カテゴリ:Stationary( 13 )

(記事移転)手帳サイズ写植スケール

※FeZn/Firework/inVox に掲載した写真。Vox閉鎖につき転載。




2008年にI社のW氏から見せていただいた写植スケール。
氏の私物で、4枚つづりになっている。
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by fezn | 2010-09-18 20:07 | Stationary

鉛筆は偉大だと思う件の続き。

さて、エントリのタイトルが「鉛筆は偉大だと思う件の続き。」になっているので続編のようですが、本編というものを書いた記憶はありません!
(……胸を張るところではない)

昨今、大人の使うアイテムとして鉛筆が再認知されつつあると感じるわけですが(文具マニアのセカイだけですかね?)、
たとえば、こんな鉛筆削り。
DUXの、3段調節つきの携帯シャープナーですな。
[画像1, 2, 3]
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30年もモデルチェンジしていない(その必要がない)完成されたフォルムと機能には、ほれぼれします。

僕の手元に来たこれは、本体を輸入して、丸善が革ケースを付けて販売している、というセットのようです。
↓web上だと、たぶんこれですね。
DUX シャープナー(レザーケース付)


※今年に入ってから、勉強という意味も含めて、こういうamazonのリンクを作って貼ってみることにしました。
 「もっと売り込まねばならんかなー」と思う一方、「まあいいかー」とも考えたりする今日この頃です。
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by fezn | 2009-01-31 12:11 | Stationary

凄い勢いでテキスト作成マシンを購う話

例によって書いた日付とupする日付に差があるんですが、これは1/17[土]と1/19[月]に亘る話なので、まあ「1/19付け」でuploadしてもおかしくないのかなぁ、などと思案する次第。

1/17[土]、上京したわけですが、「新幹線ひかり号orこだま号」専用のチケットを手にしていた鉄と亜鉛。予定より随分遅れて駅に到着、ちょうど当初予定の次の次ぐらいの「ひかり」が、通過した後でした。
すぐに「こだま」は来るものの、時刻表を見ると“数十分待って「ひかり」に乗ったほうが早く東京に着く”という事態が判明。

それでは、というわけで朝食&近傍の電機店へ。
勢いで、《あの商品》を買ってしまいましたよ。はい。あはははは……。
この日の僕は、「拡張漢字C & GlyphWiki勉強会」(http://fezn.exblog.jp/10234044/)に出かけるために、カバンの中にはWindowsXP搭載ノゥトPCが入っていたんですが……

何を買ったかは、写真参照。
開店直後に入っていって、数日前に下見した売り場へ。店員さんに在庫を確認して、購入して外に出るまで十分前後。
ポイントが非常に溜まっていたので、半額以下で購入。
うーん、確かに定価のままだったら、僕も購入しなかったかもしれません。
この価格は、あと少し積めばネットブックが買えてしまいますものね。
しかし「携帯性」「機動性」「迅速性」などにおいて、圧倒的に勝っているのです、専用機は!

(※画像※)
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……ここ数日分(まとめてupしてるのは1/22[木]ですが)は、おおむね、この機械で下書きor編集したものです。
17日の上京新幹線の中で開封して、その場で少々試行、事前に店頭で試していたこともあって、すぐに慣れました。
ユーザー辞書に、必須の語句をいくつか登録。「↑↓←→」とか、メールアドレスとか、特定の固有名詞とか。
あと、背景色設定は「白黒反転」にしました。ワープロ時代からの、僕の基本設定。
……いやしかし、これって(搭載しているタイプの液晶の性質から考えたら)ひょっとしたら電池の減りが早いんでしょうか?
今度実験してみますかね……

考えてみると(考えるまでもなく)この日は「ノートPCをカバンに入れた状態」で上京しましたので、「フルキーでテキスト文書作成」は、こちらでやればいいんですよね……。なんたる二重荷物。
しかしながら、このPomeraはシザーバッグに放り込めるのが利点。僕はカジュアルな格好のとき、文庫・新書を持ち歩く為のシザーバッグを装着している場合があります。超厚手の文庫本並の重量はありますが、実際ホントにまったくもって「ポケットの延長であるシザーバッグに、ポンと放り込める」という感覚は、何とも言い難いすばらしさです。
実際、博物館内で手書きメモに書いた文章を、電車での移動中にテキスト起こしする……などの場合には、緩衝ケースからノゥトPCを取り出して起動させる間に、用事は殆ど片づいてしまいますし。
親指一本(or二本)で入力する携帯電話も「書き始めるまでの早さ」は負けていませんが、打鍵/入力速度が全然違います。

数日つかってみて、「やっぱりweb接続機能、ほしいよなー」とか思う瞬間もありますが、「いや、切り捨てたからこそ、コレはすばらしいんだ」という思いのほうが上回ります。(逆に言えば、そういう強烈な心理的需要の無い人は、持たなくとも良い、と思います。はい。)
僕にとっては「ワードプロセッサ専用機が帰ってきた!」という感覚ですね。シャープの「書院」ユーザーでしたので。
※印刷と文字装飾機能を取り除いて、携帯型にした、ワープロ専用機。……という感覚です。文字装飾機能がなければ「ワープロ」ではなく「テキストエディタ専用機」と呼ぶべきなのかもしれませんが。

PDAの時代から、「Visor」にフルキーボードを付けていた鉄亜鉛ですので、「モノクロ液晶で構わない」わけですし、よりコンパクトに、無駄なく折りたためるフルキーボード端末! これはもう僕の琴線を揺らして止まないのでした。
また、いままで電源で苦労した経験から、「単4型乾電池×2で、20時間連続駆動」というスペックも最重要ポイントの一つです。

さて、このキングジム「ポメラ」。購入した「黒」は、「キングジム、デジタルメモ「ポメラ」の無償ソフトウェアアップデートを受付(http://japan.cnet.com/review/news/story/0,3800080055,20386820,00.htm)」のアップデートが施された「Ver.1.1.0」です。

キングジム DM10「ポメラ(Pomera)」プレミアムブラック
キングジム DM10「ポメラ(Pomera)」トワイライトオレンジ
キングジム DM10「ポメラ(Pomera)」パールホワイト

数年後、また世の中の条件&技術的条件が変わってきたら「カラー」で「web接続&ブラウザ搭載」のフルキーボード端末に乗り換えるかもしれませんが、いま現在の価格性能比から言って、僕にとっては「買い」といえたわけです。

地元に戻ったあと、1/19[月]には
  1. 某社宛の申込書の文面作成
  2. 某、武道の関連の会合の議事録メモ作成

……の2つの案件で活躍してくれました。
web接続が無いというのは、例1のように「来たメールを参照しながら書く」場合には長所であり短所でもあり。来たメールは、別画面の別マシンで参照すれば良いとも言えるので。
一方、「電子辞書を引きたい」「web検索したい」→&その結果を「copy&pasteしたい」……という場合には、まったく「帯に短し」状態になるので、これらの用途で使いたい場合にも避けたほうが良いでしょう。

とにもかくにも、ストイック。この仕様に惚れてしまった鉄亜鉛でした。はい。
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by fezn | 2009-01-19 23:20 | Stationary

そして2007年版「編集尺」

さてさてみなさんこんばんは。あるいはおはようございます。

以前から「多忙多忙」と連呼しつつも、今に比べれば暇があったよなぁと思う今日この頃。ウダウダしている間にTIBF(東京国際ブックフェア)2007の季節がやって参りました。

東京国際ブックフェア2007
http://www.bookfair.jp/

 (あれ、reedexpoのドメインから離れましたね。)

TIBFと言ったら編集尺の季節ですよ!(FeZn/Bookmark的には。しかも昨年からのみ。)


FeZn/Bookmark : 編集尺『回天編』完成品の入手方法と、悪い報せ(http://fezn.exblog.jp/5195035/)

で書いたように昨年は「あの場所」で配布していましたが、今年も同様に無料配布します。
(で、昨年同様に「代わりに楽な仕事くださいなー」という冗談がここで入ります。)
かなり数はあるので、最終日までに品切れになる危険性は殆ど無いと思います。

例によって偽眼鏡をかけたりはずしたりしつづける怪しい人物が土曜日曜(7/7~7/8)に会場に居るような気がします。鉄亜鉛的な仕掛けは後から考えます。

2007年版は「ver.1.1」となりました。昨年版(ver.1.0)は例のミスがあったので泣きながら全数手作業で削りましたが、今年は大丈夫なハズです。

抜本的リニューアルも考えましたが、基本的な配置に変更は無し。(註)
微妙に線の位置を動かしたり、数文字追加したり、色を変えたり、線数を落としたりしています。

印刷データ

  • 用紙:ピーチコートWGA-270(TAKEO)
  • 印刷方式:スクリーン印刷
  • 両面ポリエスチン加工
  • 使用書体:新ゴ・Futura Condensed・Georgia
  • 色数:2色(ブラック、およびシアン)
      DICカラー237からシアンにしたので、全体に明るくなりました。

  • 線数:133線
      ドットゲインを減らすetc.のため。



線数について。
かなり迷うところではあるのですが、機材の関係で?かどうか(このあたり専門家でないので曖昧)、この紙にこのインキで175線で刷るとドットゲインが多めにでるようで、今回は線数を落として、ルーペで覗いてもほぼ理論値どおりの網点にしてあります。
副作用としては一部の細い文字の自己主張が弱くなっているのですが、まあ使用上の問題はないということで……(ということにしてくださいー)。

★註:
本当はまったく違う形態への進化樹形図は既に在るのです。が、デザインそのものから根本的に考えないといけないので、まだまだ先の話に……。

【追補】
……しかし、今年の準備は間に合うのでしょうか。例年のこととは言え、いつも以上に準備の進捗が……
【追補2】
そういえば fezn.com のドメインの更新期限がもうすぐ切れるのでした。あたふた。
携帯電話へのメール転送アドレス feznbookmark [at] fezn.com が使えなくなっていたら m(_ _)m です……。
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by fezn | 2007-07-02 01:37 | Stationary

伊達や酔狂で度なし眼鏡してるわけではないのであって。(おもに眼精疲労対策。)

前の前の前のエントリに追加すべきこととか出てきているんですが、とりあえず後回し。

TIBFの会場とか、そうでないときでも、眼鏡をかけた僕に遭遇した方は、同時に“やたらと眼鏡をかけたり外したりする怪しげな所作”を目撃している可能性もあります。
それは、この眼鏡(写真参照)なのですけれども、

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……なんと申しますか、度が入っていないのですよね。

■FeZn/Bookmark : 遭遇、ニアミス、にせもののめがね。(2006-07-16)
http://fezn.exblog.jp/5263287/
も、参照。

これってアレなんです。「b.u.i(ビュイ)レンズ」というモノを使った、OA対応メガネ。というか“眼精疲労軽減レンズ”ってぇやつだそうで。
「木漏れ日の下、の原理」とか「雲膜現象」とか。

中立的なリソースがどれか分からなかったので、先ずGoogle検索結果。
■b.u.i - Google 検索
http://www.google.co.jp/search?q=b.u.i


さてプラシーボ効果やもしれませぬが、使ってみて実際、僕としては「効果ある」と思います。尤も、紫外線(赤外線でしたっけ?)がそうであるように、ただのプラスチックでも充分な防御効果があるのかもしれませんが。
ディスプレイ2枚並べて一日中作業……あるいはそうでなくとも蛍光灯の下で延々と白い紙の上の文字列と格闘しているときに、このメガネのあるなしで疲労の度合いが違ってきます。
あと、夜のドライブにも有用だそうです。

で、「ネッツペック・コーティング」なる特殊コーティングがその効用の源なのですが、度入りレンズにこのコーティングをするとなると、それだけで何万円か加工賃がかかるようです。

僕のはレンズとは名ばかり、ただの素通しの透明の板にコーティングのしてある市販品です。量産品なので、レンズ単体ではなく完成品としてケースに入った状態で1万円でした。

こういう仕事をしている人……というか、コンピュータで組版をしている方はいっそう、1万円分の価値は、充分にあると思います。
(僕のコンピュータ系の師匠のように、ものすごく頑丈な目玉の持ち主なら不要でしょうけれど。……ほとんどディスプレイを睨んで生活してるのに視力抜群)

というわけで鉄と亜鉛は似非眼鏡生活者でありまして、裸眼運転者です。
※最近さすがに少し落ちましたが、左目の視力は2.0ありましたし。(右目だけ視力が悪いゆえか、肩凝りという形で悪影響は出ているのですが。)
そのため基本的に、外出時に眼鏡をかけていることは無いのです。
「しかし外で会ったときに眼鏡かけてたぢゃん」となむおっしゃる方もおられると思います。たとえば疲れているときに展示会の会場のごとき燦々たる人工光を浴びていると「目を開けているのもしんどい」状態になるのですが、こいつをかけているとマシになるのでした。

で、やたらと眼鏡を「掛け外し」する行動の意味は以下の通り。
  1. まぶしいので眼鏡をかける。
  2. 人と話そうとすると、なんとなく邪魔なので外す。
  3. そうすると蛍光灯系の光線がまぶしいので眼鏡をかける。
  4. ディスプレイでなく、人と話す頭部・視線の角度には邪魔なので外す。
  5. やっぱりまぶしいので眼鏡をかける。
以下無限ループ。

b.u.iレンズのせい……では多分なくて、既製品を使っているので、水平方向を見るのに“合ってない”のだと思います。会話しようとすると相手の目にレンズのフチがかかってしまうので、ズレを直そうとしたり外したりループ。
手に持ってクルクルと回すという行動も時折。そして裸眼で生活に支障ないので、置き忘れたりするわけです。

眼鏡かけてPC使う→打ち合わせで別の席に行く→眼鏡が邪魔だから外す→そのまま置き忘れて自席に戻る→しばらくPC使って「目が疲れるなぁ」と気づく。……という毎日です。


……元から眼鏡生活者で、眼精疲労に悩んでいる方は、次回購入の際にコーティングを追加しても良いんじゃないかと思いました。
いま検索してみたら返金保障とかイロイロある模様ですし。80%の人に効果? ふむふむ。
僕と同様、裸眼生活者の人にこそ、同様の度なしb.u.iレンズはオススメできます。値段は逆に安いですしー。
あ。現在使用中の眼鏡にクリップで被せる、b.u.iコートだけのパネル(?)もあるようです。……でも重くなって邪魔じゃないですかね。

……えーと、であるからにして、大きな眼鏡屋さんに行けば、実際の商品が置いてあると思うのでした。




この話は昨年から(そしてTIBF以降)ずっと書く予定だったのですが、
ちょうど昨今、weblogを利用したクチコミ・マーケティングに金銭が介在して云々という問題が、また流行ってるようです。
■J-CAST ニュース : NHKに取り上げられた 女子大生のブログ炎上
http://www.j-cast.com/2006/11/07003721.html


じゃあ僕も絶賛ついでにメガネ屋さんのURL貼ってさりげなく金銭授受の気配を漏らして炎上させてみたりも面白いんじゃないかと思いましたが、アフィリエイトすら(面倒で)設置する気のない僕のことですからスポンサー探しなどもせぬのでした。

でもこれ、イイですよホントに。合う/合わないは人によって有ると思いますけれど。
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by fezn | 2006-11-11 01:28 | Stationary

編集尺『回天編』完成品の入手方法と、悪い報せ

(2006.07.06追記:)7/6用出荷(?)分の「version1.0.0」は、このエントリ内にあるように若干問題があり、7/7以降用はそれを修正した「version1.0.1」に入れ替わる予定です。既に「1.0.0」を入手済みの方向けの補足を、こちらと公式のほうで打つ予定です。(カッターナイフか砂消しゴムで削るだけですが)
あとアイテム名は「編集尺」で、『回天編』は“制作ストーリー”第4話のサブタイトルです。



FeZn/Bookmark今年の最大?の企画、「編集尺」の話のクライマックス。
僕が個人的に欲しいなぁと思った「全部入り」編集ツールinポケット。
最初の構想は1年か2年前。製作に入ってから3か月。
その間に幾度も姿を変え、さらには新たな役割を帯びるようになりました。

自分で作っておいて言うのも何ですが、従来のデジタルFeZnWareよりも遙かに「使える」ツール、いわばアナログFeZnWareです。
(※このエントリのみにいらっしゃる方の場合、ご存じないことが多いでしょうけれど、Wikipedia専用テキストエディタ「FW_Wikipeditor」を作ったりしていました。これまた諸般の事情で未完成のまま停止中ですが……)

その編集尺が、手に入ります。たぶん or 場合によっては。
……ただし、問題がいくつか。

前回のエントリはこちら。
編集尺『迷走編』/version0.3~0.4、新メモリと両面化、そして量産。
http://fezn.exblog.jp/5182098/


最初の計画では、2か月ぐらいかけて途中経過を順次書いていこうと思っていたのですが、そうこうしているうちに時は矢のように過ぎていきます。
そのため、途中のバージョンを解説付きでupしつつ、コメントetc.で意見をいただいたらそれを反映していく……という計画があったのですが、諸般の事情で出来ませんでした。多忙とか諸々。

結局、v0.3で導入した積層型複合目盛りはボツということで、代わりに視覚的&直感的にサイズの関係が把握でき、かつ数字も分かるような機能をつけました。

mm尺に代表的なポイント値を書き込む方式は、可読性を下げるだけなので廃止しました。
で、その代わりに「x4ptメモリ」を導入したわけです。
読み方は「えっくす・ふぉー・ぴー・てぃー」でも「ばい・ふぉー・ぽいんつ」でもOKです。1目盛りが4ポイント、つまりmm尺で級数を測るのと同じ方法でポイント数が出せるというシロモノ。
いやシンプル極まりないものですけれどね。
ここにも山形メモリを採用。

…………まあしかしながら、あとから考えれば途中のバージョンも高解像度の画像で公開していけば良かったなぁと思うのです。
PrintPort:携帯用編集ツール開発プロジェクト
http://print.johf.com/log/20060630e.html
(※このエントリに追記あり)などでも取り上げていただいていますし。

というのはー。
なんと。
さきほど、一箇所間違いを発見してしまったためです。
カッターナイフや砂消しゴムで削れば消えるんですが。
むぅ。
発見したのは量産した後でなのです。まさに「ぎゃふん」。

裏面にポイント単位の罫線スケールを配置したのですが、その中にミリ単位の罫線が一本、紛れ込んでしまいました。
試用&校正で気づかなかったのですね。あまり使わないからか……



……で。それはさておき、良いほうの(?)発表。
というか既に悪い報せの中で書いていますが、「量産しました」。

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どん。どどん。

上がってきたのが昨夜で、それまでは計画を実行できる、かどうか未定だったので、当初曖昧な書き方をしてしまいました、が、実行します。
TIBF2006の会場にて、
販売
ではなく、
差し上げます。無料プレゼント実施。

東京国際ブックフェア2006
http://www.reedexpo.co.jp/tibf/home/index.html


というか、もう会期は明日からじゃないですか。
それも、もうすぐ日付が変わりますし。
「実施します」というよりは「実施中」といった感じですね。

某社のブースで配布予定です。
「編集制作プロダクションフェア」の中にありますので、探してみて下さい。
編集プロダクション、それも、首都以外にあるところとしては、例外的な規模の人員を抱えているところなので、ことに「ある特定分野」の中ではそれなりに知られていたりします。「企業」としては小さなところですけれど。まあ業界が業界ですし。
(人数:平均というのが不明ですが、多分10倍 or more ではないかと。まあ個人でやってらっしゃる方も多いせいですが)
ちなみに、編集尺の配布元としては、社名はベタ過ぎるぐらいベタです。
情報は近日中に同社のウェブサイトにも掲載予定です。


今回のキャンペーン、
編集尺は、無料です。
その代わり、仕事をください。(←おい!)
簡単で楽で長納期で高価格のものを。(←待テ!!)

用紙は「ピーチコートWGA-270」というポリスチレンベースの特殊紙に、さらにポリエスチン・コーティング(複雑ですがこれは「ポリスチレン」とは別。)を施してあり、水に濡れても概ね大丈夫です。
印刷方式は書籍本文に用いられることの多い平版オフセット印刷ではなく、スクリーン印刷(インキの種類を選ばない、プラスチックや金属にも刷れる)を使用しています。そのため量産(印刷&加工)に時間がかかり、ギリギリになってしまった……りもしました。

『編集尺』v1.0 機能一覧
  1. センチメートル定規 兼 簡易級数表(後半のみ0.5mm尺)
  2. 級・ポイント 対照表
  3. 網点スケール
  4. 「級」「ポイント」「ミリメートル」「インチ」換算式
  5. 用紙寸法表
  6. 罫線スケール(mm)
  7. インチ定規 with cm定規
  8. 「x4pt」目盛り(簡易ポイント数表)※「4字幅=ポイント数」
  9. 用紙取り倍数関係の模式図
  10. 封筒サイズ&用紙サイズ模式図
  11. 罫線スケール(pt)  ← ここに「1.2mm」罫線が混入


印刷データ
  • 用紙:ピーチコートWGA-270(TAKEO)
  • 印刷方式:スクリーン印刷
  • 線数:175線
  • 色数:2色(スミ版および特色版=DICカラー237)
  • 両面ポリエスチン加工
  • 使用書体:新ゴ・Futura Condensed・Georgia


※これ以外の入手方法も、考えていないではないですが、現実問題としては全く未定です。

※「無料」=「大規模ベータテスト」というわけではありません。……実質的にそうであっても……。
 個人的には「先ず自分が欲しい」ところからスタートしましたし、会社としては営業ツールですし。

というわけで、会場でお会いしましょう。
カードと。
僕自身は、行けなさそうな気がします。




というかイベントの前日に発表ってどう思うかね。→自分。
前日というか、ほぼ「当日」。
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by fezn | 2006-07-05 23:58 | Stationary

編集尺『迷走編』/version0.3~0.4、新メモリと両面化、そして量産。

「これまでのあらすじ」:
一枚のカードに「ミリメートル定規」「罫線スケール」「網点スケール」「級ポ換算表」「用紙寸法」などを詰め込むことを思いついた鉄と亜鉛は、そこに用いるべき「文字や約物のサイズを読み取ることに特化した目盛り」として、コクヨUD定規のウェーブ目盛りと似て非なる、そして古き背標にインスパイアされた「山形目盛り」(県名とは関係ない)を生み出し、それを組み込んだカードを「編集尺」と名付けたのであった。



第二話のクライマックス(?)における山形メモリ(←カナで書くとコンピュータ部品のようだ)の発明後、プリンタ+厚紙+カッターによる試作品の試用結果に気をよくした(調子に乗った)鉄と亜鉛は、このころ(2006年04月)計算尺の合理性に感動していたこともあり「目盛りを使って、欲しい数値をはじき出す」という仕掛けを、編集関連の各種数値を得るために作れないか、と考えていた。


……せっかく「編集尺」を名乗るのですから、単に「カードに色々載っている」だけではなく、「目盛りを使っていろいろな数字をはじき出せるor読み取れる」ようにしたいところです。
単に物差しであるだけではなく、その中には既に簡易級数表の機能(第一話)、簡易ポイント表の機能(第二話)は搭載しているわけですし。

従来型の用紙寸法表(編集尺v0.1にも採用)については、「狭いカードに載せるには、通常の記載方法では勿体ない」という考えを持っています。(いました。)
たとえば、以下のような表だと……
  • A5 148 x 210
  • A4 210 x 297
  • A3 297 x 420
  • B5 182 x 257
  • B4 257 x 364
  • B3 364 x 515

A5の長辺「210」はA4の短辺であり、
A4の長辺「297」はA3の短辺であるわけです。

そこで、たとえばこのように並べると、どうでしょう。
左端(「A5」の左)に「148」、
「A5」と「A4」の間に「210」、
「A4」と「A3」の間に「297」、
「A3」と「A2」の間に「420」……
といった具合に。

148 A5 210 A4 297 A3 420 A2 594

A4の場合…… 148 A5 210 A4 297 A3 420 A2 594
A2の場合…… 148 A5 210 A4 297 A3 420 A2 594

A5ならばA5の左右、B4ならばB4の左右の数字を読み取るわけです。
これで面積が節約できる、というわけで。
これは編集「尺」ですから、A5とA4の間を丁度10mmにして、定規のmm値の数字と連動させます。
ここでは小さなほうから並べましたが、定規と連動させるには降順で配置したほうが良さそうですね。

こういった表は他にないので馴れが必要かもしれませんが、馴れればなんとか使えるものです。
………………たぶん。

で、A系とB系だけではなく、事務で用いる『封筒』のサイズも調べられるようにしてみたいところです。
「角型」「長型」「洋型」などがありますが、配置できる数はレイアウトの上から考えると、二つ。使用頻度は洋型が低いようなので除外します。

こんなかんじになります。

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「角」「長」とあるのが封筒寸法。こちらは水平ではなくて垂直に読みます。
従って、一つの目盛りが複数の意味を持てるようになるわけです。たとえば「20mm」の目盛りは、上から順に、こう読めます。

  • 20mm
  • 20級  (4文字で測る)
  • 14.17ポイント  (4文字で測る)
  • 角型2号(240×332)  真上の数字
  • A2(594×420)  左右を読む
  • 「2cm」 太い数字
  • B2(728×515)  左右を読む
  • 長型2号(119×277)  真下の数字


そのほかの改善点として、「mm尺と連動した極小のポイント表の密度を増やし、配置を入れ替える」「0.5mm目盛りを、最後の10mmだけでなく80mm定規の全体に変更」etc.しています。
実は公開していない「0.1a」においては、もともと80mm定規の全体にわたって0.5mm目盛りを配していました。もともと山形目盛りの「麓」に、短く刈り込んだ状態で載せることにより、「普段は気にならず、見ようとしたときにだけ目に入る」目盛りを志向するものであり、0.1bは「それは難しいかなぁ」と穏健派に傾いていたのです。

で、それらの変更を反映した、「編集尺0.3」の全体像。

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どうして「0.1b」の次が「0.3」なのかというと、たぶん「0.1b」としてデータが残っている分が、実は「0.2」だったのでしょう。「0.1a」こそ真の「0.1」


確か、この時点の、mm←→inchなどの計算式の中には間違いが混入していた筈です。あとで直しました。



さて、前回のエントリ(第二話)は、印刷総合情報サイト PRINT PORT で6/30に取り上げていただきました。
携帯用編集ツール開発プロジェクト
http://print.johf.com/log/20060630e.html

いまのところ個人プロジェクトのようですが、 印刷会社なら、 営業マンが持ち歩いてもいいし、 得意先に配ってもいい。 プリンターメーカーなら、 自社製品の PR にも使えそう。 オープンソースなんだろうか。


オープンソース(OpenContent?)か否かというと微妙なところです。というのは現在すでに、自分だけで決められるものではなくなっているからです。
つまり0.4以降は個人プロジェクトに非ず、ということで、
そして「得意先に配る」まさにそれが有効なのはそのとおりで、
先回「レーザープリンタだと無理があるんヨ」と述べた欠点をひっくり返す「印刷機の使用」と「量産化」が可能になりました。



変更点は、以下の通り。
  • 両面化しました。(「片面では勿体ない」から。)まあその結果、試作品を作る手間が増えました。(ぴったり貼り合わせないといけないので。)
  • オモテ面に、社名を入れるスペースを確保。ここにURLと電話番号も入ります。
  • オモテ面のmm尺の0.5mm目盛りは、40mm~80mmの間(=後ろ半分)に減らしました。(短く刈り込んだ目盛りとは言え、やはり「素早く1mm単位の数字を読み取る」ためには障害のようなので。)
  • ウラ面の定規は、全編0.5mm目盛り「有り」にしました。
  • 簡易「級ポ表」の「mm目盛りとの連動」は諦めて、数字を大きく。……そうするとこの位置に配している理由が希薄になってきますが、まあ「縦長の表」だから構わない、ことにします。
  • 普通の(=読み取りやすい)「書籍寸法」と「用紙寸法」の表を載せました。(三五判や菊判は、新型メモリには搭載できませんし。)
  • 「A」→「A判」、「長」→「長型」とするなど、分かりやすい表記にしました。(自分だけが使うツールではないので。)
  • ウラ面に、洋紙寸法の対象関係図を掲載。(倍数関係が直感的にワカるように。)
  • ウラ面に、階調の少ない網点スケールを掲載。
  • ウラ面に、ポイント基準の罫線スケールを掲載。


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また、和文書体にモトヤ「シーダ1」を使用していましたが、モリサワの「新ゴL」などに変更しました。欧文は基本的にFutura(Bitstream版のMedium CondensedとLight Condensed)です。
まあ、ということは僕が個人で、シーダ1を基調とした「非商用版」を作って無償配布するなら、良いわけですよね? ……こんなこともあろうかと、僕個人でも作って良い、ようにしてありますし。

さて正直なところ、非常に濃密だった0.3に比して、密度が下がってしまった感は否めません。
加えて、コンセプトが散漫になってしまっています。
……これらの問題点については「0.5」以降で改善してあるので、それは次のエントリにて公開予定です。

さて0.3で採用した、“画期的なのだか意味不明なのだか分からない”新奇なるニュータイプの「積層型複合メモリ」は、数週間にわたって試用してみたところ……
 『使いづらい』です。
……どうも「馴れれば良い」というレベルでないような気が。
(すでにv0.4にて「簡易ポイント尺」は諦めてしまっていますし。)



ま、そんなこんなで、「編集尺」(この意味で使ったのはGoogle等の検索エンジンで探る限り僕が最初のようなので、パテントとか取っておいたほうが良いのかなぁと思ったりもします)の「これからのあらすじ」:
  • v0.4において両面化(片面では勿体ないから)、
  • v0.5において片面カラー化(両面モノクロではつまらないから)、
  • v0.7において両面カラー化(せっかくなら両面、ってことで)。
  • v1.0=完成。もう完成版が、あるのです。


され、これが、どう転んだか。
それについては、また明日の分のエントリにて。(って今から書くんですが。)

(いやはや、本当は2か月ぐらいかけて書く予定だったんですよこのシリーズ。おかしいなぁ。)
なぜこんなに急いでエントリ群を展開しているのかは、まあ想像していただければ。


ていうか、次号、発表。
大発表?





(2006.07.07追記)

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by fezn | 2006-07-04 22:05 | Stationary

「編集尺」

前回までのあらすじ:
編集作業に必要と称して、滅多に使いもしないものまで持ち歩きたがる携帯中毒者FeZnは、「スケジューラ」「ルーペ」などのみでは飽きたらず「モノサシ」「罫線スケール」「網点スケール」「級数表」「級・ポ 換算表」をポケットに入れる方法を画策しはじめた。
 (携帯中毒者:携帯電話依存症ではなくて、アイテムを携帯することそのものに対して偏執的な情念を抱く魂の病理。ところで中毒と依存症は別なんですがそれはさておき。)

級数が分かればポイントの値は(おおむね)算出できる。そして印刷物の級数は、漢字4文字の長さのmmの値と等しいため、mm尺が一本あればなんとかなるのだ。その役割を果たし、かつ罫線スケールのついた定規をゲットしたところまでは良かったが、それは結局のところ建築用品であったため、編集のためのツールとしては不充分なものと言えた。

詳細はこちら:
編集者のための定規/薄くて便利で小さくて/モノサシで簡易級数表
http://fezn.exblog.jp/5147085/




というわけで「ポケットに全部入り」計画。

シンワのクラックスケールは、「書籍の編集作業用としては、欲しい罫線が無い」「目盛りが0.5mm刻みで読み取りづらい」といった問題点がありました。

では、どうするか。どうするか。
……結論から言えば自分で作ればいいわけですね。
ふむ。

考えてみれば数年前に罫線・網点スケールも、自分で作って印刷会社さんにお願いして、量産したりしましたし。
……プリンタ出力でいいじゃん、って?
残念ながら太さ0.05mmの罫線や、10%を下回るAM網点は、プリンタでは満足行く品質にはならない模様です。
それ以上の濃度でも、OKIなど一部のレーザープリンタでないと、きちんとした網点(高倍率ルーペでのぞき込んで、美しい円or方形)が再現できないわけですし。

だからきちんと作ろうとすると、そういった設備が必要になりますが……

しかしとりあえず自分で使う分には、まあ現代のノーマルなレーザープリンタで出力できるレベルで良いでしょう。
で、厚手のコート紙にプリントして、二枚貼り合わせて強度を保つようにしたり。
(シンワの既製品で可能だったような、カッター定規としての使用は無理になりますが)

というわけで罫線スケール。
b0062477_12421757.jpg


それから網点スケール。
b0062477_12424065.jpg

これは、カードに配置する場所が無いので、諧調の前半・後半で二つに分けて配置します。

そしてmm尺のモノサシ部分。
数字書体は、確かFutra Light Condensed。
そして特徴的なのは山形の配置。普通の目盛りではなくて、少し変わった目盛りにしました。
b0062477_124384.jpg



1mm単位の刻みの、長さを変えた目盛り。
これはコクヨのUD定規(UD=ユニバーサル・デザイン)の影響を受けているのですが、少し視点が異なります。

定規|ユニバーサルデザイン|コクヨ
http://www.kokuyo.co.jp/eco_ud/ud/products/ruler.html


TOYOTA UDS UD直線定規
http://www.megaweb.gr.jp/Uds/About/collection_DB/office/of18.html


コクヨのUD定規の「ウェーブ目盛り」はゼロから10mmまでの間でなだらかに変化しています。
また、数字サイズの工夫や方眼など、定規としてのたくさんの工夫の結晶ですね。

一方、編集&組版をベースに考える、今回のFeZn自作ツールの目盛りの要点は、以下の通り。
  1. ゼロ~5mmの間は順に長く。
  2. 5mm~10mmの間は順に短く。
  3. 最後の10mmだけ、より短い0.5mm刻みを追加。
  4. ついでに印刷物の文字サイズのポイント数も出せる。


デザインとしては、実は製本の世界の遺産(?)「山形背標」の影響も受けています。

本との出会い診断-出会うまで
http://www.iwanami.co.jp/todokumade/seihon/origami/origami.html


本の名称
http://www.bbc-web.com/hyakka/5/kaisetu.html


というか先ず最初にウェーブ目盛りを見て、「(波と直線の違いはあるけれど)背標っぽいなぁ」と考えたことがベースです。
そして自分の仕事では見かけたことのない「山形背標」。それが「岩波背標」etc.に駆逐されていった理由は、「上り坂の途中と、下り坂の途中の区別がつきづらい」という点だったと聞きます。

しかし定規の目盛りの場合には、その混乱は起きそうにないですし、1~2秒ではなく2~5秒程度かけて(暗算しながら)のぞき込んで数えるときに、たとえば「22mm」と「23mm」の区別がつきやすい形にしたいわけです。

15cmや30cmの定規を携えて素早く数字を読み取るにはUD定規のウェーブ目盛りのほうが良さそうですが、僕が使いたいのは「簡易級数表として」あるいは「15~40mm程度の組版要素を測る」という要素が大きいので、試してみた結果、山形目盛りのほうに利点がありそうだ、と思った次第です。



さて、ポイント数を、いかにして測るか。
b0062477_1244965.jpg

……15mmの近くに、小さく「10」だの「10.5」だのと印字されています。それから右のほうに「16」とも。これが「4文字=ポイント数」の簡易目盛りです。書体を変えたほうが良いかなぁと思いますが、

もちろん、これだけではいかにも足りないので、その下に簡易換算表を配置してみました。
  • 5.67
  • 7.09
  • 8.50
  • 9.92

などとありますが、これは級数に対してのポイントの値。
ちょうどmm目盛りの真下に来ています。
  • 5.67 …… 08mm = 08級
  • 7.09 …… 10mm = 10級
  • 8.50 …… 12mm = 12級
  • 9.92 …… 14mm = 14級

といった感じで。



さて、こういった感じで組み合わせて、それに「洋紙寸法の表」「印刷単位換算式」を加えてやれば、ほぼ出来上がりです。
とりあえず出来上がった「バージョン0.1b」は、おおむねこんな感じです。

b0062477_1251747.jpg


名付けて「編集尺」。
この言葉は映像編集の世界において別の意味があったりしますが、「計算尺」とか、建築の人が使う万能ツール「曲尺(かねじゃく)」etc.に対抗して(?)命名。

実は微妙な間違いとか、あったのですが、そのあと直したりしました。
そう。これを作ったのは2か月前なのでした。

なので、もう先のエントリに書く中身は有ります。
今回の「ポイント数の出し方」は(自分で作ったものですが)不満がありまくり、ですし。(ポイントの数字と、ミリメートルの数字が、目の中で混ざってしまうetc.)

(後継バージョンでは、mm目盛りも若干変更しています。)

(つづく)




(2006.07.07追記)
→東京国際ブックフェア2006の会場にて配布。
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by fezn | 2006-06-30 12:52 | Stationary

編集者のための定規/薄くて便利で小さくて/モノサシで簡易級数表

なんだかまとまりの無いタイトル。

さて昨今はセミナーとか行ってきたりして、そのレポートも書こうかなとは思いますが、まず給料元に提出するほうを書きつつあり、しかし全然終わらないので現在諦念と戦い中です、はい。

さて一方、僕のポケットに忍ばせるツール類、その2(か、3?)なのですが、こんなカード。
b0062477_0391216.jpg

シンワのサイトにある「クラックスケール・カードタイプ」700円)
80mmの定規と、罫線スケールが一体になっています。

しかも頑丈(たぶん踏んでも大丈夫でしょう)。
しかも0.5mm目盛り。

これ、本来は「クラックスケール」で、シンワの製品で建築系アイテムなのをハンズで見つけて買ってきた次第。
編集とかDTPの人も、同社の30cmとか100cmとかの定規は使ってますよね。
それらと同様の仕様で、15cmで、裏に罫線スケールが入ったタイプもあるのですが、やはり財布や胸ポケットに収まるサイズというのは非常に便利です。

と申しますのは、僕の場合スーツを着て仕事(中でも外でも)しているわけではないので、使えるポケットの数とサイズに限りがあります。
その一方で仕事の内容上、常にすぐ使える位置に「メモ」「スケジューラ」「ペン(三色ボールペンとか)」「カッターナイフorハサミ」「電卓」「定規」「級数表」「級:ポ換算表」「罫線スケール」「網点濃度スケール」「ルーペ」「カラーチャート」などなどが欲しいわけです。(これらについて、このWeblogの「Stationary」カテゴリで詳述していく予定です。)

そして立ち歩く以上は、それらすべてが携帯できていたらいいなぁ……という願望。
あるいは無謀。

A列・B列などの洋紙寸法は、暗記しておきませう。
基本の数字を覚えて、あとは2倍4倍。
本当は三五判とか菊判とかの寸法も暗記したほうがプロっぽいとは思いますものの、僕の仕事では必要性がさほど無いのでした。


で、このシンワ製のクラックスケールは短い線分ならば、ペンで直線を引いたり切断したりするガイドにもなりますし、そもそもmm定規は級数・歯送り表の代替として一応は使用可能なわけです。

ご存じない方の為に(←偉そうだなコラ)解説しておくと、
1級は4分の1mm(0.25mm)ですので、
4級=1mm になります。
そのため、たとえば20級の漢字のボディ・サイズは5mm
したがって20級の漢字×4字分の長さは20mm
ということになります。
よって、4字を測って「14mm」なら「14級」、「26mm」なら「26級」というわけで。

かな&漢字1文字だけでは、仮想/実ボディのサイズを正確に知ることは困難というか事実上不可能なため、5mmを測って20級という数字を出すことは困難ですが、
4文字(8、12、16文字でも構いませんが計算が発生するので面倒)ならば、漢字の“頭と頭”あるいは“センター(中心)とセンター”を始点&終点にして、一般的な文字サイズに対しては事実上正確に、長さを得ることができます。

無論これは和文正体ベタ組み専用で、かつ見出しetc.における手作業の加工が入っていると厳しいのですが、そこは経験で補正したり……。
(平体・長体の場合、それぞれタテやヨコの「元のほうの長さ」を参考にできたりもしますが、これもツラいですね。)

mm尺のモノサシ一本あれば、級数表がなくともQ値をゲットできるわけです素晴らしい! まあ透明の級数表と較べてしまうと使いづらいですけれど。
……いや、この「4文字mm=級数」メソッドは、キャリア数十年のベテランの方に、編集1年生か2年生のころに教わったのです。
つまり、受け売り。

で。
このメソッドを応用して「2.8文字分(※)を測ってポイント数を割り出す」とか色々考えたのですが、文字数を小数点以下なんて、ちょっと非現実的なので「4文字mm=級数」→「それを換算式でポイント数に」という方法のほうがマシでしょう、たぶん。
(※……2.8字じゃないかも。計算し直すの面倒なので放置。)

というわけで、このカードは編集作業に必携のアイテムとして使えるので、胸ポケットに忍ばせる次第です。
なんといっても、これには普通の定規には無い「罫線スケール」までついているワケですから! (これを級数スケールの補助としても使えたり。)

……もっとも、罫線スケールではなくて、あくまでも本来は「クラックスケール」すなわち建造物などに生じた割れ目(クラック)の幅を読み取るためのもののようです。そのため、印刷物で使うようなものとは、罫線(←だから違う)のラインナップが異なるので、若干そのあたり使いづらくはあります。
※カード式になっている罫線スケールや、DTP関連の本の巻末についている附録を見ると、ラインナップの揃え方の差異が判ります。


また、mm尺のモノサシが実際には「0.5mm」になっているという点は、肉眼で『活字寸法』や『紙面上の組版要素のサイズ』を測るには、いささかならず不向きです。
無論それらの用途には、「ルーペ」+「0.5mm目盛り」が必要になることもあるのですが、これはカッターナイフで刻印を削り落としたほうが良いのではあるまいかと思えてしまうところ。

……これらの問題点については、いろいろ考えた結果、僕なりのアイディアが出てきました。
それは次回のエントリにてup予定。

そんなのいらねー、建築用で良いのじゃ! という方は、東急ハンズとかネット通販とかで入手可能だと思います。


シンワ測定
http://www.shinwasokutei.co.jp/japanese/about.htm




というか、もっと便利な方法とかが判明すると僕は助かります。ご存じの方はご教示いただければ幸いです。
……それは次のエントリおよび、水面下で動いているその関連の計画を瓦解させてしまうのですが。


それ以前に、計算まちがってないですよね今日の記述。
少々ならず眠いので……。



(2006.06.30追記)
http://fezn.exblog.jp/5149520/に続く。
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by fezn | 2006-06-29 23:52 | Stationary

詳細拡大、アウトドア・スコープの簡単カスタム(未完)

今日も今日とて、片付けつつ巡回してみたり、色々。

実験る~む 30倍スコープ
http://dslabo.blog4.fc2.com/blog-entry-564.html


に載っている30倍スコープって、僕の手元にある「micromacro」と同じじゃあないかと気づく今日このごろ。

はてさて、まず9倍ルーペのエントリを書こうと思っていたものの、ものごとはタイミングでありますゆえに、今日はこいつ。

おそらくOEMだったりする製品で、僕は以前東急ハンズにて購入。望遠8倍と顕微30倍の組み合わせですが、30倍のほうは確かに、ぴったりつけるとうまく見えない次第。

これ、対物レンズ側の透明の部品(なんていうんでしたっけ)が、斜めに切り落とされているからですね。松飾りの竹の切り口のごとく。
浮かせるというよりは、長端(というのかな?)を紙面に付けて、80度(というか110度というか)くらいの角度で構えると、ぴったりとピントが合います。たぶん。

僕自身は馴れてしまったせいもあって、これで不満は無かったものの、確かに通常の印刷物用の10~20倍ルーペとは扱いが異なりすぎるので、たしかに扱いづらかったりもします。こういうところは、気づかぬうちに効率が下がっていたりするので、撃滅すべき箇所かもしれません業務上の。

で、フィルム(※)を巻いてみました。
 (今日入れ替えた19インチLCDの画面保護フィルム。たぶん製版フィルムの剰りでも問題ないのではないかと思います。)
これで完璧!
ポンと紙上に置くだけで30倍の世界!
b0062477_23351419.jpg


……なワケはなく、
「90度」ではなくて「80(110)度」なのですよね。
だからこれではうまくいかないワケです。

……巻き方を工夫したら、なんとかなりそうな気はします。


なんでこんな仕様なのかと言えば、これって基本的に平面を観察するためのアイテムではなくて、三次元観察用なのではないかと思います。
野外観察用のポケットルーペとかと同じコーナーにありましたし、そういった20~30倍ルーペ類は、同様の(鹿威しの竹のような)切り口でしたし。

たぶん昆虫とか、葉脈とかを観察するのだと思います。本来は。

普段僕がポケットに忍ばせているのは同様にハンズで購入した、9倍の「縞見ルーペ」(本来は印刷物ではなく、織物の縞を見るためのものらしい)なのですが、この倍率でもかなり、普段見えているものとは違う世界が見えます。
30倍ともなると、それとすら全く異なってきます。網点が云々とか、分かったように語れる次第。
印刷のヒトではないので専門的なことは分からないのですが、まあハッタリ系アイテムというかなんというか。(待て)

※基本的には、ペンを(立てて)持つ感じで構えると、紙やフィルムなどの平面に対しては快適に観察できるような気がします。

価格は覚えていませんが、ハンズメッセで買ったような気もしまして2000円しなかった筈(いや2500未満だったか)なのでレンズ愛好者に結構オススメです。ただし店頭で実際に観察してみてからのほうが良いとは思います。
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by fezn | 2006-06-26 23:37 | Stationary


メディアの海の片隅で、ぷかぷかと漂っているクラゲ。文字とか組版とか、勉強中。


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