二段階PDFとかTIBFとか。

さてさて昨今本当に更新していないですが、まあRSSリーダ経由とかアンテナ経由とかで見てらっしゃるのだろうと勝手に想像して「まあいいか」となむ思ったりする夜中です。こんばんは。

僕が作ってるわけじゃない本について、「印刷する為にはどうしたら良いか」となむ問われたり頑張ったり。
てゆうか組版アプリ~出口、までの経路をきちんと設計して欲しいのであります。事前に。
……だがしかし、そうもいかないのが現実のシゴトというやつですけれど。

第一段階。
「PostScriptファイルそのものを呉れぃ」
→「ほいさ」
→→「出力できなんだ」

第二段階。
「じゃあPDFファイルで呉れぃ」
→「ほいさ」
→→「これも出力できなんだ。フォント関係のエラーが出よる」

第三段階、
「というわけでフォントは全部埋め込んだPDFを呉れぃ」
で直接僕が電話に出たりして色々聞く。むー、と唸ったり。

今回は、元がWindows版EDICOLOR+和文モリサワCIDをAFMで使用、英文の部分がWindowsTTフォント、という仕様。
生データEDICOLOR記事ファイルそのままで出してくれるところもあれば、「TTのみPDFに埋め込み、モリサワCIDはセッターに有るものを使用」なる仕様でOKであったり(それでちゃんと刷り上がってきた)。ちょっと前まではEPSが(僕の周囲では)流行っていたような気がしますがそれは流行とかそういう問題でないかもしれず。

某大手印刷会社の方は「なんでもいいからフォントは全部埋め込んでくれ」となむ仰る。
「えー。WindowsのEDICOLOR6.0からのPDFでA-CID リュウミンR-KLを埋め込むのは物理的に無理ぢゃん」となむ心の中でFeZnつぶやいたものの、あのエントリを想起したり。

実験る~む ぬげー、しらんかった
http://dslabo.blog4.fc2.com/blog-entry-494.html

ダイナミックダウンロード対応アプリから、フォントエンベッドして書き出したPSファイルを、フォントのインストールされていない環境の『Acrobat Distiller』でPDFを作成してもフォントがエンベッドされる。

となむ。

ん。ということは、
1.「組んだWindowsマシン上で、TTフォントをEDICOLOR(ダイナミックダウンロード対応)からPS書き出しするときに埋め込む」
2.「そのPostScriptファイルをMac(モリサワCIDのATM搭載)上のDistillerでPDF化(するときに、和文CIDフォントを埋め込む)」
という手順で、「Windowsの欧文TTフォント」も「Macモリサワフォント」も同一PDFファイルにエンベッドできるのではあるまいかと想像。

で、やってみる次第。

結果。
b0062477_092769.jpg

おおお。出来るじゃないですか。

※『そのデータをMac版EDICOLOR6.0(モリサワCIDのATM版フォント搭載Mac)で開いて「PS書き出し」→「distillerでPDF化」ってすれば良いぢゃん』という考えもできるのですが、(少なくとも今回使用の)英文TTフォントのWin←→Mac互換性が確保できませんでしたのでー。

しかしこんなので良いのでせうか。(設計者が想定していないかもしれないクロスプラットフォーム連携)
印刷会社さんのresは、担当者経由で聞いたところによれば「このPDFで、おっけい」との由。

とりあえず次の段階待ち。


さて、そんなことをやっているうちに、なんだかまたTIBFの季節ですがどうしましょう。
http://web.reedexpo.co.jp/tibf/
実はTIBF2006までにひとつ面白い(かもしれない)企画を考えているのですが、この状況では出来るかどうか。

たぶん面白いです。いちおう構想2年。



あと、自動組版について新しい情報を大量に仕入れたのですが、特定の情報なので書けないかもしれず。
[PR]
by fezn | 2006-06-06 00:07 | DTP


メディアの海の片隅で、ぷかぷかと漂っているクラゲ。文字とか組版とか、勉強中。


by fezn

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

最新の記事

そろそろBlog再開しますかね
at 2015-01-31 04:32
ようこそFeZn/Bookm..
at 2014-12-31 23:59
スクープ! QWERTY俗説..
at 2013-06-20 01:56
更新してなかった月日に関する諸々
at 2013-06-16 13:24
「文字とコンピュータ」第一回..
at 2011-10-20 15:28
なんとなく作業用メモ……その..
at 2011-07-27 19:35
私家版・「様々な訓読み」(2..
at 2011-07-25 05:43
常用漢字表・付表=熟字訓(2..
at 2011-07-25 04:14
可動SPICA募集中(亮月製..
at 2010-10-08 20:56
(記事移転)「和文フォントの..
at 2010-09-18 21:22
(記事移転)先にアリガトウと..
at 2010-09-18 21:06
(記事移転)Excel で重..
at 2010-09-18 21:01
(記事移転)【memo】DT..
at 2010-09-18 20:57
(記事移転)『「成り立ち」「..
at 2010-09-18 20:47
(記事移転)グリフ主義そして疑問
at 2010-09-18 20:30

カテゴリ

全体
Bookmark
Typeface
DTP
EDICOLOR
Script
Source
Stationary
Wandering
Books
TIBF
未分類

検索

ライフログ


古代史の謎は「海路」で解ける (PHP新書)


[図解]偏差値41から東大に合格した人の「記憶術」「読書術」「時間術」


[図解]武士道 逆境に負けない不屈の精神、何事にも動じない心を鍛える


[証言録]海軍反省会 7


文字の組み方―組版/見てわかる新常識


文字の骨組み―字体/甲骨文から常用漢字まで


欧文組版 組版の基礎とマナー (タイポグラフィの基本BOOK)


日本語組版の考え方


文字をつくる―9人の書体デザイナー


欧文書体 2 定番書体と演出法 (タイポグラフィの基本BOOK)


欧文書体―その背景と使い方


シーリングワックスの本―基本の使い方からアレンジ法まで


文字のデザイン・書体のフシギ 神戸芸術工科大学レクチャーブックス…2


アイデアのつくり方


印刷史/タイポグラフィの視軸―府川充男電子聚珍版


フォントブック[和文基本書体編] (+DESIGNING) (+DESIGNING)


「印刷雑誌」とその時代―実況・印刷の近現代史

最新のトラックバック

私家版・「様々な訓読み」..
from FeZn/Bookmark
[文字][event]2..
from FeZn/Journal
イラレ9やインデザ2の、..
from FeZn/Bookmark
「アドビのアプリがなにや..
from FeZn/Bookmark
竹村真一『明朝体の歴史』..
from FeZn/Bookmark
写研書体と機械についての..
from FeZn/Bookmark

以前の記事

2015年 01月
2014年 12月
2013年 06月
2011年 10月
2011年 07月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 04月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 07月
2007年 04月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月

Anchor

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧