カテゴリ:DTP( 51 )

池袋、六本木(PAGE2007とグレゴリー・コルベール「animal totems」)そしてEDICOLORの人文学的効用

さてさて、2/7午後用事あって出張ついでに、2/7午前および2/8全日、池袋で開催されていたPAGE2007に行って参りました。
見るもの聞くこと会う人すべてが新鮮で、かなり刺激になりました。(無論、webで予習したことの確認という側面も多いのですけれど。)

そしてその分、仕事場に戻ってみたら机の上に積み上がっていたものを退治するのに、相当に時間がかかりましたが……

各社のブースを回った感想の詳細とかは、また後日(時間があったら)。

2/7朝は、Adobeの「InDesign Server CS2」の無料セミナー。
うーむ。Adobeは「次の次」を見ているのでしょうか。(感慨の詳細は後日)
そして「Limited」「なんとやら(メモし損ねた)」「Ultimate」という3種類のライセンスについては、プレゼンのスクリーンには映ったものの、紙やwebの資料としては用意していないとのこと。
「Ultimate」はファイアウォール外の不特定多数のユーザに対してサービスを用意して良い……という、そりゃあAdobeさんも自画自賛したくなろうって感じのライセンス。
FeZn「ということは、究極的に言えば InDesign Server CS2 (の動くマシン)は、地球上に1台だけ有れば良い、ってことになりませんか?」
担当の方「まあ、そういうことにもなりますね」(意訳)


そのあと電車で移動して、仕事。そっちのレポートを連休明けまでにまとめないと……あうあう。

2/7夜は、自由時間。六本木ヒルズの森美術館へ。
(その間にホテルで仕事すれば良かったんですが、まあ折角なので)
「日本美術が笑う」を見に行ったのですが、むしろ予定していなかったグレゴリー・コルベールの「animal totems」(ashes and snowプレビュー展)のほうに脳髄をズガンとやられてしまいました。
■六本木ヒルズ・Roppngi Hills:グレゴリー・コルベール
『animal totems: a prelude to ashes and snow』
http://roppongihills.com/jp/events/macg_animal.html

ひとつ! CGを使いません!
ひとつ! ワイヤーを使いません!って感じ。(なにか違う)

しかし展覧会でDVD買ったなんてのは生まれて初めてですよ。いやホント。


2/8朝~夕方、PAGE会場をしらみつぶしに。
Canonブースではハードウェアに気を取られてEDICOLORの展示を通過してしまったことは秘密。(後述の、があるからいいってことに……)
気になったのは、モリサワブースでは「字体」と「字形」が同義語として扱われていた模様。まあ僕にとってもあまり区別ついてないんですが、それについては別エントリ。
16:00からの説明のとき、ピンボケな質問をした偽眼鏡の男は僕です。……ピンボケというよりは、答えを聞いても理解できなかったものの、なんとなく分かった振りをしていた次第。で、数分かけて考えて気づいたのは「質問の中に答えがあるじゃん!」となむ。……あ。つまりピンボケってことか。
いや、「同じ最新のリュウミン同士で字形差が出るのはどうしよう?」ってことなんですけどね。「そんなに面倒じゃない気がする」&「逆にこれは利点たり得るのかもしれん」と漸く理解した次第。

あと、某所に御邪魔してPDFの冊子をいただいてきたり。
■DTP+営業メモ - 終了しました
http://d.hatena.ne.jp/jdash/20070209/1171010832

いや、午後に御邪魔したときには簡易版の冊子は既に払底していたのですが、実は午前にいただいていったのですよね。でも忙しそうにしてらしたので。


で、同2/8夜はEDICOLOR MLのオフラインミーティングとやらに混ぜていただいて来ました。
……しかし、締めの号令(挨拶?)のアレが、統計上は冗談ではないのですか。
■Mac Fan Net~Special:2006年版DTP環境アンケート集計結果
http://macfannet.mycom.co.jp/special/2006DTPenquete.html

うーむ。PMは僕の周囲では絶滅して久しく、EDICOLORは数千頁単位で活動しているのですが、やはりニッチ市場なのでしょうか。
まさに「打倒PM!」。


そう。それから。そこの感想を一言。

「……MさんもIさんもダンディすぎ」

なので、たとえば「遭遇したら一言目に『で、いつblogは再開するんですか?』と聞いて先制攻撃をしよう!」と思っていたものの、ダンディズムに目を奪われて(ま、それに加えて、他の方と名刺交換している間に、先にこっちの正体がバレて)アタフタしてしまった次第。無念。
そういえばS社のEDICOLOR使い「Wさん」も超絶ダンディ。初めて会ったときに愕然としました。

……結論。EDICOLORを使うとダンディになれる。
 ↓↓↓↓
みんなEDICOLORを使いませう。




(いわゆる「Vista字形問題」の話は別エントリにしておきます。)
↓ ↓ ↓
■FeZn/Bookmark : 「JIS2004字形対応(Vista字形問題)」対応方法・各社の状況 (ver 0.2)
http://fezn.exblog.jp/6467160/

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by fezn | 2007-02-12 01:06 | DTP

例のAdobeのAcrobat6の破線問題を体験したときのキャプチャ発掘

最近8.0が発売されて、仕事場にもMac版が届いたAcrobat。

今日のお題は、最初M.C.P.C.(当時は多分「むりくりDTP Blog」)で見かけた「Acorbat6の破線問題」。すなわち実線が破線になるという例のアレ。

Adobe Acrobat が有償ソフトで、Adobe Acrobat Reader が無償の閲覧ソフトだったわけですが、名称がややこしく、ヨソの人と話しているとどうにも話が合わなかったりする次第。「Acrobatなら無料ですから持ってます」とか。いやそれは(以下略)。
というか、インタビュウを以前みかけたのですが、AdobeのAcrobat担当者の方も「この命名じゃマヅイぜ」となむ思われた模様。
確かVer7から、Acrobat Reader ではなく Adobe Reader になった筈。
ちなみに僕は、対策として“Acrobat”のことを、ややこしいので「フルバージョン」と呼んだりしています。

さて、破線問題。
実線の筈が破線になるという恐ろしいアレ。
ちなみに活版印刷における破線は、いわばノコギリ。物理的に切れます。いや関係ないですけど。
[223145]破線を含んだ EPS ファイルを取り込むと実線のアンカー枠が破線になるhttp://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?223145+002
(↑これちょっと別の問題ですけど、とりあえず。)

M.C.P.C.: InDesign CS/Illustrator CS/Acrobat 6等PDF Library 6レベル製品が持つ破線問題(旧タイトル:Acrobat 6.0.2(2):アドビアプリでの不具合例キャプチャ)http://blog.dtpwiki.jp/dtp/2004/06/acrobat_6022.html

M.C.P.C.: Acrobat 7 は破線問題が直っているよ。
http://blog.dtpwiki.jp/dtp/2005/01/acrobat_7__2.html


HDDの中を整理していましたらば、なにやら実例scanが出てきたので結合して表示。当然と申しますか何と申しますか、Acrobat(フルバージョン)だけでなく、閲覧専用ソフト“Reader”においても、エンジンが(?)同一ですから6.0においては破線化する次第。

[図版]
b0062477_2145212.jpg


斜線やら円があるのは、エンピツによる書き込みの痕跡です。

なにやらRIPの中間処理(?)をしているAcrobatが6.0だったとか、そんなような話題。いまいち印刷とか製版とかはワカラヌです。
まあ、その印刷会社さんは7.0にしたので直った模様。
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by fezn | 2006-11-20 08:48 | DTP

フォルダ移動ができないと言われた件。(暫定的対処法)

まともなエントリ書く余裕がないので、質問されて答えたときのメモの改造転記。

Windows系OSにおいて、「修正したて(のファイルが入ている上の階層)のフォルダを移動したら、移動できなくて移動先と移動元に分割されてしまって困る」という件の暫定的解決策、らしきものとか。

この手の問題の解決策については、たぶんWeb上にきっとたくさん転がっているのでしょうが、うまく探すための検索キィワードが分からないので自分なりにまとめてみる次第です。(てゆうかそういうときこそ「人力検索」なのでしょうかー))
というか、ここをRSSリーダーで読んでるような人は多分皆さん通過済みでせうから、GoogleとかYahooとかで、以下のキィワードで引っかかるようになったらいいなぁとか思いつつupload。

Illustratorでファイルを編集後にフォルダ移動ができない。
修正後のデータ を含むフォルダが動かせない。コピーするしかない。
EPSファイルを編集後にフォルダ移動ができない。
「使用されています」というエラーメッセージ。
Windowsで。Explorer



■問題の概要■
この問題は、Illustrator、Word、EDICOLOR などのソフトを使っているときに
起きます。(……確か。)
ファイルを閉じたあと、そのファイルがあったフォルダを、(パス=フォルダのアドレス、を基準に)アプリケーション側が保持していて、“つかんで離さない”状態、と言えましょうか。
このとき、フォルダを移動しようとすると、うまく移動できません。
(編集したファイルそれ自体は、すでに移動できるようになっていることもあります。)

フォルダのパス(=アドレス)が変更されてしまうと、それらのアプリにとって都合が悪いため(?)、移動できなくなっているワケのようです。


■問題の本質■
ということは、問題は
「フォルダが移動する」
ことではなく
「フォルダのパスが変更される」
という点にあるのでしょうか。
……だとしたら、(ニンゲンにとって)分かりやすい操作手順が存在するワケでして。

■暫定の対策■
そこから考えて、僕が以前考えついて(その後は改良とかせずに)現在使っている対策は、次のとおりです。

◆A:当該アプリケーションを終了させて、少し待ってから“移動”する。
 ……かなり直感的&場当たり的な手法なので、オススメできません。

◆B:一旦フォルダを一時的に改名してから“移動”する。

  1. 当該フォルダを、改名する。
    (分かりやすいように、フォルダ名の冒頭に「_」を付けるetc.)
  2. 改名できない場合、当該アプリケーションを終了させる。
    1. それでも無理なら、関連アプリをすべて終了させる。
      (EDICOLORでリンクEPSファイルを使っている、と思ったらIllustratorでも開いていたetc.ある為。)
    2. それでも無理なら、WindowsExplorer画面(フォルダ・ファイルを見る
      ウィンドウ)をすべて閉じる。
      (ときおり効果が見られるものの、単に“時間を置く”だけで同様の効果が得られる可能性も。)
    3. それでも無理なら、Windows自体を再起動。

    改名できた場合、次のステップへ。
  3. 「Ctrl+Z」などでフォルダ名を戻す。
  4. フォルダを“移動”する。


複雑な手順に見えますが、基本的にはキィボード上にて

  1. 「F2」 (フォルダ/ファイル名変更
  2. 「Home」 (カーソル位置を行頭へ)
  3. 「_」(何を入れてもOK。しかし後で探しやすいほうがbetter)
  4. 「Enter」 (フォルダ/ファイル名変更 の確定
  5. 「Ctrl+Z」 (フォルダ/ファイル名変更 の取り消し

…と打てば【移動できるか否か】を事前に確認できます。

※「この操作の場合は確実に引っかかる」と分かるぐらい経験を積んできた
ら、「対策Bー2(アプリ終了)」→「対策B-1(フォルダ改名)」の順にし
ても良いと思います。(というより、“改名できない”場合が多いならば、そのほうが。)
 さらに慣れてきたら、「対策A(一時改名せず、アプリ終了させて少し待っ
てから移動)」……も、出来ると思いますが、これは時々自分で失敗していますので結局“非推奨”扱いは変わらず。


 で。なんか詳しい人が立ち寄って「根本原因は別のところにあるから、こんなふうにすれば抜本的対策になるぜよ」とかコメント欄に残していってくださるんじゃないかと夢想する今日このごろ。これが集合知。これがWeb2.0(ちと違う)。
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by fezn | 2006-10-26 23:30 | DTP

文字の話を漸く読了。カギの長さについては後日考えよう。

今週の超絶多忙は突破(というか先週日曜に、私的に出かけたりイロイロしなければ良かったカモ)して、今日は自宅でゆるりと読書。というか起きたら昼で、ウトウトしたら夕方だったのですが。(汗)

「+DESIGNING」Volume01 特集「文字。」を読了。
ふむ。予想通り面白ぅございましたー。
(言うまでも無いけれど)文字とか本とか大好きですからー。

でもp.130からp.133の欧文フォントのところ、いささか問題ありませんか?
時々用語が怪しかったり、載せるべき図版は「もちろん合ってるけど、この紙面ならもっと別のを見せたほうがイイじゃん」となむ。
もっとも「限られた紙幅で紹介せねばならないから」いたしかたないのだとは思います。そうすると色々削らねばならず、用語も説明を始まるとそれだけで一冊の本になってしまうから、大まかなところで初歩的な理解をさせるとか。
……まず4ページで、ってところが無謀なんですかね。

その他、気になったところ;

  1. p.126の本文、第3段落2行目にある「製版」は「整版」のことだと思いまふ。
  2. 写植機の発明史はモリサワ史観だと思いました。
  3. それからデジタルフォントの話だけで「仮想ボディとはなんぞや」というのはわかりますまいから、狭義の活字のところからその話を振っておかないと。これは紙面の工夫でなんとでもなるハズ。
  4. コンピュータ系で特に顕著ではありますが、あらゆる入門書系で同様なのですが「振り仮名をもっと活用していただけたらなぁ」と思います。「字面」って読めますか最初に? 全体、書くほうにとっては自明(と見える)から読み方は省略され、縦中横(タテチュウヨコ)を“タテチュウオウ”と読んでしまうような話が出てくるのではありますまいか。


なんか文句言ってるようですが、広告とか作るほうの人としては関与しない鉄と亜鉛は、その組版の考え方とか、引札の話とかは実に実に興味津々。前半の諸々の企画はすべて同様。
また、P.84の細谷氏の作品であるところのポスター。その2点(ことに勅使河原蒼風展の。)に衝撃を受けて。これ1956年ってことは半世紀も前の作品なワケですか!

そういえばカギ括弧の書体のみ変更する話が出ていたので思い出しましたが、ちくま新書では通常のカギ括弧と二重カギの代わりに、長いカギ括弧と短いカギ括弧を使っているのですね。
長さの違うカギ括弧は、EDICOLORだとSMI外字かEDI外字に入ってるんですが、アプリの組版機能で約物文字幅を制御してても影響が出ないみたいでシビア。なにか方法があるのかもしれませんが必要に迫られたコトが無かったので。

というかカギ括弧の長さについて知悉している編集者って、日本にどれだけ居るんでしょう。(僕は知悉はしてない。)
取引先の某社の社長の方のいわく、「昔は短いのが流行りでねぇ。最近は長いのが流行ってる」となむ。


さて、次は同じ「+DESIGNING」の「*03」、「the Design & Printing」か、藤崎慎吾『レフト・アローン』か、府川充男『印刷史/タイポグラフィの視軸』か、えぇと黒田鉄山『気剣体一致の「極」』か。


……というか中国語の予習復習しろよ自分。



(2006.09.29訂正)
誤:「限られたで紹介せねばならないから」
正:「限られた紙幅で紹介せねばならないから」
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by fezn | 2006-09-17 23:59 | DTP

鍵のかかったPDFを、いかにしてInDesignに貼り込むか。(プリントもロックしてあるのは今のところ無理)

(ここ数本のエントリ、本当に自分宛に書いた備忘録メールに数カ所加筆しているだけ。これは9/9深夜に未公開モウドでupしたあと、推敲しようと思って放置していて、9/13に公開モウドに。)

某資格の攻略本(ちと違う)の巻末に、某国家試験問題のPDFファイルを刷る話。
例によって僕の仕事ではないものの、例によってこの手の変換モノが舞い込むマイデスク。

■国家試験問題
=公の試験問題。
 (出版物に使用することは、権利上では「可」。)
=試験の公式サイトでPDFファイルが公開されている。
 ・フォント……エンベッドされている。
 ・プリントアウト……可
 ・テキスト選択……不可
 ・PDFの変更……不可。

→そのままでは使えない。
 (InDesign等に取り込もうとするとパスワードを要求してくる)

■対処法

※版元からオフィシャルに話を通して、
 非ロックドなPDFを貰えれば良いのだけれど、なんだかそのような話にはならない模様。
 大人の世界の政治というものはよく分からない。

・強制的にPDF化 もしくは EPS化
 ・プリントアウトとして、PS書き出し→エラー(だったと思う)
 ・EPS書き出し……書き出しは、できる。しかし貼っても出力できない。

・スキャンする?
 →綺麗なプリントアウトを、600dpiでscan
 →それなりに大丈夫な気がする。

・TIFF画像に変換★ (結局これを採用)
※フォントが埋め込まれている。
=GDIプリンタで出せる
=DocuWorksで、データ上のプリントアウト(?)
 が、できる。
=高解像度の、画像データになる。


■説明
・印刷(XDW変換)時に、「画像として印刷」にしないと
 字がガタガタになる。
・600dpiに設定しても、300dpiが上限だった。

しかし、それを
DocuWorksの機能で
JPG or TIFF書き出しすることは可能。(BMPも可)


単ページTIFFに書き出す。
※数十ページを一気に処理すると、メモリが足りなくなる。
 →分割して作業
 →連番ファイル名が、うまくつかない。
  →Windows基本機能orFlexibleRenamerを使用して改名。(別項参照)


入稿。


校了紙には、きちんと入ってる。
本になるのを待つだけかー。



(2007.12.追記)
「画像として印刷」をONにしないといけないのは、Acrobat4とか。
Acrobat7とかは、「詳細設定」>「画像として印刷」をむしろOFFにすべき。
……だった気がします。
(あとで調査して再度。)
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by fezn | 2006-09-10 02:35 | DTP

矢印でたどれ。NGな画像を。

(このエントリとか、自分宛に書いた備忘録メールに数カ所加筆しているだけ。)

QXとEDICOLOR。アウトな画像による影響。

QXもEDICOLOR同様に、
ある画像枠の中身がNGなEPSやJPGである場合、
それ以降に描画されるアイテム(オブジェクト)が全滅する。

で、EDICOLORだと
cmd(ctrl)+「←」or「→」で
オブジェクトの順番を辿れる
(そのため、問題のある画像が特定しやすい。)
が、QXでは類似のことはできるか?

とりあえずは片端から cmd+x でカットしておいてプリントアウト。
これでなんとかしてしまえる量だったのでまだマシ?

元データを作成する人が、左上から順番に作ってくれれば良いのだつまり。
無理か。
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by fezn | 2006-09-09 02:27 | DTP

“マゼンダ”でぜんぜん大丈夫。(いや駄目か。)

さて久方に少々ハイテンション。でも大丈夫。
(ハイテンションなのは、例によって諸般の事情とか、あるのでした。)
「全然大丈夫」という言い方は間違っているとは言いつつも昔むかしの活字の本に出てくるとか来ないとか。明治の文豪(ワープロ専用機ではなくて)の本とか。
『全然~ない』をいぢめる
http://www.geocities.com/CollegePark/Lab/5888/monqouen/zenzen.html?200631

マリオットの盲点: 全然大丈夫
http://assam226.tea-nifty.com/mariotte/2006/07/post_4a43.html

日本語調査 「全然大丈夫!」という言い方は変じゃない?
http://nhg.pro.tok2.com/reserch/reserch1-28.htm

ぼくのWeblog : くしゃみは全然オッケー
http://dancex2.cocolog-nifty.com/weblog/2006/02/post_1089.html

僕自身はと言えば基本的にはこの表現は使わないのですが、仮に「昔はOKでも今は駄目なんじゃ」と(いささか無茶な)否定する見解に立ってみたところで、これはきっと「問題あるか」的な問いを受けたときに応ずる「全然(問題ない)。大丈夫」という2つの文が結合したものでもあろうと想像する今日この頃、いかがお過ごしですか。

本題はまったく関係ないのですが、マゼンタの話。CMYKのM版。僕のところの仕事ですと、かなりの頻度で使われていたり。K版とM版で作って、M版は実際には赤系統の特色で刷るわけで。
んー。せっかく特色で管理する機能をDTPソフトが備えていても、なぜかM版で作って脳内補正するワークフロー。なぜ?

ま、そのあたりの事情に起因する印刷事故とか、先日もありましたし。
げふぅ。
最初、特色で作ったデータをマゼンタに置き換えていたせいで、換え残しのアイテム9個だけ、K版でもM版でもない謎の版になってしまい、製版段階で“捨て”られてしまったとの由。でも別の方法を使うと、うまいことM版に統合されるそうで、そのあたり印刷機というモノをよく分かっていない鉄と亜鉛は「途中で色を換えるのは怖いようシクシク」となむ。

マゼンタ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/マゼンタ

Wikipediaにある通り、Mは「magenta」のMなので「d」ではなくて「t」です間違いなく。

EDICOLOR6.0のスクリーンショットを掲載。カラーパレットを開いたところ。
b0062477_1311745.jpg

ほら。本式のDTPアプリはきちんと「マゼンタ」になってるわけです。

これは「ダ」の人が多そうだと思いますゆえに、そこは早速Google検索結果で調べてみたりするのが当然という風潮の昨今、さらに新しいものを求めると、それを単一のリンクで表現できる「Google多数決」という面白いサービスが出来ていたので、そこを使って聞いてみました。
Google多数決
http://aql.osx.cc/GoogleMajority/?word=マゼンタ/マゼンダ/マジェンタ/マジェンダ


負けてないぞ「マゼンダ」!
それほどは。

ま、ギョーカイの人もカナリの確率で「まぜんだ」と言ってるような気がしますし。
きっと「混ぜんだ」と言ってるのと混ざってるんですよ。インキを混ぜんだ。

ところで数年前の僕において100%、昨今の僕においても40%ぐらいの確率で「d」で発音していることは秘密だ!
そして残り60ポのうち半分くらいは「マジェンタ」と発音していることも秘密。


と、書く文章にしてもそう言えば「くらい」と「ぐらい」の表記揺れをしていますね。

表記揺れと言えば、なんだかEDICOLORのメニュウにも表記揺れがあったような記憶がしたりして探してみますと、
……あ。これですね。印刷のダイアログの4色分版モウド。
これを使うと、M&Kで作らないと行けない図版がCMYKになっているものとかが発見できて素敵。しかし紙が無駄に消費されてしまうという問題もあり。
b0062477_133237.jpg

Windows版EDICOLOR6.0のスクリーンショット。
b0062477_1333135.jpg

………あれ?
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by fezn | 2006-08-01 23:25 | DTP

新PCに移行したら Acrobat Distiller がプリンタ一覧に認識されなくなったような気がする場合の対処

さてさて前回の続き。
前回というとアレです。

FeZn/Bookmark : PDF生成。PSドライバによって用紙サイズが変わったり変わらなかったり。
http://fezn.exblog.jp/5263303/


で、コメント欄にて、かくのごとく。
Commented by CL at 2006-07-17 21:31 x
EDICOLOR よく知らないですけれども PDF 書き出し用の AdobePS 由来のプリンタドライバ(プリンタ名としては Distiller Assistant とか、Acrobat PDF とか Adobe PDF とかそんな関係のやつ)使わないんですか?

Commented by FeZn at 2006-07-18 12:52 x
確かに元来のWindows環境だと本来……というかPDF化はあまり(以前は)やらなかったので最近ですが、Acrobat4.0の「Acorobat Distiller」を使います。
が、PCを入れ替えたらPDF Writerしかプリンタとして認識せず、当時は「そうかOSの違いのせいか」と早合点してゼロとかキヤノンのを使って「試作→印刷会社さんのほうに渡して検証→その仕事ではOK→別件でも試用→いまのところOK」という流れです。現在。
プリンタとして認識されない原因は判明したので直せばよいのですが先送りになっている今日このごろです。


Acrobat4.0の話。
新PCに移行してみたところ、なぜだかプリンタの一覧に「Acrobat Distiller」が認識されず、「Adobe PDF Writer」のみとなってしまったり。
さあ困った。……しかしPSファイル生成&DistillerでPDF化、してみたものを印刷会社さんに送ったり諸々してみて、まあ実体のあるプリンタのドライバで問題ないという結果が出たので「まあ、いいか」という昨今。
一方インストールしてみたところ問題ない(Distillerがプリンタの一覧に出る)ものもあり、「ふむXP Proとhomeの違いか。あるいはSP2とSP1の違いもあるだろうか」といったことを考えていた次第です。あとから思えば滑稽と申しますか何と申しますか。
てゆうか、ちゃんとアラートが出ていたので、まったくもって自爆事件。

「Acrobat4.0」→「実体のあるPSプリンタ」の順 → Distillerがプリンタとして入らない。
「実体のあるPSプリンタ」→「Acrobat4.0」の順 → Distillerがプリンタとして認識される。

ということの模様。
いや、まだ実際に入れ直して確認はしていないのですけれど。
いまのところ「DistillerをPSドライバとして使わねばダメじゃ! 実PSプリンタのを使うな!」という状況にぶつかっていないのでソノママなのですが、色々なところとやりとりをしたりする(環境を揃えたり諸々)際に、やはりAdobeさんのやつがあったほうが良さげであろうと思いますゆえに、今度リトライ。
(6は無いから丁度良い~、のかな? 7は別のノウトにのみ入ってます。)

……あれ。5.0の場合はまた違うような気もしますが、まあ取り敢えず。
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by fezn | 2006-07-19 12:35 | DTP

PDF生成。PSドライバによって用紙サイズが変わったり変わらなかったり。

本来の題名は「Distiller経由でPDFを生成する際に、利用するPSプリンタドライバによって用紙サイズが変わったり変わらなかったり。」
しかし長すぎたのでエラー。
というわけで今回はPDFの話。というかDistillerの。あるいはPSドライバの。

EDICOLOR6.0での仕事をやっていたとき&その後の経緯から判明。というか世の中ではきっと常識なのでせう。ふむ。

ほかでの組み合わせは未検証ではあるものの、
  1. EDICOLOR6.0(win) から
  2. PSプリンタのドライバを利用してPostScriptファイルを書き出し、
  3. Acrobat Distiller 4 or 5 でPDF化するとき、

EDICOLORの用紙設定(=プリンタドライバの設定)が優先される場合と、Distillerのジョブオプション設定が優先される場合、2パターンがあります。

……たとえば、A4の紙面。塗り足し部分を入れるためには、少し大きくなくてはなりません。
プリントアウトするときと同様に、EDICOLOR用紙設定で「B4」、Distillerのジョブオプションで「A4+天地左右3mm」と設定したとします。

→生成されるPDFが「A4+天地左右3mm」になるときと、「B4」になるときがあります。

どういうことかなー、と思っていたのですが、どうやら以下のような感じ。

  • Canonのプリンタのドライバ
    ……EDICOLOR(&プリンタドライバ)の設定が優先される。
  • Xeroxのプリンタのドライバ
    ……Distillerのジョブオプションの設定が優先される。


PostScriptファイル内に書き込まれた用紙設定(?)が、Distillerのジョブオプションよりも優越するわけですね。

もっとも、機種によっても異なるのかもしれません。
基本的にはXeroxドライバ(からのPSファイル)のほうが普通の挙動なのでしょうか。
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by fezn | 2006-07-17 17:11 | DTP

二段階PDFとかTIBFとか。

さてさて昨今本当に更新していないですが、まあRSSリーダ経由とかアンテナ経由とかで見てらっしゃるのだろうと勝手に想像して「まあいいか」となむ思ったりする夜中です。こんばんは。

僕が作ってるわけじゃない本について、「印刷する為にはどうしたら良いか」となむ問われたり頑張ったり。
てゆうか組版アプリ~出口、までの経路をきちんと設計して欲しいのであります。事前に。
……だがしかし、そうもいかないのが現実のシゴトというやつですけれど。

第一段階。
「PostScriptファイルそのものを呉れぃ」
→「ほいさ」
→→「出力できなんだ」

第二段階。
「じゃあPDFファイルで呉れぃ」
→「ほいさ」
→→「これも出力できなんだ。フォント関係のエラーが出よる」

第三段階、
「というわけでフォントは全部埋め込んだPDFを呉れぃ」
で直接僕が電話に出たりして色々聞く。むー、と唸ったり。

今回は、元がWindows版EDICOLOR+和文モリサワCIDをAFMで使用、英文の部分がWindowsTTフォント、という仕様。
生データEDICOLOR記事ファイルそのままで出してくれるところもあれば、「TTのみPDFに埋め込み、モリサワCIDはセッターに有るものを使用」なる仕様でOKであったり(それでちゃんと刷り上がってきた)。ちょっと前まではEPSが(僕の周囲では)流行っていたような気がしますがそれは流行とかそういう問題でないかもしれず。

某大手印刷会社の方は「なんでもいいからフォントは全部埋め込んでくれ」となむ仰る。
「えー。WindowsのEDICOLOR6.0からのPDFでA-CID リュウミンR-KLを埋め込むのは物理的に無理ぢゃん」となむ心の中でFeZnつぶやいたものの、あのエントリを想起したり。

実験る~む ぬげー、しらんかった
http://dslabo.blog4.fc2.com/blog-entry-494.html

ダイナミックダウンロード対応アプリから、フォントエンベッドして書き出したPSファイルを、フォントのインストールされていない環境の『Acrobat Distiller』でPDFを作成してもフォントがエンベッドされる。

となむ。

ん。ということは、
1.「組んだWindowsマシン上で、TTフォントをEDICOLOR(ダイナミックダウンロード対応)からPS書き出しするときに埋め込む」
2.「そのPostScriptファイルをMac(モリサワCIDのATM搭載)上のDistillerでPDF化(するときに、和文CIDフォントを埋め込む)」
という手順で、「Windowsの欧文TTフォント」も「Macモリサワフォント」も同一PDFファイルにエンベッドできるのではあるまいかと想像。

で、やってみる次第。

結果。
b0062477_092769.jpg

おおお。出来るじゃないですか。

※『そのデータをMac版EDICOLOR6.0(モリサワCIDのATM版フォント搭載Mac)で開いて「PS書き出し」→「distillerでPDF化」ってすれば良いぢゃん』という考えもできるのですが、(少なくとも今回使用の)英文TTフォントのWin←→Mac互換性が確保できませんでしたのでー。

しかしこんなので良いのでせうか。(設計者が想定していないかもしれないクロスプラットフォーム連携)
印刷会社さんのresは、担当者経由で聞いたところによれば「このPDFで、おっけい」との由。

とりあえず次の段階待ち。


さて、そんなことをやっているうちに、なんだかまたTIBFの季節ですがどうしましょう。
http://web.reedexpo.co.jp/tibf/
実はTIBF2006までにひとつ面白い(かもしれない)企画を考えているのですが、この状況では出来るかどうか。

たぶん面白いです。いちおう構想2年。



あと、自動組版について新しい情報を大量に仕入れたのですが、特定の情報なので書けないかもしれず。
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by fezn | 2006-06-06 00:07 | DTP


メディアの海の片隅で、ぷかぷかと漂っているクラゲ。文字とか組版とか、勉強中。


by fezn

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