145175.jpg

 「おおお。9月の『印刷解体』で絶対ゲットだなこういうやつ」とかつぶやいたりしていると左の会話(僕に近いほうの側の、主に喋っている方までは30cmぐらいの距離)がまた耳に入ってきて。
「……人間の目は……このサイズで……」
「これが初号、一号で……」
 思わず少し聞き入ってしまいましたが、聞き耳を立てるのも失礼なので、撮り終わったところで場を離れる。遠いほうの方のネームプレート(TIBFには主催者支給の名札が無いと入れない)が見えた。リョービイマジクスのフォント部? うわお。
 (なお会話の詳細や肩書きetcは記憶に拠っており、曖昧なことこのうえなしです。)

 もとより自分のところに戻らねばならぬ時間にて、有機ELとかの展示をチェックして帰途へ。その途中、主に喋っていたほうの方のネームプレートが見えた。
 か……かたしおじろう先生?

 残念ながら直前に時計を見てしまい、戻らねばならない時刻であることを認識してしまっていたのでそのまま撤退。むう。時間に気づかなければよかった。
 「なるほど東京だからじゃなくて、偶々凄い人にニアミスしたということか」と納得しつつ、翌日も同じ場所に行ってみたところ、これまた物凄く詳しいDNPの方に遭遇。「うを。なんだやっぱり詳しい人がうじゃうじゃいるのか」とまた考えを変えて、色々伺う。上の写真に写っている短冊形の見本帳は、印刷営業の方が持ち歩くものだったらしい。「うちではこういうふうに組んで刷れますよ」となむ。ポイントと号数のせめぎあいの時代。電胎と機械彫刻の母型とか、ベントン原字の和字のはホワイトで分厚くなりすぎて青焼きして再開してまた厚くなって云々とか、最近のディスプレイ用書体開発の話とか。
 周囲にあったのは関連書籍。ここに日経デザインの5月号(まだオーダーしてなかった)もあったので見せていただいて、これ幸いとばかりにチェック。おおお、いいですな。(ここに氏のポートレイトが載っていたので、先に買っていれば気づいていたカモ。)

 「やっぱり詳しい人がごろごろしているなあTIBF」とか「東京駅のサインはゴナなのか」とか言いながら帰ってきて翌日(今日)Bloglines(未読が数千件溜まってる……)を開いてみると、
http://pcc.karpan.net/diary/200507101808.html
 ん? この苗字は昨日の?
 ……道理で詳しい筈でした。



 TIBF個人的な反省:もっと図々しくなればよかったなぁ。いろいろと。
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by fezn | 2005-07-11 23:53 | Typeface

文字の連続、合字、そしてハイパーテキスト空間におけるUnit

 さてさて、TIBF(東京国際ブックフェア)に出かけるワケですが、帰ってきたら公私ともにそのレポートを書く脳みそになると思いますゆえに、その前にかねてより思っていたことを書いておくわけです。(しておかないと、きっと忘れる)
 ネタの半分はN大学のO先生の講義に依拠しております。ここで勝手に感謝。有難うございます。お元気ですか。

 URL の文字列って、http://www ……で始まるじゃないですか。こんな子音だらけの文字列は、なかなかに独特。途中に記号入ってますしね。
 ttt のように t が3連続するような単語の出てくる言語(現代ドイツ語らしい)と、そうでない言語では、その言語に最適な書体が異なってくる模様。というか、その言語向けにディジタルフォントのデータを調整したり?(このあたり丁度勉強中)
 そうすると(ここで論理飛躍) http だの www だのといった文字列を、通常の本文組版用に最適化された書体データで打つのではなく、微調整とかしてやったりするといい感じになったりするのでしょうか。ふむ。
 変わっても多分区別の付かない鉄と亜鉛ですが、そう思って昨今さまざまの印刷物に打たれた http やら www やらを観察していますと、格好いいのとそうでないものがあるような気がしてきます。それは、その紙面における日本語部分の良さとは必ずしも連動せず。
 で、 www の w について。
 W という文字は……と語るには、実はこれは他の文字と違って V を二つ連ねた合字であって、
Wikipedia‐合字参照)
 しかもダブリューって音から逆算するとダブル・ユーなので実はVの合字ではなくてUの合字。というかVとUが同じ文字の異体字のようなそうでないような兄弟関係で。 これもWikipediaの説明参照。いつのまにか凄い充実してますね。
 ↑には(現時点)説明ない模様ですが、ローマ帝国の硬貨とか見ると、 U の音を V の字で刻んであったりします。

※ ダブル・ユーっていうと、なんかそういうアイドルユニットがいるらしいですが、その命名の仕方はそういった意味では、文字の歴史としては奇妙でもなんでもなく。

 www って w の字の連続ですね。
(ハリポタに出てくる「WWW」というアレは無理矢理すぎるなぁとなむ思いますが。)
 w が uu であり vv なので、そうすると www ってのは uuuuuu であり vvvvvv なわけです。
 どうりで、 ttt と三つ並んだとき以上に連続感が強いわけで。六つですから。
 U2 (you too)ってバンドがありますが www はさしずめ u6 ですかね。……うしっくす?
 ということは u が v なんだから v6 ですか。げふ。


ちなみにこれを「ぶいろく」と読む人が居たり居なかったり。

URRRRRRYYYYYY とかなったらジョジョ的でそれはそれで素敵。人間やめたっぽくて。

そういえば GGG ってのがあるんですか。
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by fezn | 2005-07-08 20:36 | Typeface


メディアの海の片隅で、ぷかぷかと漂っているクラゲ。文字とか組版とか、勉強中。


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