文字を巡る外書演習(その1)

(3/27に書いて、3/29に公開モウドした文章)

昨今、必要と趣味の両面の理由から、英文を以前より読む羽目になっている鉄と亜鉛。しかし半分が趣味でありますゆえにか、わりあいサクサクと読めている気がする文書群。
いや実際のところコンピュータ用語や欧文書体関連の用語というのは英語ベースで記憶していたりするので分かりやすいというだけの話なのですが。

(昨今思いました。ツッコミどころを残しておくほうが、その先につながるってことを。エントリを書くに際して。
……が、僕がこの分野で書く勉強ログは、放っておいてもツッコミどころだらけなので、そんなことは不必要だと思いますがー。)


というわけで外書演習。打つと害書演習と変換されて憂鬱。外国語文書、の略なんですかねこれは。法学部とかだとフランス語の文献を読まされるそうですが、人類学の授業だとそういうことは少なくて英語になるのではないかと経験&類推。
で、文字関連の英文を読み解こうというこのシリーズ。
飽きたら終了します。
というかもともと解説できる能力なんぞ無いので、ただ自分が読んだログに過ぎないのですが。


「fonthaus」サイト内のコラム集。
x-height: FontHaus' Online Magazine
http://www.fonthaus.com/xheight/

まずはこいつから読んでいきませう。
数式関連の単語に見慣れないものが混ざっていますが、スペースアルクのサイトにあるオンライン版の英辞郎でOK。


x-height: FontHaus' Online Magazine : OpenType
http://www.fonthaus.com/xheight/opentype.cfm

ひとつ目。
OpenTypeフォントのプロパガンダ的内容の文書です。
以上!

…………それでは身も蓋もないので、もう少し。
日本語環境では、たくさんの漢字を扱えることが宣伝されるOpenTypeフォント。
英語なんざ256字あれば充分ぢゃ!
って言えるうちは未熟なのです多分。
(「言えるうち」もしくは「言えてしまううち」)
欧文組版でも拡張された文字セットは重要らしく、それが文中でかなり強調されています。多分。
アラビア数字にしても「オールドスタイル数字」とか使いたかったり、リガチャ(合字)とか必要ですし。あと「オルタネート文字」とか。

ま、それ以外の書いてあることとか、利点の列挙される順番とかも、日本語フォントのOpenTypeのプロパガンダと似たようなもんです。
……たぶん。
「後方互換性OKで、Win&Mac両方OKで、字数が多くて、フルに使うには対応アプリが必要で、異体字切り換え機能が充実してる。」

小林章『欧文書体』と日本のOpenTypeプロパガンダを読んでおけば、だいたい意味は取れる(た)んぢゃないかと想像。

で、余所に飛んで。
その小林章氏の英文インタビューがあるので見てみませう。

PingMag - The Tokyo-based magazine about "Design and Making Things" ? Archive ? Akira Kobayashi: transcending typo boundaries
http://www.pingmag.jp/2006/03/24/akira-kobayashi-transcending-typographic-boundaries/


……面倒なので日本語版に行きますかね。


PingMag - 東京発 「デザイン&ものづくり」 マガジン Archive 小林 章:タイポグラフィーの境界を超えて
http://www.pingmag.jp/J/2006/03/24/akira-kobayashi-transcending-typographic-boundaries/


でもこちらは訳語が変。
ハーマンとか。
type foundry→活字鋳造所(確かに辞書的には間違いではないけれど)とか。
活字面ってのは違和感も感じるし。

というわけで読み比べると、まるで「対訳つき教材」!
……普通は正しい訳で勉強するわけですかね。
ま、むしろ逆にその齟齬の中から正しい意味と語の拾い方を習得していけるのぢゃあないかな、と妄想。


Fonthausのサイトに戻ります。

x-height: FontHaus' Online Magazine : The QWERTY Keyboard
http://www.fonthaus.com/xheight/qwerty.cfm


QWERTYキィボードについて。
内容は……
TrackBack受け付けてていたら、間違いなく安岡先生が砲撃してそうな雰囲気の。
(http://slashdot.jp/journal.pl?op=display&uid=21275&id=301838参照)

……次に行きます。
(だんだん飽きてきたらしい。)

x-height: FontHaus' Online Magazine : You Say Bodoni...
http://www.fonthaus.com/xheight/bodoni.cfm

Beatlesの曲のパスティーシュでしょうか、このタイトル。



で、Bodoniについては『ボドニ物語』がまだ最初の数頁しか読んでいないので、卑怯にも日本語文献で概略を全部把握してから読むことにします。
(完全に飽きてきたらしい。)



このシリーズは飽きたので1回で終了します。
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by fezn | 2006-03-28 23:59 | Typeface


メディアの海の片隅で、ぷかぷかと漂っているクラゲ。文字とか組版とか、勉強中。


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